ISBN:4087202755 新書 岡留 安則 集英社 2005/01 ¥735

オカドメ・スキャンダリズムのこれでウチドメ。
’79年に始まった「噂の眞相」のスキャンダリズムは、’04年の休刊をもって終わった。25年にわたってその陣頭指揮をとった名物編集長・岡留安則による満身創痍の内実を語った時代の風雲録である。


新書なんて手にとるの珍しい、装丁大好きだし。
作家が元々好みだとか、内容がものすごい面白そうだとか よほどのことがないかぎり装丁の綺麗じゃないものは手に取らないからなぁ。
これは岡留 安則.が雑誌を立ち上げてそして休止するまでの闘争記。

元々あの雑誌は、どこのソースをもってきているかわからない胡散臭い話ばかりでネットでの噂話などと変らないものだと思っていた。ふーん。色々あったのか。

んーー・・・・なんというかね。私に元々ありき「皇室ポルノ事件」やらなにやらの知識がないのに、文中には説明が不足していて「私たちはこうやってこの危機を乗り越えたのだ!すごいだろ!」の連続ばかりなので疲れた。
新書などはこういうものなのかもしれないけどさ、どこからも引用とかデータのない俺目線ばかりで書かれているから、いまひとつその話にも信用性が少ない。というか猜疑心が強いのだ。私は。

飲み屋で親父のすごいんだかすごくないんだか判らない武勇伝をひたすら聞かされた読後感。ムムム。

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