SPIN OUT60s

2004年12月6日 音楽
あれ〜amazon上では画像が出てるのに表示されない?? orz

池田正典のスピンアウトシリーズは私のいく店ではかなりもう品薄になってきていて入手しがたい。
ネットショッピングはあまり好きではないし。
その中でもこの60’sのものは一昔前はたまに見かけたのにここんとこめっきりみない。
うっかりお店の人に聞いた日にはたらい回しにしたあげく 「ありません!」といわれるだけ。
しかしクラブジャズ、ラウンジ系は都内のそこそこ大きめなショップにいっても店員でさえ知らないことが多い。
このアルバムは正直もう入手を諦めていたのだ。

しかしこの間ラクーアのヴィレッジバンガードにいったところ山積みになってたよっ!(感涙
ヴィレッジバンガードのCDセレクトはきっとJPOP好きな方なんかにはたまらなく退屈なラインナップなんじゃないかなぁと思う。ラウンジ系ばかりがどこいってもゴロゴロしており、HMVでの浜崎あゆみが、ここではスピンアウトやLAVAだ!
隣に鎮座するは中塚さんのキップゾーン!セットで買わせていただきましたとも!(11/10の日記参照:http://diarynote.jp/d/43633/20041110.html

今までのポップなテクノとうってかわって60’sの曲のかっこいいものばかりをセレクトしてリミックス。
結構60’sもフレンチポップも好きで聞いていたのに知らない曲ばかりだよぅ。
ねぇ、ノリ君。どっからこんなかっこいい曲をセレクトしてきたの??
もしこのアルバムのようなセレクトで曲をかけてるバーがあったならば、その雰囲気にたちまちメロメロで毎日通ってしまうだろうなぁ。

試聴サイトみつかりませんでした・・・orz
おぉ〜と〜もよぉ〜♪
一方的にでも心の友認定ですっ!
ふといつものように試聴サイト巡りしてると私の持ってるCDと同じものばかり羅列してあるサイトで思わず前のめり。
自分の掲示板でさえ、あっという間に消滅させてしまうので他人様の掲示板なんか書き込んだことは数えるほど。
しかしあまりの嬉しさに速攻書き込みしてしまった。(恥

よく友達に聞いてる曲を「どんな曲?」と聞かれることが多いのだけど、私はいつも答えることができない。
「お酒飲むときの曲〜」だとか「晴れた日のオープンカーで聞く曲〜」だとかそんなアバウトっぷり。

あぁ、ここの管理人さんの鬼丸さんみたいに評すればいいんだよなぁ・・・

http://yzfforum.fc2web.com/KANMI-MENU/kanmi-menu.htm

B型陳情団

2004年12月3日 読書
いまどきの世の中のカンチガイをB型人間のオクちゃんが徹底的にチクリチクリする大爆笑エッセイ。青年の主張!A、O、AB型の方にもよく効きます。


奥田の本が借りられない・・・orz
すごい予約数で足がすくみ、予約をするのも嫌だ。
全部で5件しか予約できないのに、何ヶ月も一枠取られちゃうし。

本当なら「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」が読みたいけれど、もう奥田ならなんでも構わない。
で、わけもわからず借りてきたら随分前に書かれたエッセイでした・・・うぅ。小説が読みたかった。

面白いなぁ。
あぁ、いるよね。重箱の隅をつつき、それでなおかつ自分で独自の(一見正当な)理論をぶちたてて絡んでくる人。
作者自身も言っているが、連載でチマチマ読むと あはは、こんなことに怒ってるよ!と思うけれど
全部まとめて読むと癇癪持ちでいつも地団太踏んでキィキィいってる人みたいだ(笑

嫌だから嫌!そういえばいいのに周り口説く自分を納得させるために一生懸命ブロックを組み立ててる。
なんてかわいい人なんだ!(←ダメンズ)

