■DJs
須永辰緒(Sunaga t experience)
三谷昌平(NOVO TEMPO)
社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS)
西山隆(夜ジャズ)
三浦信(routine jazz)
中村陽一郎
■SPECIAL GUEST
Nicola Conte

最近のクラブ活動強化月間で、顔なじみも大分増えてきました、今回のイベント。

いやーもう最高に楽しませてもらいました。
オーガナイザー、わかさんがあちこちで宣伝なさってたので入れなくなるのでわ?とハラハラしましたよ(笑)
日付超える前から盛り上がりも人の多さもスゲー。
ギュウギュウ詰の仲で躍ってまいりました。

社長のrise me upで大盛り上がりして、今回のイベントタイトルにもなったWALTZ FOR GODDESSで全員で手拍子。

大きな箱でライブゲストを招くのも大好きですが、オルガンバーで実際DJの方や他のお客様、スタッフの方と談笑してお酒を酌み交わしながらのイベントってのは癖になるとたまりません。

ましてや、別のイベントで見かけた方なんかみるとあぁ、あの人も同じ音楽が大好きなんだなととても嬉しくなります。

余談ですが、始発で帰宅時、ガラガラの電車でぴったり隣に座る親父あり。
あれ?友達さっきアキバで降りたのになんでいるんだ?なんて優雅にしてましたが、どうも始発で電車で爆睡のオール帰りの女子を狙った痴漢らしい。私が蹴散らすと向かいの女子へ。

向いの女子が素早く逃げると隣の車両の女子へと点々と。
使い方間違ってますが、あえてこの台詞を。

「朝から精が出ますね〜!!」

負けないように夕飯はむぎとろにしました。
精力つけて、またクラブ活動。
quasimode CD インディペンデントレーベル 2006/06/28 ¥2,500

最近夜ジャズでよく聞くquasimode。
彼らは日本より既に海外、北欧で絶賛されているジャズバンドでスウェーデンで12インチシングルを既に発売しているが、フルアルバムはこれが初となる。

誰もが口を揃えて「SOIL&"PIMP"SESSIONSと共に海外で絶賛されるバンドになる!」とのお墨つき。サウンドはソイルよりも古典的ジャズに沿った上品なサウンド作りだと思います。
デモの段階でルーティンジャズに収録されるなど、彼らの底力は計り知れず、この夏も既にクラブジャズ系イベントに引っ張りだこ。
近々彼らのサウンドを感じてこなければならんと実感しております。

★試聴サイトはこちら
http://www.inpartmaint.com/stride/stride_title/IPM-8007.html
m-flo loves Emi Hinouchi & Ryohei m-flo Emi Hinouchi Ryohei CD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006/06/28 ¥735

先週末のAirで須永さんがかけてからというもの、CMで見る回数も増えて頭からこの歌が離れなくて困ってる。

リサが脱退してから、あまり気にとめてなかったm-floですが、今回の日之内絵美ちゃんの声はわりと好きです。
ふと気付くと、口づさんでいたりして、なんだか結構気に入っているみたいです。

そろそろ浴衣の季節ですね〜

★全編みれるプロモーションビデオはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=pb6WAlZ2J6E

物見遊湯

2006年6月27日 読書
ISBN:4103019514 単行本 大田垣 晴子 新潮社 2006/03/23 ¥1,260
入りも入ったり、全国300湯舟。竹林露天、眺望風呂、コリをほぐすにごり湯に美肌の湯。トロ~リ温泉卵に湯上りの一杯。温泉場まわりの穴場、掘り出し物、珍味美味もたっぷり。万人の心の温泉モードを上昇させる愉快なイラストエッセイ。


体にガタがきちゃってますので、どこかでゆったり現実逃避でもしたいなぁと思うところ。ひとりで温泉めぐり。
友達とか家族とかじゃなくて、いいかもしれないなぁ・・・

久しぶりの大田垣さんのエッセイでしたが、彼女自身あとがきでも書いてるように、少ない日程でたくさんの温泉を回ってるもんだから、着たり脱いだりの繰り返し。
ひとつひとつの温泉に対してじっくり描かれていないので、読み終わった今どこにいきたい?と聞かれたら「なにも覚えてマセーン」というしかない。ほんとたくさん紹介しすぎ。

