うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-
2006年8月16日 読書
アメーバブログ（生活部門）堂々第1位の話題沸騰の実録裁判！
「あなたのネコを訴えます」−ある日、舞い込んだ内容証明書。平和な毎日が一変、突如「被告」になって裁判所へ。ネコの逃走経路、証拠隠滅、車のキズは・・・・。本当にあった奇想天外な笑えぬ裁判の結末は？
怖いね〜。
「飼ってもいない猫」がベンツに傷をつけたとして「自分の娘じゃない女の子」と傷をつけた猫が遊んでいる写真を証拠写真として同封され「既に亡くなった祖父」への訴状が、ある日突然送られてきた山田さんの裁判の実録です。
もしこの裁判で勝ったとしても20万ほどの裁判の経費は自分もちであり、裁判というシステムは訴えたもの勝ちの世界である。
色々な手順をふまなければならないし、それを知ることを私を含め、面倒臭いからあまり好まない。そういう人の面倒くささの隙をついて最近ワンクリック詐欺などが行われているので本当に怖いことである。
面倒くさいことでも知らなければ、あるとき突然自分が被害者になることも全然珍しくないのだ。
この本の相手はいきなり訴状を送りつけてきたわりには少々お馬鹿さんで、（そりゃ証拠としてまったくもって成り立たないものを送ってきたりしたのだからもっともですが）裁判初心者の作者でもすぐに立証したものを崩せる相手だったからいいものの、プロが相手になるとやはり泣き寝入りになってしまうんだろうなぁ・・・怖い怖い。
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