あぁああ・・・・でも空中ブランコ読みたいんだってば。
人気ある作品はチャッチャッと読んで次まわしてくださーい♪
むぅー知らなければよかったのに・・・

明日西麻布イエローでGRAND-TOURISMEがある。
DJはFPM,AKA,フリーテンポだってさ・・・
ビッグゲストって誰だろうかぁ・・・
フリーテンポはなかなか見られないんだよなぁ・・・行きたいなぁ・・・

http://www.club-yellow.com/
平松洋子の食卓には、日がなくつろぎを求めて家族や友人が集まってくる。サクラの花でお茶を一服、落ち葉を使ったおもてなし、うつわ好きのひらめき…。毎日が少しずつうるおい、ちょっとずつハッピーになる秘訣を紹介する。


テーブルコーディネートのあまり上手じゃない私にとっちゃ、この本は目からウロコ。
例えばお茶碗のかけらを磨いて箸置きにしたり。
和菓子を食べる竹のフォークみたいなもので果物を食べたり。

ちょっとした工夫でおいしい時間が過ごせるんだなぁ・・・
自分がもっぱら視覚で食事をするというのに、今まで何も拘ってこなかった。
ちょっとづつちょっとづつおいしい料理を作れるようにセンスを磨こうっと。

忘れた頃またこういう本を眺めて自分を刺激せねば。
amazonで検索すると出てくるのにレビュー画面はでない・・・(涙

フリーテンポのサイトを久々にチェックしてたら、すごい数のCDを出してた。どれもこれもオムニバスに一曲とかそんなんなんだけどね。(ふて寝)

しかし久々に1月にミニアルバムが出る模様。嬉しいなぁ・・・

色々なところを検索して回ってたら偶然試聴サイトを発見したのでなくさない為にメモメモ。

アルバムの出来は身を乗り出すほどではないけれど、何せメンツが豪華。福富、野宮、スタジオアパートメント、須永とくれば期待しちゃうものね。

http://www.juno.co.uk/IP/IF154953-01.htm

須永の曲が私は好きかなぁ・・・
渋谷を根城にファイトパーティーを主宰し、トップにのし上がったストリートギャング雅。頭のアキとカオルは、ある日仲間が持ち帰った大金を見て驚愕する。その金は、ヤクザが経営する非合法カジノから、三人組の男たちが強奪したものだった。金の行方を追う強奪犯とヤクザ。絶体絶命の状況を脱するためにアキとカオルが立てた作戦とは。



くぅ・・・・(嗚咽)
これほどの本に久々に出会えるとは思ってなかった!

嬉しい嬉しい!
なんて面白い本なんだ。
この本はページの隅から隅までびっしりと書き込まれている。(あ、いや実際にではなくイメージでね)
同じページ数の作品でもどこかスカスカして風が吹いているような本はいくらでもあり、それがまた魅力な作品もある。
だけど、この本は本当隙がない。
一人のキャラクター、一つのエピソードが中世の具象画みたいに緻密に描かれているので、どのシーンにものめりこめて、どのキャラクターも情が移る。

普通主人公と敵対する相手は描かない。
悪役なら悪役のミステリーな部分を読者に想像させるためなのか、未知なる脅威に描くのに、
ヒートアイランドはびっしりだ。生まれてからどういう感情で育ったか。どうしてその感情を抱くようになったのか。
一人の人生を見つめ続けたと錯覚するほどに細かく設定をしている。

今年読んだ中で間違いなく一番。
恋愛やエッセイばかり最近読んでいて事件やサスペンス、そういうものはおなか一杯だなぁと思っていたけれど、この人の作品ならば別だ!!
垣根の他の作品も全部読むことに決めた。

*たぬさま
リンクさせていただきました。 
本のセレクトがものすごく私も好きなものばかり!!
未読のものは追いかけて読みたい気持ちでいっぱいです。

青空感傷ツアー

2004年11月30日 読書
音生が、わたしの腰を持った右手に少し力を入れて、叫んだ。「なあっ、芽衣ちゃん、わたしとどっか行こうや!」 美人で高慢で愛すべき女友だち音生と、彼女に言いなりな私。女二人の感傷旅行の行方は?



