眠れる森

2005年6月1日 音楽
私はガールズバンドだった。
まだあの頃のようにギターを抱えてたらこんな曲を作ってたかもなぁーとspeenaを聞くたびに思い出す。

デイリーポータルの大塚さんもやっぱり私と同じような夢を抱えてて、サイトでアーティスト写真を撮ってました。
それがもう可愛くってさぁ。名前もクラムチャウダー・シベリア・アタック。かわいー。
http://portal.nifty.com/special05/03/02/

その嘘っちょバンドが本当に曲作って音源デビューしたんですよ!
へぇ・・・と思って聞いてみたらすごく曲イイ!
甘ったるい声にストレートなディストーションギターとかすごくイイ!
http://portal.nifty.com/special05/05/18/

昨日、同い年の友達(♂)と結構ぶっちゃけて泣き言いいあったんだけれど。
大人同士になると「男女」じゃなくて人間同士になるから、こういうときものすごく気持ちいいね。
何度も何度も辛い思いを重ねてるのに、いざ辛い場面に直面すると何していいかわからなくってアワアワしてしまう。
私は辛いことを見ないふりして現実逃避して、悲しみが薄まった頃受け止めることにしてる。これチキンな私の処世術。

あぶない探偵

2005年6月1日 読書
ISBN:4812419670 単行本 探偵ファイル編集部 竹書房 2004/12 ¥980

ちょっと見てって!読んでって!!絶対おもしろいから。驚異のアクセス数で巷を賑わすホームページ、「探偵ファイル」。え?ご存じない?一度見たらヤミツキの抱腹絶倒サイト。アナタのも知ってもらいたいから…。本にしてみちゃいマシタ!!!


ネット関係の本は結構品薄なのですが、近所の図書館探偵ファイルのものは超充実。
POPOIも出来たらおいてください〜(心の声)

彼らは日本のジャッカスだね。(ジャッカスについては後日レビューします)
テレビなら出来ないであろうギリギリの路線でチャレンジしていく様はまるで馬鹿!!
個人のサイトならば資金投じて、ここまで読者を喜ばせようなんて思わないもの。

そんな危ない探偵 ちょっと好みの山木さんのインタビューを見つけました
私が一番好きだった企画。アキバファッションの回が一番辛かったそうです。
http://allabout.co.jp/computer/comicalsite/closeup/CU20020531A/

念のため・・・エログロきついですので、そういうのお嫌いな方には向かないかと・・・
ISBN:4063375250 コミック くぼた 尚子 講談社 2003/06/13 ¥600

今日のお散歩、どこ行くの?

大自然でも、街の中でも、ポチのためならなんのその。
いつもシアワセなくぼた家です。


3巻まで買いっぱなしにしてあと放置。
忘れてたわけじゃないんだけれど、たまたま連載のほうを読んでしまった時知ったことは、ポチはもう老犬。
まだまだ子犬の気持ちいっぱいだったけれどやがて必ず訪れる最期の瞬間を知りたくなかった。

今日のブログを書くにあたって検索してみたところ、ポチは去年の夏、永眠したそうです。
きっとこの漫画が「ポチ」が存在したということをいつまでも証明してくれるね。
ポチは今天国でバンブルボールをブルブルいわせてるんだろうなぁ・・・

面白おかしいワンコとの生活。
いつまでも、この本を読むことは私の代償行為。そして、私の就寝前のお供です。

となり町戦争

2005年5月30日 読書
ISBN:4087747409 単行本 三崎 亜記 集英社 2004/12 ¥1,470

ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。だが変わらぬ日常に、僕は戦時下の実感が持てないまま。それでも“見えない”戦争は着実に進んでいた。


この本を読んで最初から最後まで思ったことは「違和感」
この現代に戦争。しかもお隣の町と。自分の知らないところでたくさん人が死んで何かが動いていく。
回覧板や冊子で紹介されたとしても、感じない。何も感じない。

