DVD アミューズソフトエンタテインメント 2005/08/03 ¥3,990
作家ジェームズ・バリが、未亡人シルヴィアとの出会いをきっかけに、名作「ピーター・パン」を書き上げるまでを描く感動作。1903年のロンドン。新作の芳しくない劇評や、妻とのぎくしゃくした関係に悩むバリは、シルヴィアと4人の息子たちとの交流に安らぎや生きる喜びを覚えていた。父の死を心の傷としている三男のピーターに書くことのすばらしさを伝え、病気を抱えたシルヴィアを気遣うバリ。やがて舞台「ピーター・パン」は初日を迎えるが…。


以前、ピーターパンをモチーフにした芝居をやってからというもの、ピーターパンってどこか気になる存在で、名のつくものは片っ端からみてきた。勿論原作も読んだのだが、作家当人のことなんぞ正直気にしたことがなかった。過大な解釈があるにしろ、これは実話に近いストーリーなだけに心がそぞった。
舞台と映画のいいところを取ったような演出に感動。
初めて舞台が成功したシーンは、100年前の稚拙なセットだというのに本当に胸が熱くなった。
空想の世界である住人のピーターパンのモデルが実は、父を失ったショックから空想の世界を拒絶していたこと。その子に再び物語の世界の素晴らしさ、そして自身で物語を生み出すことを教える様子が素敵だ。
大人になってしまうと、現実の忙しさから子供の空想に本気で付き合えなくなるというのに、ジェームズは本気で付き合うのだ。彼の独創性が兄弟を救う。
しかし、その反面、自分の妻を置き去りにデイヴィズ家にかかりきりになる。下世話な私は色々無粋なこと考えたけれど、この物語では動悸が非常に純粋なんだよ。(実際はどうかよくわからないけど)
amazonの紹介では「不倫の側面がある」という言葉を添えられているが、この物語に関してだけ適切ではないと思うなぁ・・・。
GIRA MUNDO CD インディペンデントレーベル 2006/05/17 ¥2,625

オレンジペコやSTUDIO APRTMENTの所属するNEW WORLD RECORDSから去年出た新ブラジリアンユニット。
元々beretのサウンドプロデューサーだった奥原貢のソロユニットです。
私は、彼をスピードのhiroのアルバム、ココドールに参加した曲でしか知りませんでした。

で、今回そのGIRA MUNDO 、2枚同時にアルバムリリース。
生音ブラジリアンに近いSao Paolo盤とブラジリアンハウスに近い激しいRio盤になります。
ここでワタクシ、キリカが推したいのは生音ブラジリアン、Sao Paolo盤!!
参加ボーカルがakiko、Ann Sally、Bophanaの山田里香。

特に2曲目Ann Sallyの『Crocodile tears』はとろけるような甘いブラジリアンジャズです。
ただでさえ、私の癒しの最高峰、Ann Sallyの声。そしてアコースティックな音色。いいなぁ・・・

★試聴サイトはこちら(要itune)
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=137602909&;;s=143462

流星ワゴン

2006年5月26日 読書
ISBN:4062111101 単行本 重松 清 講談社 2002/02 ¥1,785
ひきこもり、暴力をふるう息子。浮気を重ねる妻。会社からはリストラ寸前……死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ。

最初の3ページでなんかもう辛い。あー辛いー。やーだー。タスケテー。
現実の生活で目をそむけていることを突きつけられてる気がしてさぁ。
私だって生きてるの辛いことだらけだし、登場人物に比べれば平坦で幸せな日々に見えることも、心の中では煮えたぎっていて、どうにもこうにもならなくなっている。

「今夜、死んでしまいたい。
 もしもあなたがそう思っているなら、あなたの住んでいる街の、最終電車が出たあとの駅前にたたずんでみるといい。暗がりのなかに、赤ワインのような色をした古い型のオデッセイが停まっているのを見つけたら、しばらく待っていてほしい」


なんかさー、声をあげて泣きたくなったよ。この文章で。
主人公はこうして交通事故で死んだ親子にオデッセイで「自分にとってのたいせつな場所」に色々連れて歩かれるのだけど、私が家庭を持っていることもなく、男でもないというのに主人公と一緒に半生を振り返って、自分が選んてきた道をふと思い出し、「本当にあれでよかったのだろうか?」と泣きたくなるのだ。もしあの時もうひとつの人生を送っていたならば、今夜こんな思いをすることもなく、暖かい布団でぐっすり眠っていたはずなんじゃないかと。
よかったよ。せめて女で。独身で。

もし主人公とこれ以上自分がかぶるポイントがあったならば辛すぎて読了できなかったと思う。
島本理生もすごく涙が出たし辛かったのだけど、あの痛みは恋愛特有のもので、失恋した後、わざと失恋ソングを聞いて涙を流す自傷行為に近い。辛いけれどどこか甘美な痛みに酔っている。
これは駄目だ。本当に大怪我して痛すぎる。重松作品、私には読めない。ギブアップ。
A Letter From All Nighters
大御所、須永辰緒なのに先の「World Standard Schema」同様、アマゾンで取り扱ってないいいい!なんちゅうことですか!
少し大きめなCD屋ならばどこでも試聴コーナーにおいてある注目作品なのに!