 読みたい本を片っ端から読んできてだんだん余裕が出てきたのでジャケ読みをしてみる。
綺麗な表紙の本を2冊選んで悩んだあげく(既にもう5冊以上の本を手にもっていたので)一冊に決めてこれにした。
画像出てよかったなぁ・・・

しかし諦めた一冊のほうは ここで相互リンクさせていただいてるふかみんさんに絶賛されていた「パイロットフィッシュ」だった・・・ううぅ(涙)あれから、その本には出合えておらず・・・ 運命ならばまた会えるやね。綺麗な金魚ちゃんの表紙ね・・・

この本のゆったりした流れと登場人物がすごく好きになった。
音生(ねお)という美少女。
どこからどうみても美しさであふれてる彼女。その美しさゆえか歪み、腹黒く、傍若無人。
だけど美しいから皆に許され、主人公も同姓ながら見とれて振り回されてしまう。

きっと近くにいたら一番愛してしまい憎んでしまうだろうタイプ。
物事を包み隠さずに発言する彼女は本を読んでても「顔出せ顔!」とムカムカしてしまうけれど
やはり同じ女性としてその誰をも魅了する外見には憧れてしまうんだよなぁ・・・

主人公と身勝手な美少女の大した目的も終わりもない旅がゆったりと柔らかに描かれている。
作者の柴崎友香は少女漫画の原作やこういう柔らかな作品を得意としてるらしい。
「彼女の部屋」という短編集がとても作者らしくてよいとファンの方のブログで書かれていた。
公開中の「今会いにいきます」のような短編を紹介してある文で涙が止まらなくなってしまった。
悲しくてせつない話をなんてさらりと書くんだろう。
今はまだ無理だけれど、いつか自分の心が整理できたならば、その本を読んでみようと思う。
この間会社を辞めてしまったMさんは夜遊びが大好きだったようで、その行く先々で名刺を配り歩いてたらしい。

そのお店がリニューアルオープン。または姉妹店オープン。
名刺が流されていった先。もう、鬱陶しいくらいにDMが会社に届く。
DMをわざわざ本人にまで転送するのも何なのでおいしそうな食べ物のお店の割引券は女子で分ける。

今日送られてきたお店はクラブのようで、イベントやらパーティーにもスペースを貸し出したりするところらしい。
(詳細はまだきちんとサイトをみていないので把握していない)
チラシがヒップホップ色が強いため、放置しておいたけれどイベントスケジュールを見てびっくり。

12/18 RealMusic”Voyage”というイベントでのDJは沖野修也、LAVA,森田昌典だ!きぃーちょっと見たい!
まだ公式サイトにも載ってない!?

*こちらがそのお店→http://www.e-alife.net

RE:KJM 

2004年11月29日 音楽
日曜のお昼にはJ-WAVEを聞くことが多い。
そこで流れていたチャラの曲が非常によかったので検索大会。

沖野のKYOTO JAZZ MASSIVEのMIND EXPANSIONSという曲だった。
今回のアルバムはすごい豪華メンバーで、Cosmic Village feat.Chara、Monday満ちる、Electric Sheep feat.Ua、Jazztronik、福富幸宏feat.Earnest、Sleepwalker、Calm、Chari Chari。

これとあわせてもう一枚出てるらしく買うかどうかまた悩む私。あぁ。

*試聴サイトはこちら
http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=XACQ-25001
アメリカに住む友達からメールが来た。
私の生活なんかかわり映えしないし、語るべきことが何もないので返事もしない冷たい奴だというのに時折彼女は自分の近況をメールにして送ってくる。
彼女は私がいたバンドのボーカルで、広田玲央名に似た妙な色気のある子だった。
高校の入試で連番で何気なく口を聞いて以来、仲良くなり見事に二人とも合格、同じクラスにはならなかったのに一番一緒にいた子だったけれど、だんだん彼女の嘘と見栄につきあってることが辛くなり、疎遠になってしまった。