この作品テーマはよくわからないけれど、最後まで私も主人公同様違和感だけを感じた。
日本という国が平和ボケしているせいなのかな?
今、国外で色々なことが緊迫している。だけれど私たちにとってはブラウン管の中での出来事だ。
9.11のときも大勢の人が「ブラウン管かスクリーンをみているようだ」と答えた。
実際自分が危険に直面したとき、なんとなく視界が霞んでぼんやりした。
イタリアに行ったとき機関銃を持った軍が空港にいた。
あの機関銃を引けば私はここで終わりなんだ。もう何もかもサヨナラなんだ。
と自分で恐怖感を煽ろうとしたけれど、何も感じなかった。だって目の前に変なフィルターがかかって見えるんだもの。

むしろ本気で戦争をやっている彼等が滑稽に見える。
そんなブラックでシニカルな本だったな・・・

誰も知らない

2005年5月27日 映画
1988年に東京で実際に起きた「子ども置き去り事件」をモチーフにし、母親に置き去りにされた4人の子どもたちが、彼らだけの生活を続ける約1年を描いている。撮影にも1年以上をかけた入魂の一作だ。


結局あまりにも混んでいた為、私は見ることができせんでしたが、
公開当時実際の事件の全貌をここに書いたらすごいのなんのって。
アクセス元の検索ワードが全部巣鴨子供置き去り事件。

これが公開当時私が書いた事件の全容と、詳細サイトを紹介した日記
http://diarynote.jp/d/43633/20040806.html

そして今回検索してまた見つけた事件の新たな真実を含んだサイト
http://ifinder.jugem.cc/?eid=190

うーん・・・現代の火垂るの墓をみてしまった・・・

カンヌで賞をとったこの彼だが、やはりすごく目が綺麗だね。遠くを見つめる目が印象的。
しかしこの作品はドキュメンタリー方式で、大まかな設定だけを決め台詞はきちんと決めず、
ふと口から出てきた言葉の数々を切り取って作った映画。
これは演技というものをは少し違う気もしますが、これから彼は色々な作品に出て化けるだろうからねぇ・・・
しかし目指してる俳優が押尾学ってのは少し考えたほうがいいと思うよ!ヤギラ君!

淡々と時間が流れ、彼等が必死で生活していくさまがBGMもなく映し出されていく。
見てれば見てるほどせつなーーい気持ちになる。
何気なく日常を過ぎる子供たちなのに、もう勘弁してくださいってくらい彼等の苛立ちとか一途さ、純粋さが溢れ出る映画だったなぁ・・・

映画は真実より少しだけ救われてる内容なのかもしれないけれど、本物の彼らが今幸せに暮らしていることを望みます。
大人のエゴをYOUがとてもサラッとこなしてくれた。
多分彼女じゃなければもっともっとただ母親への憎しみを観客に強いる映画になってしまったと思う。
YOUが演じる母親のポール&ジョーのネイルをいじる長女が「女」として印象的だった。
ISBN:4091874320 コミック 浦沢 直樹 小学館 2005/04/26 ¥550

人間の痕跡がない殺人事件、残された謎のメッセージ…その先にあるものとは!? 漫画界の2大巨匠がタッグを組んだ、近未来SFサスペンス!!
ついに第3の殺人事件が起こった!! 刑事ゲジヒトは、世界に数体しかいないロボットの仕業ではないかと調査を進めるが…。アトムの登場でさらに物語は進んでいく!!


浦沢直樹の中でも私がぶっちぎり大好きなのは「マスターキートン」です。
普段温和な彼は元SAS。すごい能力と経験を生かして色々な事件を発揮していく。
これは単純なアクションストーリーだけでなく、人間ドラマが大きく、毎回毎回の主人公がとても悲しい。
漫画もよかったけれどアニメもよかったんだよねぇ。

この漫画マスターキートンが絶版になるそうです。
理由はありがちな原作者との版権問題ということらしいですが、実はというとこの漫画は原作者は名前が入っていますが実質ほとんど原作をすることがなかったようなんです。これだけ本が名作にもなれば大金も入ってくるだろうし揉める原因にもなるよなぁ・・・私自身が作者でもきっと名ばかりの原作者にパーセンテージが振られるのは納得いかないと思うし。
ということで、「絶版」らしく次々と本屋から姿を消しているようです。
これは悲しい。
この漫画の世界観はハリウッド映画にも引けをとらないし、「漫画」というくくりだけでなく日本が世界に誇れる文化であり文学だとも思うんですよねぇ・・・

