ふたりにクギづけ

2006年10月23日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/05/27 ¥3,990
ボブとウォルトは双子の兄弟。俳優志望で社交的な性格のウォルトは、バーで出会った女性も簡単に口説き落とすプレイボーイ。方や少々引っ込み思案で奥手のボブは、インターネットで知り合い、3年間も文通を続けているメル友のメイにさえ兄弟の“秘密”を打ち明ける事が出来ない。生まれてから片時も離れず、ずっと寄り添ってきた兄弟の“秘密”……それは、お互いが腰の部分でくっついている結合双生児であること。そんなふたりは、役者になるというウォルトの夢を叶えるために住み慣れた島を離れ、夢の都ハリウッドへ向かう。

「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟の作品ですが、一応マット・デイモン主演なのに何人がこの映画知ってるんだろう??
なんだかものすごいマニアックな映画な気がします。

ファレリー兄弟のギャグがあまり好きじゃなくて、メリーに首ったけのときもドン引きなギャグが多かった。障害者や動物虐待を笑いに昇華するのは日本には合わないなぁと思ってた。でもあの映画はそういうシークエンスもありながら、根底のストーリーがピュアで美しく最後まで見れて、面白かったなぁと思えるのだ。
今回も同様、序盤に結合双生児を笑いものにします。もう片方の彼が写りこまないようにドラマとるとか舞台に出るとか散々な笑いものにします。でもやはり最後には、あぁ温かいいい話だったなぁと思えるストーリー。何故マットがこの作品に出たのか最後までみてやっとわかったよ。銅像にそっとよりそうシーンなんか本当素敵。
面白いから見てみて!!といえない映画かもしれませんが深夜あたりにもし放映する機会があったら見てみるといいかもしれません。

友情出演なのか、久しぶりにみたシェールが本人役で、しかもスタッフみんなを散々困らせるワガママ女優。それなのに、なんだか楽しそうに映画に出演していますのでそこらへんも映画好きな方には笑えます。
ISBN:4774126810 単行本 たけだ みりこ 技術評論社 ¥1,344
キッチンで本当に起こったトホホなこと、「?」なこと、おもしろかったことなどを『セイシュンの食卓』の作者がマンガでご報告。
 読めば自信が湧いてくる、そしてキッチンがもっと楽しくなる。

衝動買いの一品。でもあたり。
作者のたけださんのお料理での失敗をつらつらと漫画にしたものだけれど、大雑把といいつつ、実に彼女は料理にマメな人なのですよ。
あ、私もガス台の近くでお玉の柄を溶かしたことありますよ。

彼女は家庭菜園などもマメにやっているし、手軽に簡単なレシピが満載なので誰かを接待してみたくなりますね。ふふ。
こういう本は何度も何度も読み返したくなるので、手元において寝る前に少しづつ読むのが楽しい。
ちょっと旅行ボケでだらけていても、これを読むと「あぁ、きっちり料理つくろう」とか思えるから不思議。女子は一度立ち読みしてみると料理の神降りてきますよ。

GIRLS&BOYS

2006年10月25日 音楽
中塚武 CD ビクターエンタテインメント 2006/10/25 ¥2,625

マイプリンス中塚王子の新譜。
JOYは色々な楽曲が詰まり、カフェっぽいイメージやジャズもあり、バラエティにとんだ一枚。そして去年のLaughin’でキャッチーでポップ、そしてハウスな曲を交えて中塚カラーというものが出来上がってきた。
今回キップゾーンで養われたポップさとフロアでの盛り上がりを知った彼の見事な可愛いアルバム。

土岐麻子をボーカルにもってきた「Your Voice」は全盛期シンバルスを思わせるサウンドでドライブに最高。中塚さん本人の歌うリメイク、「Make Her Mine」そして、あの名曲をブラジリアンハウスにリミックスした「北の国から」に大笑い。ここまでやってくれるなら、さだまさしも本望でしょう。こんなブラジリアンでどこが北の国じゃ!!(爆笑

ちなみに11/5 渋谷HMVでインストアライブの模様。
えーと・・・11/3 夜ジャズに、11/4オルガンバーアニバーサリー、で、これ?死ぬかな・・・あたし。どっかでデートも混ぜておきたいところなのですがね。

★試聴サイトはこちら
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A019524/-.html
ISBN:4063376079 コミック ヤマザキ マリ 講談社 ¥700
イタリア人の夫の実家でイタリア大家族生活

イタリア地域別旅行ガイド&かんたんイタリア語会話集つき!!