強いていうならば、アトピー治療として湯治に行きたいなぁなどと、ぼんやり考えていたけれど、このエッセイのかぎりでは、なんだかすげー熱い湯に掛け声とともに修行のように入らされてる。こんなところを見てしまうとストレスが逆にたまって悪化しそうだなぁと、考え直してしまった。
ISBN:4062132893 単行本 奥田 英朗 講談社 2006/01/21 ¥1,470
30代。OL。文句ある?
さ、いっちょ真面目に働きますか。
キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。


10代だって、20代だって悩みはあるんだけど30代になるとまた質が変わってきたりして、でもそれは自分が今真っ只中だからよくわからなかったりもする。もしかしたら40代になったら、あの頃の悩みなんか可愛かったものだなぁとほくそ笑むのかも。

ちょっとだけクスっと笑って同情できて、でも内心これ自分と変わらないから笑えないよなぁ・・・と冷や汗も垂れるような30代OL女子の短編集。今の自分に余裕がないから私は読んでる最中に、背中がじっとりするような感覚にとらわれた。

や、賞味期限切れた女だって色々あがいて頑張って、毎日生きて仕事してるんですよ。と大声でいおう。
ISBN:448801724X 単行本(ソフトカバー) 加藤 実秋 東京創元社 2006/04/11 ¥1,575
深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ“club indigo”。スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、今日も厄介な事件が持ち込まれる―。連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、ホストコンテストを巡る陰謀…ストリートで起こるさまざまな事件に、indigoのホスト探偵団が挑む!『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。

なんやかんやの文句いいつつ、続編も読みました。
ホストたちが難事件を解決するシリーズ。
いやぁ、主人公は女オーナーの晶だとはわかっておりますが、やっぱもう少しいい男にキャラをつけてはくれないだろうか?
十分わかった3枚目のキャラやライバル店ナンバー1ホストなんかのほうが入れ込んでいて、舞台「インディゴ」の店のホストは事件ごとにコロコロと登場人物が入れ替わるのでいまひとっつ心に残らないのだ。

前回同様謎解きはほとんどなく、キャラなどでみせる話なので若い女子のうっとりくるような美男子をどんどんばっちこいです(笑)
色々過去のありそうなキャラのことが今回も謎のままで終わってるところをみるとまだまだこのシリーズは続いていくようですがね。

私の一番のお気に入りオカマのなぎさママ(黒帯)の活躍がもっとみたい。なんなら外伝で彼女の半生を読ませてもらってもよし。
そしてチョコレートビーストとは、アレのことだったのねぇ・・・(ニヤリ
WORLD STANDARD SPECIAL-A letter from allnighters Release Party-@代官山AIR
WORLD STANDARD SPECIAL!
3rd Album
’A letter from allnighters’
Release Party!
AT 代官山AIR
DJ : 須永辰緒
Guest DJ : Nicola Conte (Schema, from Italy)
Live : PE’Z
Lounge DJs : 敷島、西山隆、斉藤嘉久 from 夜ジャズ
VJ : VALC

待ち望んでいました今回のWORLD STANDARD。
なんといってもゲストDJがニコラ・コンテ。そしてライブが久しぶりのPE’Z 。翌日のラスマスと大分悩みましたが、こないだのオルガンバーが忘れられずにこちらを選択。

到着したときは西山さんが小粋なジャズを回していていい感じの雰囲気。フロアはペズのライブ待ち観客でもう寿司詰め状態で踊れる場所なんかありません。ブース脇でチマチマっと踊っているとオルガンバー、オーガナイザーわかさんと合流してご挨拶。西山さんにも無事ミックスCDのご挨拶もできてホクホク。

で、しばらくわかさんと遊んでいただいてるところに遊びにきた、みどりん登場!!(驚 みどりんとも大分歓談させてもらって、とうとう久しぶりのペズのライブです。残念ながら私は初期の曲しか知らなくて、テラス上から見ていましたが、そこに社長と秋田さん登場。

なんでしょう、これ?ソイルと一緒にペズのライブを見ている私?
ソイルの皆さんもノリノリで観賞なさってました。
あ、ちなみに大きな声では言いたくないですが(人で溢れちゃうから)次回のWORLD STANDARDのゲストライブはソイルらしいです。