*詳細はこちらをみていただければわかるかと。
http://www.narinari.com/Nd/2005054455.html

*こちらが有志によるマスターキートン復刊活動
http://triplebridge.hp.infoseek.co.jp/fukkan.html

今回のプルート2巻。
解き明かされる事件、広がる謎。もう大人なのに引き込まれっぱなし。
なんといっても1巻の巻末に出たアトム。
私の知っている天真爛漫なアトムじゃなくて、憂いを秘めた普通の子供の姿。
もうこの憂い方が半端じゃなくて、まるでAIのハーレイ・ジョエル・オスメント君じゃないか!
アイスを食べておいしがったり、人間の子供が使ってるおもちゃを羨ましがるシーンよかったねぇ。
トラキア合衆国のくだりは、少し前のアメリカとイラクをもじってるのかなぁ??

私だけですか?後書きの手塚治の息子の発言に何となく違和感を持ってしまったのは・・・
偉大なのは父であって、貴方じゃないのに・・・とちょっとムカッ。
この世には、悪魔や天使が宿った人間が生息しており、私立探偵のジョン・コンスタンティンは、彼らを見分けることができる。死後、自分が地獄へ送られる運命にあると知った彼は、悪魔を倒すことで、天国に行こうと目論むのだった。そんなジョンのもとに、双子の姉妹を亡くした刑事アンジェラが現れ…。


珍しく絶対に劇場でみようと鼻息荒くしてたもの。
だってねー。なんつぅか ちょっとB級っぽいキアヌ映画が大好きなの。
しかもSFちっくなもの限定!
彼は基本的に生活感のない顔立ちをしているので、どの世界にいっても何となくはまる。
しかし逆に現代を舞台にしたもの、ラブストーリーものなどはなんとなく存在が無機質すぎちゃう気がしてしまうのですよ。
マトリックスなんかそのキャラを最大限使った一例だと思うんだけれど、あまりにもヒットしすぎ周囲が大騒ぎしてしまいすぎると私のアマノジャク心が沸々。見てやるか・・・見てやんないもんね・・・と思ってしまう。

この間、リンク先の秋林さんがJMのレビューを書いていましたが、みんなにボロクソに叩かれましたあの映画、私も原作は勿論サントラまで持っておりましてかなり大好きな作品です。
逆に何故みんながあれだけつまらなかったか判らないくらい。今ネットで色々な方の意見を読むことができて、納得しまくりなのですが、あのインチキくさいサイバーパンクな世界とロックとテクノが融合した音楽が大好きだったんだよなぁ〜。
シャープでポーカーフェイスなキアヌ最高。

今回のこの映画も女子に大人気ってのはそんなキアヌが見れるからってのも一因じゃないのかなぁ・・・
あと漫画やアニメで多用されている「天使と悪魔」聖書の世界をキアヌがやってくれるからかな?
私の天使の知識は漫画「天使禁猟区」とエヴァだけであります。
判らなくても十分楽しめましたよ。

煙草ごしのキアヌショットなんか、もうキュンときちゃったり。
そうそう。この少女漫画のごとき病弱な痩せっぷりとヒールっぷりが日本女子をときめかせたのよ!
聖書を唱えるときの意味もなくポージングするところなんて、キアヌじゃなかったら恥ずかしくてできないわよ!
これは絶対に続編をやってくれなきゃ怒るぞ〜。

ちなみに私もガブリエル役にはケイトと思いました。
あとバルサザール役の彼はアンディ・ガルシアでもいいよなぁーと。
しかーし、ケイトだとちょっとオチが判ってしまいそうですね〜。

あぁ・・・なんだか語ったらキリがないくらい。

SPIN OUT

2005年5月24日 音楽
これでコンプリート。
全部集めました。

何故だか原宿のブックオフに行った際、欲しかったCDを片っ端から探す!探す!探す!
昔、ブックオフで働いてた友達が言っていたけれど、店員はほとんど漫画ヲタなので、音楽なんてわからないから分別なんか超適当らしい。他に比べたらまだまだだけど、クラブ系はやっぱオムニバス・邦楽・洋楽にとっちらかってます。
要は棚を全部みていけということですね??