見た目の派手さや気の強さとは違い、彼女の声は甘くて優しくて、凡そ私たちの大好きなロックやパンクとはかけ離れている。
彼女の歌うlovin’youを聞くためにたくさんの人が私たちのライブにやってきた。
私もみんなも彼女の声がすごく大好きだった・・・

彼女からメールが来た頃、私はこのアルバムを聞いていて一度だけやった「60’sLIVE」で彼女はプレスリーを歌ったのを思い出した。
プレスリーの曲とは程遠い曲に仕上がったけれど、彼女のよく通る甘い声のプレスリーはなんだか煙草の煙とバドワイザーのとともに脳裏に蘇ってきた。

今、彼女はベビーを抱きながらあの柔らかい声で子守唄を歌ってあげてるのかなぁ?
彼女が歌うことをまだ忘れていないといいんだけど。
私がベビーなら彼女の歌で眠りたいって思うものなぁ。

エルヴィスの曲は他にもたくさんの思い出がいっぱい溢れてる。

なかよし小鳩組

2004年11月26日 読書
倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。


 昨日、仕事が早く終わったので何となく六本木ヒルズを歩いていますと前から女子と手を繋いで歩いてくるスタジオアパートメントの森田さん発見!!イヒヒ。
こないだイベントで見たばかりなので背格好も顔もすぐわかりますわよ??

**********

この作品はどこかでお勧めされていて手に取ったものだけれど実は「オロロ畑で捕まえて」という作品の続編らしいです。
これから読んでも勿論わからないことはなかったけれど、続編から見たり読んだりするのが大嫌いなので欝だよっ!!

プリズンホテルのようになんだか愛嬌があって可愛らしいヤクザと弱小広告代理店の話。
泣けて笑えるけれど、もーうちょっといまいちかなぁと。
作中に出てきた頭脳派ヤクザにちょっとばかり萌えてしまい、ダメンズ発揮。

ふーん、こんなものなのかぁと思ったけれど電車で読んでいたら、滅多にないのに乗り過ごしてしまった。
きっとのめりこんでいたんだろうなぁ・・・

*夜霧のネオンサインさま
 実は以前から他の方のリンクから読ませていただいてたのですが、やはりいつ読んでも面白いのでリンクさせていただきました。(照

les classiqes

2004年11月25日 音楽
少し前に買ったけれどレビュー書き損じたのでそれを。

オルガンバー鈴木雅尭のAPRILSET。
初めて試聴したときそれまで聞いていたラウンジ系とは違うメロディアスな旋律に恋したのよ。
だけどこのアルバムはミニアルバムだったし、フルアルバムが出たら買おうと待ち続けてはや一年くらい・・・
出ない・・・色々なアルバムに楽曲提供するもののAPRIL SETとしては全然でないっ!

あぁ、もう待ちきれない。買うったら買う。と思い立った日が台風が東京に直撃したその日。
会社は交通の乱れを予想して早々に帰宅命令が出たのをいいことにHMVに走った阿呆一人。
うはぁ。やはりいい。ミニアルバムでも飽きもせずにヘビーローテできる曲。
Bossa Presso は鳥肌が出る。メロディアスでボサっぽくて。

彼らの曲もっと聞きたいんだけどさ。コンピレーションやら12インチばかりで一向にまとまりゃしない・・・
こないだのイベントでも私ぶっ倒れてたときだったし・・・(涙

イベントで2度ほど聞いたカーディガンズの「CARNIVAL」のリミックス。
検索してみれば歌っているのはQYPTHONEの大河原泉、リミックスはこのAPRILSET
うわっ。すげー聞きたいですが 12インチに収録のみ・・・あぁ。早くアルバムに全部まとめてっ!!