ということで、須永辰緒のソロ・ユニット・Sunaga t experienceの新作アルバムが発売されました。
今回のアルバムはモダンジャズ、北欧、ヨーロピアンジャズ中心の選曲なっております。
2曲目のIn Case of Emergencyのイントロを聞いただけで多分購入したことを後悔させない見事なアルバムのつくり。
そして「World Standard Schema」でもピカイチに光っていた「Cube Lible 」がねー、もー。(感涙

これだけ素晴らしいアルバムに出会えるっていうのは本当嬉しいのですが、こう色んなDJに頑張られてしまうと、お財布が・・・
来月にはリリースパーティーでゲストDJがニコラ・コンテ、ライブゲストがPE’Zと厳しい搾取に耐えれるでしょうか?私。

★試聴サイトはこちら
http://www.flower-r.com/news/yoru_jazz_release.htm
DVD 東宝 2005/12/09 ¥3,990
女性に全く縁がなかったおたく男=電車男(山田孝之)は、電車の中で酔っ払いに絡まれた女性(中谷美紀)を助け、それがキッカケで彼女に恋を。それをインターネットの掲示板サイトに書き込んだところ、そのネットユーザー達から熱い応援を受けることに。はたして電車男は恋を成就できるのか!?

映画版、電車男。
このほうが原作を最初読んだときの主役二人のイメージに近いです。
見るつもりは毛頭なかったのですが、最近頻繁に同僚男子に色々な娯楽映画を強引にお勧めされて感想を聞かれます。
大体私は世間の手垢にまみれていないB級コメディドラマを発掘するのが趣味なのに・・・
ものすげー量のこれから見なければいけないDVDを抱えているのですから、これ以上ヤメテー!!

もともとエルメスは、いきなり男性の手を握ったり、カマをかけたり非常に積極的で、すっかり世間のA-BOYたちも騙されて萌えてますが相当こなれてる女性だと思います。そういう意味では伊東美咲のような深窓の令嬢、しかも過去に恋愛トラウマありという設定では矛盾が生じていた。だって貴方、そんなに恋愛に脅えてるお嬢様がそんな積極的な行動をとるということは「こいつならば大丈夫だろう」という計算ずくの上から目線の態度ですよ。
その分、中谷美紀は流れるような話し方に大人の女性の余裕が感じられて、本来のエルメスらしかった。
こうオタクでも女性慣れしてなくても男性を許すキャパがあるように見える。
まぁ、元々電車男本人がエルメスは中谷美紀に似てると公言しているので、私の頭の中でも中谷エルメスで妄想が出来上がっていたのでしょう。

えーと・・・ネットでの電車男ムーブメントはもう2年前のことなので、日毎にネットの流行を追いかけてる私からするともう何十時代くらい前の話です。飽きました・・・

ソー・ファー

2006年5月24日 音楽
ラスマス・フェイバー CD ビクターエンタテインメント 2006/05/24 ¥2,520

スウェーデンの金髪イケメンDJ.Rasmus Faberが日本独自企画アルバムを発売!
どのくらいイケメンなのよ?といいますと
http://www.higher-frequency.com/j_event/september05/22loop/photo.jpg
こんな感じとか。
http://www.thedjlist.com/djs/JEAN-PAUL/charts
こんな感じとストライクど真ん中の王子風な風貌。
美しい〜。

元々ジャズピアニストだった彼がダンス系アーティストの曲に参加したのをきっかけに自らのダンスミュージックを製作していく。
私が求めてる「ハウス」と彼の作る音楽が恐ろしいほどマッチしている。
日本のクラブDJも彼の曲をヘビープレイしコンピレーションに収め、注目の彼。自身のリミックスソングを中心にしたこのアルバム。
いやぁ、私は今年の中でも相当な名盤になりえる出来だと思う。

とにかくクラブジャズ、胸キュンハウスを追ってる方には要必聴アルバムです!
このアルバムのリリースツアーで東京、代官山ではソウルソースとフリーテンポをゲストに迎えてのイベント。きゃー!!