最近クラブ系でもジャズ系の大人っぽいものが多かったけれど、スピンアウトはやっぱり元気になっていいね。
寝起きで聞くと、テンション上がるね。
しかしさすが都心、掘り出し物がたくさん。結構持っているものとタブっていたのだけれど他じゃ見れないマニアックなCDたくさんだったよ〜。またあさりにいこうっと。

A Peacetime MCU

2005年5月24日 音楽
2004年6月にKick The Can Crewとしての活動休止後、本格的にソロ活動を開始したMCU。

MCUに大きな影響を与え、「ありがとう」に参加した宮沢和史をはじめ、ニューシングル「さくら」が大ヒット中のケツメイシからRYOJI、シングル「Orange feat.MCU」以来のコラボとなる175R、他にも森重樹一(Ziggy)、ジェット機なども参加!さらに東京U家族でも一緒にやっていた、遊び友達のアルファのWadaとTsuboi、ex.Judy And MaryのTakuya、シアターブルック、浜崎貴司、古くから親交のあるKohei Japan、エルマロ(ドラムで小山田圭吾が参加!)、高野寛、Chaba、リミックスでDJ Tatsutaなどが参加!さらに「マイクチェック Part.2」で武田真治がサックスで参加というオマケ付き!シーンの大御所から若手まで話題のアーティストが多数参加したMCUならではアルバムが完成しています。(HMVより引用)


 この手のものには、とんと興味がなかったんだけれど、以前いったライブで期待もしてなかったKICKが予想以上の面白いライブを見せてくれた。とんだダークホース。
それから気に止まったら聞く程度。アンバランスは名曲だったなぁ・・・
そして私がそれ以上に好きだったのは名曲「幸せであるように」のカバー。
何ていったってボーカルはオリジナルの濱崎貴史だし、プラスされた歌詞も素敵で泣けるんだよなぁ。

このアルバムは私が子供時代、活躍してた色々なアーティストのコラボCD。
もうなんだか遣りたい放題やっちゃったCDで片っ端からリスペクトしてるアーティストを参加させている。
ジャケットまでBOOMのカバー。
MCUのセンス 嫌いじゃないよーいいよーいいよー。

オープニングのhumikaって誰よ?と試聴してみたら、おぉお。J-waveのグルーブオンラインでピストン西沢のお相手してる秀島史香じゃないですかっ!

★試聴はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1095849

こっこさん

2005年5月23日 読書
ISBN:4776791277 コミック こうの 史代 宙出版 2005/02/10 ¥760

今年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作家・こうの史代が贈る待望の最新刊。
小学生の“やよい”が、ある日の帰り道で出会ったのはにわとりの“こっこさん”。
こっこさんとのとの毎日はとっても楽しくてとってもこわい!?
一人と一羽のなんてことない幸せな日々を描いた今年一番のスローライフコミック!!


この本、本屋であったとき呼ばれたんです。
しかし全く中身の知らない本を買うのも何かなぁと放置。
2度目、別の本屋でも呼ばれる。
うーん・・・・悩む。
はたまた別の本屋で購入しようとしたときには既に在庫切れ。
ここで私の心に火をつけました。
やっきになって探してみつけたこの一冊。
しかし某書店の店員さま、「宙出版です」といったら大声で「あぁ!耽美の奴ね!男の子の!」とかいわないでください!

そんな風にしてゲットしたこの本。
正直・・・ここまで頑張るほどではなかった・・・・

雄鶏のイメージはもうヒヨちゃんなので、なんだか面白おかしい話を期待しすぎた。
スローライフコミックとはよくいったもので、ゆったりした時間の流れの中での凶暴な鶏との格闘する日々。

今頃気づいたんですが、これ「夕凪の街 桜の国」と同じ作者なんですねぇ。未読ですが。
お友達の皆様。
この本読みたい方進呈します。先着1名。
ISBN:4840111928 単行本 藤野 美奈子 メディアファクトリー 2005/01 ¥998

「つらい失恋の話は、かつてつらい失恋をした人にしかわかってもらえない」。名言続出の、笑って泣けて、じーんとしての名コミックエッセイ。たまにはハズレの恋もありますって。


失礼ながら絵が・・・あまりお上手じゃないので買うの躊躇ってましたがすごい面白い!
あーそうそう女ってこういうバカな失敗犯すんだよ〜とゲラゲラ笑いましたがきっと私も同じだった。orz