ニコラ・コンテ、須永さんと交互に回し、もう明け方だというのに熱いフロア。新しいアルバムからの「High at "NOON"」、ペズ&Arvin Homa Ayaちゃんつながりで「人が夢を見るといふ事」エムフロ新曲の「Summer Time Love」夏つながりかソイルの「SUMMER GODDESS」egoの「色彩のブルース」まで飛び出して、色々な方とお酒を楽しみ、躍りまくって、なんと素敵な夜でした。
あ”〜 声が出ない 〜
DJミツ・ザ・ビーツ CD ブルース・インターアクションズ 2006/06/16 ¥2,415

彼は普段の私の好みの楽曲と少々違いますが、インスピレーションやルーティンジャズなどにも参加しているアーティスト。

仙台のGAGLEというグループのトラックメイカーである彼は、仙台での活動を拠点に国内外でも大きく活動している。
彼の曲はジャズ+ヒップホップという一見、相反するものと思われるものを見事にマッチさせた痺れるようなカッチョイイ曲。

今回のアルバムは色々なアーティストやワークスとしてリミックスした曲を集めたアルバム。
渋い男らしい曲に酔いしれるのだ。

★試聴サイトはこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1343300
ISBN:4893086219 単行本 大森 みゆき ブックマン社 2005/12 ¥1,300
風俗の経験6ヵ月、介護の経験ゼロの女の子が出会った障害者の性の現実を、彼女自身がリアルな言葉ですべてを綴ったノンフィクション。

以前、田口ランディの短編を読んでから気になっていた職業。
どなたかがルポにしてくれるのをずっと待ってました。

タイトル通り、これは障害者向けのデリヘルで働いていた大森さんのルポだ。健常者と同じように喜んでいただくためなのだが、やはり体の不自由な方だとどうしてもデリヘル嬢の負担や知識が必要だ。
しかし障害者も同じように、性欲があるのだからボランティアでなく、こういう形でのサービスは必要であろう。

作者、大森さんは、すごく自然にお客様に接していた。
障害者とか健常者じゃなくて、ただお客様として自分のサービスで満足して欲しい一心で頑張っている様子がとてもわかった。

しかし私自身が、デリヘル嬢の心情とシステムをもひとつ掘り下げて書いて欲しかった。なんとなく読了後はしっくりこないのだ。
描写が多く、肝心の問題点や彼女がどう向き合ってるのか、もっともっと書いて欲しかったからだ。

まぁ、健常者が思うほど障害者との垣根はないけれど、どうしても障害者自身が「こんな自分で世間に迷惑をかけて申し訳ありません」という劣等感を抱えていることに胸が痛んだ。
ISBN:4396763794 コミック 有間 しのぶ 祥伝社 2006/05/19 ¥700
野市(やいち)“おやっさん”巡(めぐる)、花枝(はなえだ)“苦労性”香(こう)、清白(すずしろ)“フェロモン”すずな。タイプは違えど3人は大の仲よし。そんな彼女たちが繰り広げる怒濤の4コマギャグ!!


ガーン。今回で最終巻です。
4コマ漫画であるのに、1巻からストーリーがきちんとできていて、キャラの強烈さといったら、これか純クレかというところ。
私としてはヤイチと幻夜との仲を期待してワクワクしておりましたが、こういうオチで腑に落ちません。

皆が皆一応きちんとした場所に納まって、これはこれでありというべきか、キャラが一人歩きしまくって、なんだかもう作者の手に負えなくなってきた勢いがあるのですね。モンパト。

モリタ君と香ちゃん、二人のピヨピヨした関係が懐かし羨ましいのだ。

LUXE

2006年6月20日 音楽
LUXE
KSRとタワレコのコラボコンピレーションCD。勿論タワレコ限定発売ですよ〜。
コンセプトは「乙女系ハウス」と銘打ったソフトでメロディアスなハウスコンピ。

あーもう。スイートハウスとか胸キュンハウスとか紛らわしい!
しかし同系の女性ボーカル中心のアゲアゲではないコンピレーション。

KSRとコラボということですから当然選曲がOM中心になっておりまして、カスケイドファンなどには「ILLUMINATE」は既に聞き飽きてることでしょう。

私のお勧めはDIVINITIの曲なのですが、これはハウスなのかな?