今回のアルバムの何曲かの試聴サイトはこちら
(こちらは別のアルバムですがフリーテンポや中塚さんも参加してるっ!欲しい!)
http://www.dmr.co.jp/index/aor/aor010.html

SHADOW

2004年11月24日 日常
ニュースの特集で「カンヌ国際広告祭」の特集をやっていた。
この世界中のCMを集めた広告祭の作品の幾つかを見たとき、「素敵っ!!!」って思える作品を見たんですよ!

アルゼンチン航空の「shadow」というこの作品は、まるでフランスの絵本から飛び出たような作品で、グランプリを取ったプレステのCMよりも何倍も素敵だった。

ある男の子が屋上で遊んでいるときに、上空を飛行機が飛んでくる。
飛行機の影がみるみる近づき、自分の横を通り過ぎていった。
男の子は一生懸命影を追いかけるが、影は屋上から飛び出し消えていってしまった。

後日、男の子は時計を眺めて飛行機の影を待つことにする。
飛行機が来た!
飛行機の影はみるみる近づく。
男の子は大きな缶を屋上の端っこに広げ、飛行機の影がそこに来た瞬間にカパッと蓋を閉めた。

男の子は大喜び。
缶をヒモでぐるぐるに結んで、友達にもママにも自慢した。
「この飛行機で僕はいつか世界中を旅するんだ!」
お風呂にも食事にもその箱は一緒に持っていく。
勿論学校にも箱は大切に持っていく。

ある時、男の子は先生に職員室にいきなり呼び出されてしまう。
そこには航空会社とパイロットの数々。
パイロットは男の子にいった。
「君の飛行機は明日までにローマに着かなければいけないので返してもらえないだろうか?」

男の子は大きな広場でパイロットや先生の見守るなかおそるおそる箱を開けると飛行機の影が飛び出して、大空にも飛行機が飛び立っていった・・・



説明が下手なんだけどこんなお話。
すごいすごい映像も美しくてロマンチックで夢があるお話だ(感涙
これを数十秒で表現したこの作品は最近みたどんな映画よりも感動した。

*キャプサイトはコチラ(実際見ることも出来るかも?)
http://www.brainstorm9.com.br/archives/cat_b38_aerolineas_argentinas.html

キル・ビル Vol.1

2004年11月23日 映画
結婚式の当日、元恋人ビルが率いる殺し屋集団の襲撃を受け、参列者を皆殺しにされ、自らも昏睡状態に陥ったヒロイン(名前は明かされない)。昏睡から目覚めた彼女は、殺し屋一味への復讐を誓って、病院を抜け出す…。


うぅう。勇気振り絞ったよなぁ・・・自分。
キルビルは公開前にトレイラーで見たときから、その世界観と映像に惹かれて絶対見にいこうと決めていた。

が!しかし 私の弱点は血!
血が大量に出るってだけで腰が引けて見れなくなる。
ホラーやスプラッタなんてもってのほか、最近のリアルな戦争映画さえ見れない。

いち早く見た友人に「血すげー出るよー多分 君には無理」といわれ、すっかり腰が引けたままここまで来てしまいました。
でもさーやはり見ないわけにもいかんでしょう・・・栗山千明大好きだし。

この映画は面白いという人と面白くない人が周囲では賛否両論だった。
世界にはまれてしまえば最高なのだろうが、細かいところは置いておいてただひたすらの復讐劇にうんざりという意見が多かった。私は後者なんじゃないかなぁと思っていたのですよ。うまくはまれなかったら悲しいなあと。

しかし見始めてしまえば細かい設定シカト上等!みたいなスピード感で最高に面白かった。
いくら平和ボケしてる日本だからといって日本刀持って飛行機とか乗れねーよっ!とか突っ込みつつ。(笑
出てくるキャラ全部、魅力的なのよー。
血!血!血!でクラクラきたけれどラストサムライが写実的に日本を描こうとしたのと正反対であえて「欧米人の考えてる日本」をデフォルメしたような世界。

いやはや面白かった。面白かった。
尻込みしていて損したよっ!