でもねー目からウロコなんだよね。
私は作者みなっちと同じく、「出すところも出さない」派なんだけれど、合コンとかで上手に男性に甘えてミニスカを履いてくる子って絶対に得をする。でもさーミニスカで引っ掛かる男はどうなのよ?っとみなっち派の私も思うのね。
でも出すとこ出して女子らしさを演出することも時には大切。綺麗なものなら出そうよ!と。
みなっちの母はいつも冷静で、でも現実的。
そういうとこで人を出し抜いて男子をゲットすることこそ大切だと諭し、みなっちに何故できないの?と問い詰める。
そう・・・きっぱり開き直られるとみなっち派は、尻すぼみです。
上手に甘えられたもの勝ちだよなぁ・・・やっぱ。きっと一生私に出来ない芸当だけどさ・・・
これがいわゆる私と友人達との間でいわれている「女子力」というやつなんですわな。

しかしみなっちの弟を騙したアコの話はね。女ならニヤリと笑います。
是非見かけたら立ち読みでもしてください。
私はこの本の感想を誰かと非常に共用したい!

エピローグのようにある色々な女性の失恋からの立ち直り方がいい。
花が綺麗だったり、何かをみてすごいと思う気持ちが心の隙間を綺麗に埋める。
うん。(もう勘弁だけど)失恋って確実に女性を大きくするね。
ISBN:B0009G0SAW − メディアファクトリー 2005/05/06 ¥450

すっかりチェックするの忘れてた!!

書いてみるものです。
以前のダヴィンチレビューで自分の備忘録のつもりだったのですが、読みたい本リストの中でトヨタエリさんの「ラブホテル」という写真&短歌集を載せておいたところ、トヨタさん本人から「読んでください!」というメールを頂きました。
トヨタさーん。ここみてくれてますかー。
読みますよ〜読みますとも。

「ただ君に愛されたいというだけで こんなことまでできてしまった」

彼女の短歌を一つ読むたびに ズラーーーっと自分の恋の思い出を思い出す。
そんな彼女の歌です。
数日前にも書いたけれど、情緒不安定なせいか、ガラにもなく恋愛ものにしっとりきてしまう。
今月のミリさんの話もよかったなぁ・・・
なんかこう素直に思ってることを口に出せない気持ちってたまらなくイガイガして苦しいよね。

★読みたい本リスト★

劫尽童女/恩田陸
現実入門/穂村弘
ウンココロ/寄籐文平
酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記/恩田陸
ベジタブルハイツ物語/藤野千夜
オンナ部/泉木蓮
恋するように旅をして/角田光代
昨日生まれた切ない恋は/益田ミリ
マダム小林の優雅な生活/小林聡美
逃亡くそたわけ/糸山秋子
杉田/杉田かおる
泣かない女はいない/長嶋有
へたれ/吉永マサユキ
かわいいおんなの創り方/寺門琢己
女はこうしてつくられる/甘糟りり子



大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。



女は誰でもジョゼなんです。

この映画は恋をしたことのある女性ほとんどが涙する映画だと思う。
無垢な自分が誰かに恋をして。
その恋が成就すると一方通行な頃 純粋だった気持ちが貪欲になる。
ありえない我侭を相手にぶつけてみたりする。
そしてほんの少しのことから疑心やら妬みを覚え、そして失う悲しみや強さを覚える。

悲しい・・・悲しいよ。
これは女のプロセスを綴ったお話。
肉親を失くしたジョゼのところにくる彼。
ジョゼは彼に「帰れ!」と怒鳴る。
大人しく引き下がる彼にジョゼは「帰れと言って帰るバカは本当に帰れ!」ともう一度いう。
これが女なんだよ・・・この気持ちはすごくわかるよ・・・女なら。
恋すれば恋するほど本心がいえない。
そしてジョゼはもう戻れないという。
一度恋をしてしまうと、恋をしてない自分に戻れないんだよねぇ。
なんでこればかりは簡単に恋人のいない自分を忘れちゃうんだろうか。

ジョゼと別れた彼は別の彼女との道を選ぶ。
そして道で崩れ落ちて泣くのだ。
わかんない。
絶対 男心なんてわからないし、わかってやりたくもないね。
彼の気持ちが100%理解してたら今頃私は恋愛ティーチャーだ。

