電車の中で何気なくネットをみていて、みつけたスレ。
もう我慢できなかったよ。おかしい人と思われたとしても笑うしかなかったよ・・・(泣笑
「もしもシリーズ」、もしもこんな学校があったら?と仮定したネタスレ。

『スティーブンセガール高校』
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1103594230/

秋林さ〜ん、入ります??

NHKにようこそ!

2004年12月22日 読書
自分のひきこもりの原因にはある陰謀が絡んでいると信じ込んだ佐藤達広。彼はその陰謀に対峙することを決意する。そんな達広の前に現れたのは、日傘を差した清楚な美少女だった。彼女はなぜが、達広につきまとい始めて…。



『引きこもり』による『引きこもり』の小説。このことがいいんだか、悪いんだか悩むな。
だってこの作者は引きこもり続けられる理由と経済力をつけちゃったわけだし。
あ、でもメディアにゾクゾクと顔出してる時点でもう違うか・・・

ボイルドエッグラインは非常に面白い作家を見つけてくるものだ。
三浦しをんといいこの人といいね。
http://www.boiledeggs.com

このストーリーをみたとき一時期ネットで流行した「絶望の世界」という小説を思い出した。
絶望の世界は本当もう名の通り絶望で気持ち悪くて反吐が出るようなグロい小説なのに読むのを辞めることができない。
気がついたら全部読破していたんだった。
「NHKへようこそ」はその「絶望の世界」を少しライトにした感じだろうか。

昔、私も半ひきこもってた時期があった。
必要最低限以外は何を見るのも聞くのも辛かったので、ひたすらひたすら眠り続けていた。
そんなとき勿論自分が原因なのはわかっているけれど何かの理由が欲しい。
誰かのせいに出来たならば、ものすごく体が軽くなる。
だって自分の鬱々をした気分は「何か」のせいなんだものね。
主人公の彼はその何かを「NHK」という組織のせいにした。
しかし、中盤その設定をほったらかしすぎだと思う・・・

物語としてはグイグイ引きこまれるのは前者(絶望)だが、こちらのほうが私は好きかもしれない。
引きこもりの現実は辛いものだけれど、物語くらい救いがあって欲しいもの。
無茶な菅野彰と体力ナシの月夜野亮、無謀な雁須磨子によるトラブル満載の爆笑ベトナム旅行! ベトナムビギナーによるベトナムビギナーのための手引きにさえなるのかさえ怪しいベトナム本。


メリークリスマス♪
本日更新してるってだけで負けな気持ちでいっぱいです!!(涙
ただただ本や映画の感想を書き散らした、この場所が気がついたらなんと2万ヒット!
うわー。嬉しいなぁ。
今まで色々なサイトを作ってはつぶし、作ってはつぶししてきましたが、こんなに読まれたことはなかったなぁ・・・
これからもチマチマ更新していくつもりですので、宜しくお願いいたします!!

***********

書きにくいなぁ・・・
というのは、作者(達)のセンスというか、求めてることと私が最初から最後までズレてしまってるのだ。
私が今現在「ベトナム本」に求めていることは、「ベトナムの魅力」であって、友達同士の珍道中じゃないんだよなぁ・・・
私も勿論そうなんだけれど海外にいくとチキンになって外国人に萎縮してしまう。
その中でどんだけ行動できるかが旅行記の面白いところ。
たかのてるこは女性にはありえない行動力で現地人についていったり、旅行者同士で素敵な出会いをする。
今回きっと女性が3人ということで、日本人同士ぴっちり固まってしまってるので面白エピソードもごくありふれた一コマなので外国に行けば誰もが経験するようなことだと思う。

漫画家がメンバーに入ってることでかなりイラストも期待していたんだけれど・・・
これまた古臭い。思わず出版年数を確かめたくらい古臭い。
高階良子かよっ!魔界樹かよっ!ってなくらいの70年代少女漫画なタッチ。
彼女の作品をamazonで調べたら、ごく普通の綺麗な絵だったんだけどね・・・
やっつけシゴト!?
小学生ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が勃発した。新興住宅地で家族と共に平和に暮らす富樫修は、小学校6年の息子の部屋で、事件にかかわるある物を目にしてしまう。その後、次々と見つかる息子犯人説への物証。「なぜ、我が子が」という戸惑いと、息子の将来だけでなく、自分も家族の未来も破滅するという恐怖。免れようのない悲壮な現実を目の前にしたとき、人はあらゆる知識と想像力を総動員して逃げ道を探す。自分を守るため、そして家族を守るために。


以前事件と酷似してることで書きました。(http://diarynote.jp/d/43633/20041208.html

本編に入る前に書いてある言葉。確かこんな言葉だった。

「顔見知りのあの子が誘拐されたと知った時、驚いたり悲しんだり哀れんだりする一方で、わが子が狙われなくてよかったと
胸をなでおろしたのは私だけではあるまい。」


胸が痛いよ。
だってこれは本当の気持ちじゃん。誰だってそうだもの。
この言葉に私はグイっと魅せられてしまったのだ。

この本のテーマはひとつ。「誘拐」という事件にまだ幼い息子が加害者になってしまった父親の気持ち、苦悩なのだ。
昨今、子供による凶悪犯罪が増えている。(ように感じる)
しかしデータをみるとさほど増えてないらしい。
子供を「言葉の通じない怪物」のようにしてしまったのは、大人とマスコミだよね。
誰にだって子供だった時代はあったはずなのに、考えていたことがどうしてわからないんだろう。
わからないことを「ホラー」だとか「ネット」だとかのせいにしすぎではない??
ま、何かしらのせいにして大人がすっきりしたいだけなんだろうね。

事の結末が、放り投げられてる感があって読んでてすっきりしない終わり方だ。
エンドは微妙なんだけど内容はとても濃くて読み応えがあった。
aperitivo のシリーズはヴィレッジバンガードで何度も手にとったけれどどうも踏ん切りがつかない。

ほどよくまとまってる感じで、これといってピンと来るものがないのだ。
aperitivoシリーズの最新版がこれ。
内容は以前同様、綺麗にまとまってるんだけどさ・・・

ちょっとこれジャケが卑怯だよ・・・
かわいすぎるだろー?この子。

★試聴はこちら(MUSICよりジャケットをクリック)
http://www.aperitivorecords.com/

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