BABY BLUE! 

2004年11月22日 音楽
決して好きなわけじゃないの!
ただ口ずさんでしまうだけ。

HALCALIはタンデムの時からもう気になって気になって仕方ない。
耳に入るとすごく残ってしまうとふと夜道を歩いてると口ずさむ私あり。(こわっ)

今回の新曲もオープニングを聞いてびっくり。
うわっ。BOφWYのB-BLUEだよ!すげーのサンプリングするなぁと思ったら今回のフューチャーはFPMの田中さんとM-floのヴァーヴァルだった。
彼女らはいつもビックなメンバーに支えられていて凄すぎるよなぁ。

HALCALIはビッグな「大人のおもちゃ」なのかもね。

試聴はコチラ↓
http://music.yahoo.co.jp/jpop/streaming/flm/20041030/flmstr001.html

うまうまノート

2004年11月22日 読書
「食べ物に対して霊感が働く」と嘯(うそぶ)く、芸能界きっての“食いしん坊女優”ムロイが出会うべくして出会った「うまうま」なモノたちをあなたのココロとオナカにデリバリー。


渡辺満里奈の「甘露なごほうび」を読んでから食エッセイに興味が沸いてきた。前にも書いたように食べ物を表現する言葉って難しいのよー。

就職して何年もたってくると大概みんな口が肥えてくる。
自分のお金で食べるものだから「よりおいしいもの。おいしいもの」に流れていく。
あぁー、もう私も子供の頃いったつ○八なんかではもう飲めないかもしれない・・・

室井滋のエッセイは芸能界でも群を抜いて面白い。
すっぴん魂はどれもびっくりするようなおかしい話ばかりで、肩の力を入れずに読めるので大好きなのだ。
彼女の食エッセイならば、愛しき「安くておいしい隠れ家」を紹介してると思い喜んで手に取った。

自身のかわいいイラストと写真と文章で埋め尽くされた本はとてもカワイイ。
安くておいしい店もたくさん紹介してある。
紹介してあるお店は昭和の古きよき店といった感じの店が多い。
この本で室井滋は食べ物と一緒に思い出を咀嚼している。
おいしいものと一緒に必ず昔の素敵な思い出を書いているのだ。
きっとその食べ物には「思い出」っていうスパイスがたくさん振りかけられてるのでおいしく感じるのだろうなぁ・・・

同じ店の食べ物は共有できても、思い出は共有できないので彼女の紹介する店には行かないと悲しいけれどそう思ってしまったよ・・・

お先真っ白!

2004年11月19日 読書
ジャッキー・チェンに憧れて20m下の淀川へ決死のダイビング、母は50歳で「腹話術師」デビュー、父は70歳でヒマラヤへ。30ケ国を駆ける「旅人OL」てるこのアホな日常と、それを彩るトホホな人たちを描くエッセイ。



ある日ふと本屋でどうしても気になって彼女のことを知りもしないのに買った本。それが「ガンジス河でバタフライ」だった。

私は人に紹介されたり、どこかで作家やその本の情報を見聞きしないと本を買わない。そこら辺はなんだかガードが無駄に固い。(笑

この本は島田紳助に見出された たかのてるこというOLのインド旅行記で今でも私の読んだ旅行記の中で間違いなくベスト1だ。

二作目。三作目。と続くうちに彼女は旅先で恋をした。
うーむ・・・・自分がそうだからとは認めたくないが「枯れた女作家」好きとしては今まで女だというのにアグレッシブに向こう見ずな旅をして人をガハハと笑わせてた人に目からハートを飛ばされてもなぁ・・と苦虫噛む思いだったのだ。

恋をするようになって以来、確実に彼女の本はつまらなくなってきているし、「ガンジス河〜」をもう超えられないのかもなぁと彼女の本を手に取らなくなってしまった。

しばらくぶりに彼女の本を見かけた。
それがこの本なわけだが、今回は旅行記ではなくて自伝のエッセイ。
あまり期待はしていなかったけれど、ページをめくってみるとこれがなんとも面白い!ガンジス河以来の面白さ!
おおう。たかのてるこ復活か!