最近の私は「恋愛モノ」に弱い。
自分が「恋愛モノ」で一喜一憂してるのが、ちゃんちゃらおかしいしミジメなので認めたくない。
あー恥ずかしいったらありゃしない。
己を冷静に見なければ。もちつけ自分。
今でもすごく欲しいのがトモス。またはプジョーのモペット。
でもこの二つってすごく手入れが難しいらしいし、燃料も2ストなのでめんどっちぃらしい。
バイク初心者の私にはちょっとハードルが高い。

いつぞや流行った電動自転車。
あれはあっというまに公道が走行中止になったので返品した。
こないだ流行った中国の電動自転車もすごく欲しかった。

これが最後の切り札なのかなぁ・・・
ヤマハとタカラからコラボした電動自転車B-PLUS
勿論電動自転車なので自走はしない、一回漕いだら10回分進むとかそんな感じなんだろうね。

今までの電動自転車って・・・なんかこうデザインに優れずいわゆるママチャリをさらに恰好悪くした感じで、10万出して乗ろうと思わなかった。

しかしこのデザインならいいよねぇ・・・
欲しいなぁ・・・10万だけど。

http://www.takaratoys.co.jp/bplus/
上司に怒られつつもOLライフをエンジョイしている如月ハニー(佐藤江梨子)の正体は、「Iシステム」を発動させて何でも変身できるアンドロイドであった。しかし、そんなハニ−のIシステムの秘密を探るべく、悪の結社パンサークローが動き出した。ハニーは謎の新聞記者・青児(村上淳)やガチガチの警視庁刑事・夏子(市川実日子)とともにパンサークローが送り込む刺客に立ち向かっていく!


監督不行届で思わぬイメージ回復をいたしましたが、私自身は正直エヴァ以降の庵野監督の作品がどうにも??なのである。あれはもう神がかり的なところがあったし、新たにアニメで哲学をやってしまったようなものなのだったのでもう相当のめりこんだ。アニメなんか十年以上みたことない私がずっぽりね。

キューティーハニーにはB級エロ風味が味わえればそれでよし。
それ以上の期待はしてません。
・・・にしても稚拙なのは仕方ないのかなぁ・・・予算の問題・・・?
テレビとさほどかわらない精度のCGだもの。Vシネのノリ・・・
元々ハニーがそういうジャンルのものだったしいいのか。

キャストと衣装は楽しんだ〜。
無茶な設定でとにかくサトエリを脱がして、柔軟性のある体を動かせる。これぞハニー。生きてる着せ替え人形だ。
女子からみても溜息の出るプロポーションですもの。どんどん露出しておけ。
脇役はぎっちり小劇場の役者がまとめていたりして、そこら辺はもう普段舞台でしか見れない怪演がみれただけでいっか。
無意味にミッチーが歌ったり、東京タワーが爆破したり。
(ちなみに東京タワーにほどなく近いうちの会社は爆発で消えてなくなってたよ!)

部分、部分でエヴァっぽいものを入れるのは、セルフパロディなの?
ハニーの初めての登場なんか、弐号機の初登場のポージングと同じだったし、ボスキャラが覚醒するところも映画で初号機が覚醒して羽を広げるシーンと同じだよね?
なんだかそのあたりがツッコんでいいものやら悪いものやら微妙で・・・
ラメネイルをした週末はもう手を見るのも嫌になる・・・
落とすのがカンタン!といわれてるシロモノがたくさん出ていますが、やっぱりラメって落ちにくい。
リムーバーに浸した小さく切ったコットンを爪の上に乗せてジーっと待つ。
でも、やっぱり残るところは出てくるから最後はゴシっとやってしまうのだよ〜。

あーもう久々にサロン行く!
3Dネイルやる!と意気込んでいく。
私の悪い癖は何でも思い立ったときに行動するので、予約なんぞしないこと。
フラっとあるサロンに行くともう満員。席全部埋まっている上に全員スカルプ。
こりゃー何時間も待っちゃうなぁとぼんやりサロングッズを見てるところに発見したこれ!
エターナルから出ている3Dシール。
技術的にはさほど難しいとは思われないのに何故3Dのシールがないか不思議だったんだよねぇ。
やはりサロンの需要がなくなるからかなぁ・・・?
サロンへは技術だけでなく「安らぎ」やら「癒し」をも求めていくからこれが出来たといっても需要はなくならないと思うのだけれどねぇ・・・