★試聴サイト
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/house/detail_137144.php

ちなみに最近12インチで出たばかりのBambuの曲がすごく気に入ってたのですが、そちらじゃない曲が収録されててがっかり・・・

★Bambuはコチラの「Elevate Your Mind」のほうがお勧めです。
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/house/detail_150166.php
ISBN:4063375986 コミック 鈴木 由美子 講談社 2006/06/13 ¥830

あーーー!!3巻でました。でも4巻出るまでの数ヶ月どうやって暮らそう〜。
この3巻は配本が少ないせいか、本屋5軒目にしてやっと発見ですよ!
どんだけハシゴさせるんですか。発売日に。

正直、本当単純な犬コロ漫画です。3巻とて。
寝て起きて遊んで、こんな面白いことして飼い主を和ませちゃってる4匹の話なのですが、もーー私はこの漫画にはまってはまって、この何も起きない幸せな彼等の日々を感じるためにベッドサイドに3冊並べて毎日!!読みながら、ここ1月くらい床についてます。

孤高のウニと、食いしん坊のネイミーと、びびりのなしゃん、そして私の大好きな天真爛漫なニンの4匹。
こうして単行本を購入し、キスでの連載も追い、はたまた、ほぼ毎日更新してくれるブログもあるというのに、まだ満ち足りない。
彼等をずーーーっと眺めて暮らしたい。

はい、もう日常に疲れているらしく、4コロの軽いストーカーのように毎日暮らしているんです。
毎日ニヤニヤとブログの更新見守りつつ、あぁニンニン新しいおもちゃ気に入ったのね。そうね。よかったわね。と目を細める。
どうやら本日、私の大好きなニンニンの手術(多分避妊手術)だと思われます。
がんばってね、がんばってね、そして明日にも元気な姿をブログで見せてください。
もう君らがいないと最近私は生きていけないくらいの希望と癒しを貰ってるんですよ。

ママの狙撃銃

2006年6月18日 読書
ISBN:457523544X 単行本 荻原 浩 双葉社 2006/03 ¥1,680
福田耀子は一見ふつうの主婦。ある時、「もう一度仕事をしてみないか」??25年ぶりのKからの電話。幼い頃米国に住む祖父の元で暮らした陽子は、祖父からあらゆることを教わった。射撃や格闘技、銃の組み立て・分解。そう、祖父の職業は「暗殺者」だったのだ。

現在公開中の「明日の記憶」の映画化で、ぐっと知名度のあがった荻原さんの作品です。
彼の作風は色々あるけれど、この装丁をみたときに「オロロ畑〜」や「誘拐ラプソディ」のような人情コメディものだと思ったのですよ。
まるこの母のようなおばちゃんがエプロンや割烹着で狙撃銃もって台所から飛び出すような笑える作品だと。

でもこれが違う!このままハリウッドで映画化しても遜色ないクールな物語でした。
主人公は幼少の頃よりテキサスで暮らすクォーター。
そこで祖父、エドによりアメリカで自分の身を守る方法として、子供のころから銃の扱いや武器の作り方をおそわる。何度も物語に出てくるこの祖父とのエピソードが魅力的なのだ。
祖父エドはノルマンディの英雄スナイパー。娘と妻に先立たれ、田舎の広大な土地で銃の扱いを教える。脳内では勝手にクリントイーストウッドを配役。

耀子はまた狙撃銃を手にするとき、それは人間ならば、家族を持つものならば誰でも持つ悩みと葛藤なのだ。でも私さえ我慢することが出来たならば家族を守ることができる。
映画「ニキータ」でニキータがバスルームから狙撃するとき、その一枚外のドアから恋人がプロポーズする。そしてニキータが集中力を欠いて涙を流しながら銃を構える。
あのシーンを彷彿とさせる物語ですよ。本当に。

勿論、再び銃を取り出す理由がそんな家庭地味たことなのかよ!と笑う方もいるだろう。
でもさ、ニキータやロングキスグットナイトのように日常と人を殺める自分との境目に苦しむ女性の葛藤を描いた傑作だと思う。荻原作品では1,2を争う名作だった。
シリウスB CD ブルース・インターアクションズ 2006/06/02 ¥2,415