ふと衝動買いしてみた、コミックエッセイ。例のダーリンは外国人に続けというバージョンですが、こちらの方はイタリアで同居なさってるそうで悩みやストレスも多そう。
結構日本人にしてはワイルドではっきりしているようにみえる作者もイタリア人のマイペースさには混乱してるらしい。
とにかく言いたいことがあったら大声で怒鳴ったもの勝ちで、日本と美徳が全く逆なイタリア。義母を連れての日本旅行篇は大笑い。
このあいだのベトナムにいったときもそうだったけれど、欧米人は外国旅行いっても頑なに自国の料理を食べるのね。5日連続でイタリア料理屋に通い続ける彼女の義母たち。好きなときに好きなことをしてストレスのたまらなく国だなぁ。食も旅行の一つだし、まずけりゃそれはそれで思い出になるのだから、いいのにつまらなそうだなぁ。

しかしイタリアというのはコネで生きている社会らしいので実力や勉強などがほとんど役に立たないらしい。なので真面目に勉強などせず小学校から落第なんかもあり、きちんと大学まで卒業する人は小学校を入った人数のわずか1/10だそうで。それでも愛があれば問題ないそうです・・・そう・・・なのかな??・・
ISBN:4396763883 コミック かわかみ じゅんこ 祥伝社 ¥840
パリ暮らしを描いた爆笑エッセイ・コミック!
急展開の第2巻!
結婚&赤子誕生しました

1巻出てから随分経っており、ま、4コマ漫画は単行本になるまで結構時間がかかるので気長に待つかと思っていたら、ダヴィンチの付録で彼女がいつまにか子供を産んだことを知った。
1巻で、確か彼女は語学の勉強のためにパリにいって生活するものだと思ってました。同居人は確か大きいお子さんのいるフィリップさんというオッサンだったはずで、彼女の作風もありますがラブの話のひとつもなく、なんだか2巻でそのフィリップさんの子供を妊娠して出産してます。
な、なになに?なにがあったの?彼女の作風に反してその裏側の色々なものが気になって仕方ない。もしかしたらドラマのような恋愛事情がウムムと考えながら、いつもどおり彼女のパリ生活を読みました。
確かにパリでの妊婦生活とか子育て生活とかすごく興味があるんだけど、私にはその経緯のほうが気になって気になって・・・あぁ・・邪念よ去れ。

Expansion

2006年10月28日 音楽
[re:jazz] CD Inpartmaint Inc. / INFRACom! 2006/10/21 ¥2,500

人気のクラブミュージックを逆にジャズカバーするという試みのドイツのre:jazzの新作アルバム。オニマルさん!やっぱよかったですよー(涙

今回は大幅にオリジナルも6曲加わって最強アルバムになっております。

★試聴サイトはこちら
http://www.inpartmaint.com/nebula/nebula-releases.html
World Standard Special
Live
Sunaga t experience, Little Big Bee
DJs
Main Floor
須永辰緒、Little Big Bee a.k.a. 高宮永徹
Lounge Floor
Toshiyuki Goto Special Long Set
Opening : DJ NISHIYAMA
VJ : SPHINKS
DATE : 10 / 27 (FRI)
VENUE : 代官山AIR
OPEN : 22:00

翌日のセルリアンと大分悩んだ結果、辰緒さんを選ぶことに。
そちらのゲスト、スリープウォーカーは今年アルバムを出してから色々なイベントに出演しているので、多分また見る機会もあるだろうけど、Sunaga t experienceのライブはまだ未見だし、今回逃したら次いつみれるか判らないんですもの〜。

先走って23時頃登場しましたが、当日は青山でクオシがあったんですってね。なんだか客足が鈍っていましたがライブスタートには大勢の人で埋め尽くされていました。
今回のお客さんは元々辰緒さんや高宮さんのファンなのでフロアでも十分みんな楽しんでいます。(ライブゲストによってはフロアで場所取りだけでまったく躍らないのが寂しいかぎりなので)