私がかったのはこれ
ディアローラプクプクフラワー・ホワイト
http://www.colorshop-jp.com/Artseal-new.htm

プクプクフラワーなるもので甘いピンクのネイルの上にこれを乗せて花の中心にクリアなネイルストーンを乗っけると
全然OK。

こないだサロンへ行ったのと同じくらいの出来。うわー。すごい萌え。
見せたい見せたい。
「ねぇーこれ見て!かわいいでしょ!」とか女子らしいことすごくしたいよ!
ISBN:4062114526 単行本 石川 三千花 講談社 2002/10 ¥2,940

オールカラーのイラストでおくる大爆笑のガイド本。汗かきもの、大味もの、お笑いもの…。三千花式の独自分類で新旧とりまぜて200本の作品を心おきなく批評。週末のビデオレンタルが楽しみになる一冊。


この方の目の付け所がすごく好き。
女性的なんだよね。
たとえばどんなに素敵な男性がいたとしても鼻毛一本飛び出てるところを即発見してしまうところとか。
そのくらい許してあげてよ。と思うようなところをキラリと発見して、すかさず指摘。
映画好き度がすごくわかるよ。

そしてしょぼくれた親父、ニコラス・ケイジが気になるあまり一つのカテゴリーとして「ラブストーリもの」などと同列に「ケイジもの」というカテゴリ。私は彼のことが決して嫌いじゃない。(むしろ好きな役者ですが)彼女からみれば胸毛は気になるだぁ、横腹の贅肉が気になるだぁ、いいたい放題。でも、そうそう、そういえばそうだったよ!と。
フェイスオフで彼とジョン・トラボルタの顔が入れ替わったけれどよくよく考えれば、確かに輪郭違いすぎ。
トラボルタのエラはどこ行ったんだ!?

最近、感じていたことは日本のマスコミが外国の俳優を手放しに褒めっぱなしだということ。
きっと彼等に関する前知識なんて大してなく来日した俳優にインタビューをしにいくのだろうし。
ガチガチに緊張した英語のつたない女性アナなんかにありふれた質問させていることばかり。
これが、つまんないのよ。ほんと。
そんな公式サイトで知ることの出来るような情報はもういいから。
彼等も人間の一人なんだから、きちんと前もって彼等の情報を仕入れてから、他で聞き得ない有益な映画に対する考えを引き出してきてちょうだい!とイライラしてしまう。
きっと宣伝の為、否定することは許されない世界なのかもしれないけどね。
テレビ東京のショウビズと王様のブランチの映画コメンテーターの人の意見が面白いね。
日本ももっと欧米諸国みたいに つまんねーもんはつまんねー!といえる場所と人が増えればいいねぇ・・・
だから私は今日もネットでの皆様のレビューを楽しみにしております♪
特定の記憶だけを消去する治療によって、別れた恋人クレメンタインが自分の記憶を消してしまったと知る主人公ジョエル。頭にきた彼は、自分もクレメンタインの記憶を消そうとするが、治療中によみがえる彼女との思い出が愛おしくなっていく…。


周囲でものすごく評判のこの映画。
チケットあるのに見るのが怖かったの。
賛否両論で否定意見のほとんどが「わからない」だとか「意味不明」「難解」などだったので、自分がこれが判らないならば「バカ認定!!」になってしまうじゃない〜。
しかしね、CMや予告編を見るたびたまらなくて最終日に駆け込み。
結構な数のリピーターがいましたよ。

で、実際みてみたならばもう大感動というか大ショックというかね。
もうコーラスの比ではなく心にズシーンときてしまって涙がツラツラ流れました。

辛いこと悲しいことは記憶を削除してしまえばいい。
こんな乱暴だけど合理的な方法がある??
実世界でもあればいいね。なんて思ってた。
人は「忘れる」ことができる生き物だけれど、やはりその衝撃が大きいと忘れることなんて出来ない。

