HAJIME YOSHIZAWA
2005年12月27日 音楽 コメント (2)
吉澤はじめ CD ユニバーサルインターナショナル 2002/06/26 ¥2,800
先日紹介した「Music from the Edge of the Universe」の前作。
青山で「I am with you」が流れていたので、またヘビーローテ。
この「I am with you」という曲は以前ナタリー・ポートマンが出演した森永のカフェラテのCMで起用された爽やかなボ サ。
吉澤さんのアルバムは曲によってジャンルや毛色がまったく違う、本 当の意味でもMIX。
夜のバーにも、カフェにも、ドライブにも日常のどのシーンにもマッチする曲がアルバムのどこかに必ずある。
だから飽きっぽい私が何十回ループしてもまた楽しめる。
「あ、今のこの気分はこれ!」とぴったりマッチすると、なんだか自分がドラマの主人公になったかのように、背筋をピシッと伸ばして綺麗に歩道を歩いたりする。
★アルバムの幾つかの試聴はコチラ
http://www.juno.co.uk/artists/Hajime+Yoshizawa/
先日紹介した「Music from the Edge of the Universe」の前作。
青山で「I am with you」が流れていたので、またヘビーローテ。
この「I am with you」という曲は以前ナタリー・ポートマンが出演した森永のカフェラテのCMで起用された爽やかなボ サ。
吉澤さんのアルバムは曲によってジャンルや毛色がまったく違う、本 当の意味でもMIX。
夜のバーにも、カフェにも、ドライブにも日常のどのシーンにもマッチする曲がアルバムのどこかに必ずある。
だから飽きっぽい私が何十回ループしてもまた楽しめる。
「あ、今のこの気分はこれ!」とぴったりマッチすると、なんだか自分がドラマの主人公になったかのように、背筋をピシッと伸ばして綺麗に歩道を歩いたりする。
★アルバムの幾つかの試聴はコチラ
http://www.juno.co.uk/artists/Hajime+Yoshizawa/
あなたと、どこかへ。 eight short stories
2005年12月27日 読書
ISBN:4163239502 単行本 川上 弘美 文藝春秋 2005/05/26 ¥1,100
息がつまるような閉塞空間で私もあなたとどこかへ行けたらと毎日思う。
ドライブが嫌いだという女子にいまだかつて会ったことがない。
ハンドルを握る人間が絶対的な主導権も持つ「車」というものは、相手に対して絶対的な信頼感を持たないと乗り込む勇気が持てないもの。
窓を全部閉め切って大声で歌うのも楽しい。
車中ならば普段より100倍 身を焦がすキスも出来る。
日産TEANAスペシャルサイトで紹介されていた8人の作家の「車」によるショートストーリー。
どれも素敵なんだけど、若干話が被るもの(昔の恋人と再会モノ)があるので内容をもうちょっと事前にすり合わせておいて欲しかった。
期待していたのは、石田衣良だけどまったくもっての肩透かし。最近量産しすぎて石田衣良というだけで食いついては怪我するなぁと思いました。
この中では吉田修一の書く夫婦の話が素敵だった。
かくいう私もこの夫婦の妻のように普段こうるさいほど機関銃のように話すのに、車に乗ってしばらくすると、ことりと口をつぐんでしまう。
よく隣の人に「どうして話さないの?」と聞かれる。
私はいつも「よくわからないけど・・」と答えるのだけど、そうだよ。風景に身を委ねてしまうんだ。
最後にほんのり微笑むことのできるショーストーリーたちはどれもサラリと読めるストーリーだった。
あまりにも毒がなさすぎて明日には風に流されてしまいそうな淡い話でしたが。
車大好きな垣根涼介に書かせたならば、きっと日産TEANAを300キロくらいスピードの出る車に改造してカーチェイスをするクライムストーリーだったのにね。
息がつまるような閉塞空間で私もあなたとどこかへ行けたらと毎日思う。
ドライブが嫌いだという女子にいまだかつて会ったことがない。
ハンドルを握る人間が絶対的な主導権も持つ「車」というものは、相手に対して絶対的な信頼感を持たないと乗り込む勇気が持てないもの。
窓を全部閉め切って大声で歌うのも楽しい。
車中ならば普段より100倍 身を焦がすキスも出来る。
日産TEANAスペシャルサイトで紹介されていた8人の作家の「車」によるショートストーリー。
どれも素敵なんだけど、若干話が被るもの(昔の恋人と再会モノ)があるので内容をもうちょっと事前にすり合わせておいて欲しかった。
期待していたのは、石田衣良だけどまったくもっての肩透かし。最近量産しすぎて石田衣良というだけで食いついては怪我するなぁと思いました。
この中では吉田修一の書く夫婦の話が素敵だった。
かくいう私もこの夫婦の妻のように普段こうるさいほど機関銃のように話すのに、車に乗ってしばらくすると、ことりと口をつぐんでしまう。
よく隣の人に「どうして話さないの?」と聞かれる。
私はいつも「よくわからないけど・・」と答えるのだけど、そうだよ。風景に身を委ねてしまうんだ。
最後にほんのり微笑むことのできるショーストーリーたちはどれもサラリと読めるストーリーだった。
あまりにも毒がなさすぎて明日には風に流されてしまいそうな淡い話でしたが。
車大好きな垣根涼介に書かせたならば、きっと日産TEANAを300キロくらいスピードの出る車に改造してカーチェイスをするクライムストーリーだったのにね。
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