読み進めていくうちに彼女は旅先で出来た恋人と別れたらしいことを告白していた。(しかも新しい彼女からの代理での別れの手紙ってどうなのよっ!?)
いやはやわかりやすい人だ。
彼氏が出来ると途端につまんなくなる女子っているんだよなぁ・・・としみじみ。

また彼女の本を欠かさず買おう。
彼女の旅行記は番組にもなっているのだが、いつもゲリラ的に深夜放映するので見れた試しがない。DVDになってくれないかなぁ・・・・
雑誌でみかけてから欲しくてたまんない。
お金ないのにアメ横の靴屋かたっぱしから入ってチェックしたけど結局1件しか見つけられなかったよぅ。

元々編み上げのブーツが欲しかったんだけど去年SM2で買い損なってから、値段、デザインともにいいなぁって思えるものがなかったのですよ。これが。

しかーし、これは2wayで履けるしデザインもすげーキュート。
甘いスカートにも似合うし、デニムなら上部をはずしてスニーカーにすればいい!
旅に行くときなんか、色々な雰囲気にしたいんだけども靴に似合うものを持っていくとなるとなんとなーく無難なものに限られてしまうけれど、これならいいじゃなーい!!

値段も手ごろだし、むぅー楽天でも売り切れだらけで買えるのかー!?
B・ホリディなんかブッ飛ばせ!19歳の美貌を含羞でくるんだ朝子のボーカルが古都の夜空を駆け抜ける―。大型新人の魅力満点ハード・ブギ作品。小説すばる新人賞受賞作。



音楽ものが読みたくなった。
読んで血沸き肉踊るような、成り上がりモノが読みたい。
で、有名なこの本を読んだわけです。

しかし、この物語は音楽のサクセスストーリーでなく、バンドがバンドとしてしっくり収まった話なので、彼女らが演奏するシーンもほとんどないし、人間関係にその9割以上を裂いているのよ・・・・

出版してからしばらく時間がたっているので音楽描写も正直古いし、臭いなぁと思ってしまった。

 泣かせる声、そして色香の持ち主 朝子には勝手にエゴのナカノヨシエを想像し読書。
すごくはまるよっ!!

魅力的な女性というのはわかるし、気風もよく母性もある朝子は素敵なんだろうけれど、バンドメンバーと寝てしまう奴は嫌いだ!
実際にそういう揉め事に音楽やってたときも芝居やってたときも散々嫌な思いをしたことがあるので。憧れもしないし、むしろ蔑むよ。
ギターの線が細くて、繊細で美形で素敵なギタリスト。あぁ。こっちのほうが萌え。勝手に色々な人あてはめたりして涎。

これを読んで思いだしたのはアダルトビデオ。
AVってさ、綺麗な女子と汚いおっさんの構図が萌えるらしいね。
こんなオンナノコがこんなオッサンにうおおおおお!って?
まだ私はその域に達してなくて、朝子と汚らしいヤクザのセックスシーンに寒気だよ。詰めそこなった骨の飛び出た小指を愛撫するなんて、うわぁ・・・キモイ。
その二人に愛を超えた愛があった、重要なシーンなんだけどね。
生理的に駄目。ウディのキスシーンがきもいなんて言えないくらい駄目。うぅ。

まだまだ年食ってても日々精進だね。うむ。

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