1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか? そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する“マック食”の中毒性が明らかになる。最初は実験を軽視していた医師や、スパーロックのベジタリアンの恋人も、彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。


アメリカで公開されたときからずっと目をつけていたのですよ。
ファーストフードの体への影響なんて、「悪い」ということはわかっている。わかっちゃいるけど具体的にどこがなの?といわれるとわからない。数値として私に見せてくれ!と。

この映画は本当上映館数が少ない!
東京では渋谷で一箇所だけ。えええ?割とニュースなどで話題になっていたじゃない!?
千葉では妙典で一つ。こちらはワーナーなのでこちらまで足を運びました。
しかし会社で仕事を速攻終わらせてから、急いで向かってもギリギリ。
ダイエット中の身で、終わってからご飯は食べたくないので軽くテイクアウトを買いたかった。
妙典・・・何もないねぇ・・・マックしか・・・・(涙
これならいんじゃねーの?とチキンナゲットをカバンに隠して映画館へ。
モソモソと食べながら見ていたのですが、きっちりナゲットの毒性についても触れられてまして、史上最強にまずいナゲットとなったのですが・・・

私が昔マスコミで働いていた頃、報道ドキュメント番組を制作することが多かった。
だからドキュメンタリーの手法なんかは既知なのですが、アメリカのそれとはかなり違ったことに驚いた。(実はムーア未見)
さすがアメリカ!といいますか、最初から最後まで押しっぱなしの手法なんだねぇ・・・
合間合間にマックのキャラを不気味にしたイラストなどをサブリミナルに取り込み、マックへの嫌悪感を観客に増させていく。
うーん。日本の手法は多分に制約が多いのもあるのだろうけれど、紋切り型で意見をいうのは少なく状況証拠を羅列していって、見てる人に感じさせる手法が多いと思うし。
マックの宣伝方法を非難する割りには己も同じ手法でマックを非難してるじゃないか!と。

ああぁ、マック。
見てるこっちが辛くなってくるよ。中性脂肪などが多いのもわかるし肥満に繋がるのはわかるけれど、
それはカロリーの高い食べ物全てに関することで「マクドナルド」だけの責任ではないよねぇ??
他にも監督に色々影響は出ているものの、マックの食べ物の どの添加物や成分から、人体に影響されてるかの結びつけが曖昧にされていて、いまひとっつ不完全燃焼な気持ちでいっぱい。

いやはやダイエット中には食欲なくす映画でしたけどね・・・

*日本でも同じことをやってる方いました。興味がある方は覗いて見てください。非常に面白かったです。
「30日間マクドナルド生活」
http://keiziweb.com/kikaku/maclife/maclife01.html

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