イギリスのブラジリアンジャズバンド、シリウスBのニューアルバム。

須永さんのリミックスワークでもお馴染みのシリウスBですが、先日紹介したラテンハウスコンピのような高速アゲアゲソングじゃなく、メロウで夜に似合うブラジリアンジャズです。

これから暑くなるこの季節、色々なアーティストにヘビーローテされる1枚となると思います。

★試聴サイトはこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1370211
ISBN:4396632622 単行本 戸梶 圭太 祥伝社 2006/03 ¥1,575
何の取り柄もない俺の前に、突如現われた謎の巨乳美少女…。全国の童貞君に捧ぐ、純愛ファンタジー? 究極の若返り薬をめぐり、アキバ系オタク童貞たちを襲う天国と地獄…。全国の童貞に鉄槌を下す、残酷ファンタジー!

映画「溺れる魚」の原作者、久しぶりに戸梶圭太なんて読んでみます。彼の取り扱うモチーフにはいつもそそられて、いそいそと読みますが、読んだあと向こう1週間、肉が食えなくなります。
↑この表紙ではノーカバーで電車で読むのにためらいました。帯にも?ふつつかなメイドですが、一生懸命にご奉仕させていただきます!?きゃーーー他人の視線がコーワーイー。

世間の皆様、これはいわゆる「萌え」系小説じゃないんですよ?
実は萌え系小説なんかよりもっともっともっとX10酷い本なんです。

彼の作風は目を覆いたくなるようなバイオレンス&エログロ。
アート性のない筒井康隆、「時計仕掛けのオレンジ」でございますので、誰にもお勧めできません。
この小説も本当酷いもので、童貞(しかも高年齢なほどいい)が恐怖を感じたときに脳から分泌する液が永遠の若さを保つ力を秘めてるということを発見した大学教授が、彼らを捕獲するためにあらゆる手段を使ってオタクを追い詰めて体液を搾り取っていきます。
永遠の若さは人類の永遠のテーマ。これが商品化するならばものすごい大金が転がり込んできます。
今まで、世間から疎まれ気持ちがられていたアキバ系オタクが大金を保持しはじめ、女たちを膝まずかせる。
そして教授同士の火花の散らしあいから、互いが保持している童貞軍団を使い物にならないようにするために結成されるおばさんレイプ軍団。あーもう語ってても馬鹿らしい。

すごく筆力のある作家でスピード感で読ませてくれるので面白いのですが、なんともかなり読む人を選ぶ作家なので、物好きな方はどうぞ。悪趣味の極みな小説である。(←褒め言葉ですよ、これ)
エレクトロニクス オーディオテクニカ 2005/05/20 ¥3,675

IPODのヘッドフォンが切れてしまったので新しいのを購入。
下調べをしないでいったのだが、買ったのはオーディオテクニカ。
ATH-CK5。昔、スタジオでも使っていたメーカーなので少し信頼して買った。
ネットであとで調べると割と値段のわりには好印象なこのヘッドフォンですが、中高音がシャリシャリと強く、低音が弱い。
ハイハットとパーカッションばかりが響くのでテクノやトランス好きにはたまりませんが、ジャズや生音も聞く私には少々音が硬い。

ということで、これを見てみると
http://wiki.nothing.sh/page/ATH-CK5

まぁ、大概皆さん同意見のようで、なんかしら細工して育てると最強ヘッドフォンが出来上がるということなので、
まずはエージングで少しこなしたい。
ちなみにエージングには専門のCDもあるようで少し驚き。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1408%5ETESTCD%5E%5E

これで気に入らなかったら綿で穴埋めて、ソニーのイヤーチップで音質が向上するらしい。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0007X6LEE/250-7772017-1463457?v=glance&;;n=3210981&tagActionCode=saisu-22