今回のライブは「A Letter from Allnighters 」からもうたくさんの曲を披露。実は珍しくスタート前にセットリストを既に配布されていたのですが私は楽しみが減るので見ずに鞄にしまいこみました。
いつものサスケのジングルから生で聞く「In Case of Emergency」ですよ!!?この感動わかるかしら?全身の毛穴がワワワーっていう感じ。ゲストボーカルにArvin homa ayaちゃんの登場で私の大好きな曲「High at“NOON」と最高にかっこいいハードバップ「Cube Lible」でもうメロメロ。100%ジャズジャズジャズ!
エンドの「Edward Hopper」なんてエロくてエロくてだんだんSAXの方が加藤鷹にみえてきたですよっ!!

年齢層も普段のワースタより少々高めで、ジャズや高宮さんの曲を愛してるクラバーたちが揃って楽しかったなぁ・・・
勿論エンドに廻した辰緒さんもテラスなのにガンガンと躍らせてもらって、ザ・セント・ヴィタス・ダンスでイエイイエイ。最近この曲聴くと反射的にアドレナリンが分泌してぶっ倒れそうになりますよ!

いやいや皆さんハウスもいいですが、やはりジャズ!いいですよー。
ISBN:4403670288 コミック 久世 番子 新書館 ¥672
どうして本屋さんに行くかって?
そりゃーそこに本があるからさ!
本屋さんで働く少女マンガ家・久世番子が描く、
書店の裏側や書店員の本音が丸わかりの
ハイテンション本屋さんエッセイコミック
「暴れん坊本屋さん」、ここに堂々の完結!!

今回でこの「暴れん坊本屋さん」最終巻だそうで。
連載を続けるごとに人気とは反比例に面白くなくなっていく作品ばかりなのに、この漫画は回を重ねるごとにさらに面白さに磨きがかかっている。それなのに終わり?やはり彼女はこの漫画がヒットしたことによって漫画家一本でやっていけるようになって書店員辞めたんですかねぇ・・・。

今回も書店の面白い裏側が暴露されていて、本大好きな方には笑いが止まらないことでしょう。
しかし驚いたのは分冊百科(デ●ゴスティーニなどの週刊スターウォーズとかそういうもの)のひとつ週刊ドールハウスが毎週冊に入っているパーツを全部最終巻まで買うとドールハウスが出来上がるというものが途中で廃刊になったという話。これは酷い。
私は以前グレイティストアーティストくらいしか買ったことがないし、あれは作家ごとの分冊百科だったので途中抜けても何の支障もなかったが、全巻で何かを作り上げるパターンの百科、あんなもの途中で廃刊されるのは、几帳面で真面目な読者にはなんていう打撃だつうのね。
DVD ジェネオン エンタテインメント 2006/07/21 ¥3,990
SF小説の巨匠、レイ・ブラッドリの短編を映画化。2055年のシカゴで、旅行会社がタイムマシンを使い6500万年前の白亜紀へ恐竜ツアーを行っていた。現代に何も持って帰ってきてはいけない鉄則があったが、ツアー客のひとりが誤ってある物質を付着させて帰ってきてしまう。些細なミスが歴史の歯車を狂わせ、2055年の地球にもどんどん変化が押し寄せてくるという物語。

一般的にCGがへぼいへぼいといわれてますが私はそれほど酷いと感じませんでした。クリーチャーがエボリューションとかそこらへんの極彩色っぷりでリアリティがなかったのは事実ですが・・・・

如何せん原作がしっかりしているせいなのか序盤、人を弾き付けるまで時間がかかって危うく意識が遠くなりかけます。物語はしっかりしている気がするのですが、登場人物の影が皆薄いです。いろいろと突っ込みどころは多いのですが、これ映画館に行き損なっていたのですが、行かなくて良かったなぁと胸をなでおろしました。

途中出てきた中途半端に進化したクリーチャーが何かに似てる似てると散々思い返した結果、エヴァに出てくる量産機だった。似てるよねえ??

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