DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006/04/19 ?1,980
交通事故にあって以来、記憶障害で短期の記憶を維持できず、一晩眠ると忘れてしまうルーシー。そんな彼女に恋したヘンリーは、毎日彼女にアプローチしてはフラれる日々を繰り返す。しかし、彼女の中に変化が訪れていた。恋はルーシーの病を治すことができるのか…。


博士の愛した数式やメメントと同じ、短期記憶障害のお話です。
実際はファンタジーのようなもので本当の人間にありえる病気なのかと少し調べてみましたが、同じようにある一点から先の記憶が覚えられなくなる「前方性健忘」として海馬に障害が残るとこういう現象が起こることがあるようです。

前に上げた2点の作品と大違いなのはこの作品がラブコメであること。
毎日、ヘンリーはルーシーを口説く。そして彼女から恋をさせるけれど、ベッドインして朝になればまた忘れてしまう。そんな不毛な毎日の繰り返しなのだ。

この映画がとても好感がもてるのはこの二人だからだと思う。色男すぎず綺麗すぎず、愛すべき二人。人のよさそうなアダム・サンドラーとぽっちゃりして童顔の愛らしいドリュー・バリモアだからですよ!
私は何度もいうように心の狭い人間で、他人の色恋は映画とて「ケッ」てな気分になるのですが、この映画だけは、じれったく、彼らのハッピーエンドを願わずにいられなくなってきた。彼らが初めてのキスをするシーンは本当ジーンとしたよ。何度ハッピーエンドになってもまたルーシーはヘンリーを忘れ、他人からのやり直し。しかし心にひっかかる何かが少しづつ増えてくる。

夢のない話をしちゃうとさ・・・
例えば私が同じように一日だけの記憶しか持たない人間になったとして、一日にして恋に落ち、そしてまた明日も恋に落ちる。
よほど容姿が好みじゃないとなせる技じゃねーよなーと思ってしまった。あぁー。いっちゃったいっちゃった。(笑)

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