ちなみにこの方の話も勉強になりました。
http://61.194.6.236/ex70sl.html

マニアックですいません。
神経とともに耳も過敏になるたちなので。

*追記
一晩かけてエージングしてみましたが、まだ高音のエッジが少々気になる上に低音がそれに比べて弱くてボワンとした感じ。
スタアパなんかは聞けますが、ソイルは秋田さんが遠くにいる感覚。
ちなみに密閉度が非常に高くて外部の音がまったく聞こえないので、自転車やジョギングなどでは非常に危険。
電車や安全なところで使うのみにしましょうねー。皆様。
ISBN:4104567043 単行本 中村 うさぎ 新潮社 2006/03/16 ¥1,260
「ああ、お願い。誰か、私に欲情して。」女としての価値を確かめるため、私はデリヘル嬢になってみた。東電OLは私だ、と感じた女たち。女が分からない男たち。性に悩む全ての読者に捧げる究極の私ドキュメント。

新潮45の連載でも大分追いかけていた中村うさぎのデリヘル体験記ですが、この本の見所は体験記よりも、その後に彼女が綴っている自分のジェンダーへの矛盾による主体探しというところだ。
なので、いつもながらの面白体験レポ、デリヘルのテクニックや客の面白おかしさを読みたいのならば泉さんの「オンナ部」のほうをお勧め。是非いろいろな人にこの本を読んで、どう感じたのか聞いてみたい良本です。

連載当時、私もたかだか自分探し、そして自分の価値を知りたい為に「デリヘル」をすることに眉をひそめた。
なんでそこまですんのよ、と。でも違うんだよね。読めばわかるんだけど。
散々、年齢を重ねて賞味期限が切れてきた自分に対して、それでも欲情する男に復讐するリベンジと自分探しの両方の気持ちなのだ。
彼女は自分に対して欲情されることを2つの気持ちが切り裂いていくようだ。
「女としての優越感」と「欲情されてしまった自分と男への嫌悪感」の二つ。
私もそうだからわかるけれども他の女性はどうなのかしら。多分同じような思いを重ねているのかしら。
女子としての自分に大満足して享楽に浸っている人にはわからないのかな?
でもそういう女子こそ自分の中で大きな自己矛盾を抱えてそうな気もするし。

私は以前ギョーカイ人だったときに、色々な人からAV業界の話を見聞きした。
少し前に男性にAV業界の話をしたとき「なんでこれっぽっちの値段でAVに出たりするんすかね?」と問われた。
多くの男性はAVに女性が出演する理由は借金、もしくはセックスが好きで好きでたまらない女性のどちらかだと思っている。
勿論そういう女性もいるだろう。
しかしAVは金じゃない。確実に。それならば風俗で働くほうが10倍以上の金を掴むことができる。
私が、知っている限りの出演者の女性たちはAVに出演する理由が「自分探し」が多かった。
鬱屈した人生や、辛い過去の経験を経てAV出演することによって何かしらの「新しい自分」を得るために出ていた。
例えばそれが自分を捨てた男や、厳しく育ててきた両親へ「大多数の汚らしい男たちに欲情されてる自分」を演じることによってカタルシスを感じるためだとか。
そんな女たちの秘められた想いがこの本にはたくさん詰まっている。
正直これを読んだ男性がどのように感じるのかレビューをいくつか見たのだけど、どれもこれも「デリヘル体験」だけに囚われて薄っぺらい表層だけを捉えてるものばかりだった。
これは「私という病」ではなく「全ての女の病」だと思う。(最近「女としての病」も出たそうなので後に読もうと思います)
この本に同意を得ない人生を送っているならば、それはそれは幸せな人生だ。
オムニバス CD インディペンデントレーベル 2006/06/07 ¥2,625

たまに画像が出ると小躍りするくらい嬉しくなります。

GRAND GALLERYから新しくでたコンピレーションシリーズは、ブラジル・ラテンハウスのコンピレーション。
ジャケットは子供たちがソファーでまったりしている画像ですが、もうスコーンと明るい、今まさにフロアで流れてるかのようなMIXWORKの曲ばかりです。

実際現在どんよりしている私のカンフル剤になってくれそうな1枚。
ただでさえ明るい「CORES DO BRASIL」がさらに明るくなって試聴してる側から思わず踊ってしまった。

どの曲もハウスの箱でよく聞けるブレイクがあって、沈んでる心をサルベージしてくれるダンサブルな曲。

しかし「Canto De Orfeo」は確実に持ってる気がするんだけど、何のコンピだったか忘れました・・・ギャフン
敗北の女神参上。
はいはーい!4年に一度のワールドカップの季節。
スポーツファンにとってはキングボンビーよりも疎ましい存在の私、敗北の女神がやってきましたよ〜!!