結末を見て泣けて泣けてたまらない。
駄目じゃん!記憶消したって無駄なんじゃん!
最後には自分に当てはめて大泣き。
私にも消したい過去がたくさんあったのに。たくさんたくさんあったというのにさ。
こんな結末なんだ。
悲しくてせつなくて、それなのにすごく嬉しい。
あの人を好きだったことを忘れたいだけなのに。

でもやっぱり私の脳からも、完全にデリートしてしまいたい人や事があるのだ。
今、私の愛する人たちは果たして本当に一回目なのかしら?
こうして思い出してる今もまた思い出し泣き。
ISBN:4883924440 単行本 嵐 よういち 彩図社 2004/07 ¥1,260

警官、暴漢、強盗、ぼったくり、差別主義者、ジャンキー…。旅は本来、危険なものだ。他の旅行記では読めない「危ない」旅の話を満載。2003年刊危険度倍増版に次ぐ最狂バックパッカー版。


世界で一番治安の悪い場所は?
それはヨハネスブルグってとこらしいです。(色々な見方があるのでこれが正しいといいきれませんが)
場所さえ知らないこのヨハネスブルグのことを知りたくて昔検索した。(実際南アフリカにあります)
あ、あぶない・・・・
とにかく犯罪を犯すにしても足が残らないように相手は殺す。ひったくりでも殺す。
車に乗ってたってお構いなし。
何だろう?例えるならばもう「サファリパーク肉食獣ゾーン」なの。
車を止めて外に出たら最後殺されることは覚悟。
国民の2割がHIV、しかも処女と性交するとHIVが治る都市伝説まで蔓延してるからHIVの患者の増加は抑えきれない。

http://ebi.2ch.net/21oversea/kako/1015/10151/1015176193.html

平和ボケしてる私の知らない危険な国のこと知りたい!と思い読んでみたこの本・・・・
うー。
これは巻き込まれタイプではなくて、自ら飛び込むパターン。
タイトルだけ聞くと何となく、流行のバックパッカー記録だと思いきや意外に真面目な文章。
なんとなく少し砕けた教科書を読んでいる感じで退屈だったよ・・・

こう作者の予想もなく事件に巻き込まれてってんじゃなくてね、自ら危ないとわかりつつ「どんだけ危ないかこの目で確かめてこよう」って冷静な目なの。
そう。この冷静さだ。
この冷静さが読んでる私をもドキドキさせないんだ・・・・
エピソードがつらつら並んでいるだけで、そのときの人間模様とか感情がすっぽり抜けちゃってる本なんだよねぇ・・・

青空チェリー

2005年5月11日 読書
ISBN:4104560014 単行本 豊島 ミホ 新潮社 2002/09 ¥1,050

うちの予備校の隣にラブホが建った。以来あたしは屋上からのぞきちゃんな日々。ゆるしてちょうだい、だってあたし18さい。発情期なんでございます…。女による女のためのR-18文学賞大賞読者賞受賞作。


「檸檬のころ」がなかったのでデビュー作のこちらを読んでみた。
『第1回女による女のためのR−18文学賞読者賞』なんですね。これ。
確かにエロなんだけど、清清しいエロで可愛い。
豊島ミホは最近お友達に教えてもらって知ったのだけれど、幻冬舎で書いているエッセイがすごく面白いの。
若いのに面白い作家を見ちゃうと、本当嫉妬するね。
自分自身が文筆業をしているわけでもないというのに。

昔行ったラブホ街にどこかの会社の独身寮があった。
なんかもうそこの区画はもうラブホでびっちりで、歩いてる人もカップルか外国人売春婦かっていうものすごく淫靡な町だったんだけれど、私はこれからラブホ街を男性と歩いてる自分に降りかかる出来事よりも、そのラブホに挟まれた独身寮が気になって気になって仕方なかった。
だって互いに窓開けちゃったらきっと部屋の中は丸見えだろうし、それどころか建物と建物の間が人さえ通れないほどの激セマなところ。
あそこに住んでいる人は何を思って毎日生活してるのかなぁと。
隣のラブホを覗いたりしてるのか。仕事で疲れて一人ラブホ街を歩く気分ってどんな感じなんだろうと、もう頭がパンパンだった。

この本を読みながらまたあの独身寮を思い出した。
まだあるのか行ってみたいもんだな〜・・・・

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