とにかく父親譲りのこの体質。もー見事なほどに全部負ける。
そこらの雨女の比じゃないよ。もう連戦全敗。ハハハ(失笑
主にこの能力はスポーツ全般に発揮されるのですが、ことにサッカーに関しては鋭く発揮されるようです。

私は元々あまりスポーツを見るのもやるのも興味がまったくなくて、ルールもよくわからないのですが、思い起こせば私が最初ワールドカップをまだ知らない頃、ドライブに行ったのですが、そこで友人が「あぁー今日、サッカーだったよ。見なきゃ!テレビつけてー」といわれ、助手席の私がスイッチを入れて、ほんの数秒でポーンと蹴られてシュート。
「どんな感じー?」と呑気に運転手に聞かれ「今・・・なんかシュートされましたよ?」と答えると車内全員断末魔。
世間では、その日の出来事を「ドーハの悲劇」と呼ぶそうですね?

そこからとにかくワールドカップだけでなく、親善試合、他の国とやるメジャーな試合は見るたびに負け。
テレビの電源を入れてやってることを知り、サッカー好きの友人に「今日サッカーやってるね〜」とメールと同時に敵チームからのゴール。「貴様なんの不幸のメールだ!」と罵倒されたこともあります。

たまたま見てたにも関わらず離籍中に日本がシュートを入れるなど、とにもかくにもリアルタイムで日本の活躍を見たことがありません。前回大騒ぎだった日本でのワールドカップも、見た日本戦は全部負け。
その後、決勝戦は別国を応援したところ、応援してる国が翌日には次々と負けていくという偉業をなしとげて、4年前が終わりました。(ちなみに最終的に応援した国は勿論ドイツだったのです)モネールか私か。

今年もスポーツ好きにはめっぽう毛嫌いされる4年に一度の季節がやってきました。
あと予選は2試合あるそうですが、もし今後サムライジャパンを含め応援してるチームが負けたならば、その日は多分私がテレビの前に私がいるはず。ウヒ。
DVD 角川エンタテインメント 2005/10/07 ¥3,990
コメディアンのクリス・ロックが監督・脚本・出演も手掛けた政界コメディ。ひょんなことからアメリカの大統領選挙に参戦することになった町の人気者・メイズ。ヒップホップファッションで票集めに奔走する姿に、人々も次第に心を打たれ始めるが…。

しかしいつみても彼はブラック俳優にしては華奢というか、なで肩というか・・・なんか貧相な体型で。
そんな彼が今回大統領選挙に!!まぁ、びっくり。
私は嫌悪感を感じなかったのですが、以前「ディープインパクト」を見たときに友人(日本人)が激しい嫌悪感を示していたのを思い出しました。
おなじみの映画「ディープインパクト」は小惑星の墜落による地球滅亡危機映画でしたが、友人はアメリカ大統領役のモーガン・フリーマンに激しい拒否感。「だってさー黒人が大統領なんて嫌だろ?ありえないじゃん?」(本当はもっと口汚い表現だった)
・・・確かそのときからその友人に対して少し失望したんだっけな・・・

話題がそれましたが、この映画でクリス・ロックは国民の信頼を得るために、一風変わったスタイルで演説を行いだす。
ヒップホップの音楽とともにジャージに鎖ジャラジャラスタイルで乗り込み「yo-!メーン♪」
いや、やりすぎですって・・・いくらなんでも保守的な人がこれで納得するはずないだろうに(笑
いくら寛大な私(?)でも、こんなふざけたの許しませんよ!
でも!トントン拍子にアメリカ国民のハートを掴んで邁進していく彼。
やはりこういうアメリカンドリーム物語をアメリカ人は好むんだろうなぁと実感。

娯楽大統領映画としては、先日チラリと書いた、大統領の影武者がトラブルから実際に指揮をとらざるを得なくなった「デーヴ」
この作品を超えるものは未だ見つかりません。割と好評なアメリカン・プレジデントも今度見てみようと思います。

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