★試聴サイトはこちら
http://www.juno.co.uk/products/215126-01.htm
ISBN:4344001494 単行本 小泉 吉宏 幻冬舎 2002/01 ¥1,365
これ1冊で『源氏物語』全部を読んだ気になれる!著者曰く、『源氏物語』の世界をより知るにつれ、のめり込んで面白くなり、たくさんの方々に是が非でも伝えたくなってしまったい、衣装など時代設定もおろそかにはできなくなり、気がついたら構想から6年、制作の実作業に3年もかかってしまいました。それだけにこの書は必読です。一帖8コマ、全54帖。解説もまじえ、オールカラーかき下ろし。

いつかこれ読もうとずっと探していたんだよー!!

たかだか今で言うならば昼ドラのノリなんだけどさぁ、1000年も前の話で慣習や文化の雅やかさでなんだか高貴な話だと思われている源氏物語。ええ。大好きです。
源氏物語好き!っていう女子の99%は大和和紀さんの影響だと思います。勿論ワタクシもそうです。
源氏物語を完全漫画化した「あさきゆめみし」はなんと連載が始まったのが1979年!!まだ「はいからさんが通る」をアニメでやっていた頃。それから、一年に一冊で書き続けていきやっと93年に完結。
そろそろ手放そうかとも思いましたが、いずれ入手が難しくなるだろうとどこかに書かれていたので手放せない漫画になってしまいました。(ちなみに江川達也版は速攻売り払いました)

この本は、同じ漫画ですが、もっと原作に忠実に原文をそのまま和訳して、源氏方を栗、頭の中将片を豆として漫画にしております。
原作に拘りすぎるあまり、中盤から多分物語を知っている人ではないと混乱するのではないかな?
元々源氏物語は系図がものすごい複雑な上に、似たような髪形と着物しか着ないので書き分けが難しい。
それをキャッチーにするために家計を豆と栗に統一しちゃったものだから、夕霧と冷泉帝と源氏の区別がわけわからん。
元々シンプルな絵なものだから女性のほうはもうほとんど全部同じ。物語の流れで推測するしかないのですよ。
ただでさえ源氏物語は「○○の面影を追って、彼女を愛してしまった」という似た顔が揃う話なんですから、これじゃもう・・・(涙

この本だけで源氏物語の全体を理解するのは難しいので、着物や冠位など、資料が他の現代訳本よりも充実しているので補足本にいいかもしれないです。古典なんかこういう本を添えて勉強すれば、もっとわかりやすくなるのにね。
ISBN:408774681X 単行本 山本 幸久 集英社 2003/12 ¥1,575
ヒトミとアカコは27歳の女漫才師コンビ。苦労性のヒトミと天衣無縫なアカコ、性格も境遇も異なる二人だが、“本物の漫才師”目指して奮闘中! お笑いに賭ける青春を描く、傑作成長小説。

前回「幸福ロケット」で小学生のピュアな恋に心洗われた。
しかし、そのとき何気ないワンシーンに出てきたお笑いコンビが実は前作の主人公だってことを、後から聞いた。
もーっ!!これも伊坂方式ですか!出版順に読まなきゃわからないコネタですか!!読むよ!

山本幸久の文章ってまだ2冊目だけど、恐ろしいくらいに毒がなく、わかりやすくてストレートだ。
登場人物たちも嫌な奴はいるものの、なんだか他の小説に比べたらそれほどでもなく、なんだか道徳の本とか国語の副読本に出てくるような文章な気がする。
刺激が欲しいときには物足りないかもしれないけれど、疲れてるときにはすごく癒される文章だ。

アカコとヒトミは今時珍しいくらいに古い体質のお笑いを追及していて、テレビ出演もいや!コントもいや!
かたくなに舞台での漫才、ライブにこだわりつづけている売れない女芸人のコンビだ。
女同士のお笑いがセクハラがつきまとったり、女同士でいがみあったり、お金がなかったりの繰り返しなのだ。
だけどこの二人のひたむきさにだんだん胸を打たれていって、ベタベタだなぁと思えるネタも一緒に手を握り頑張ってビッグになってね!という気分にされるのだ。

話は最初に戻るけれど、この本を読んだあと「幸福ロケット」にこの主人公二人がチラリと顔を出す。
アカコとヒトミを知っている読者は、口を揃えて「あぁ、彼女達頑張ってるんだね、本当よかったね」と答えるのだ。
たかが小説の主人公だというのに、まるで昔自分が育てたかのように暖かい目をみんなしてさぁ。
多分、あたしもそうなんだ、と思う。
アカコとヒトミのやり方って不器用だけど筋が通っていてさ。私ならばきっとテレビにでて雛壇でて騒いでお金もらって、きゃー嬉しい♪って舞い上がるところを、自分たちでそれを許さない確固たる想いを持っている。
そんな彼女達が愛しくて、タニマチみたいな気分になってくるんだよね。これ(笑
清清しい青春小説でした。
ISBN:4163247807 単行本 奥田 英朗 文藝春秋 2006/04 ¥1,300
離島に赴任した精神科医の伊良部。そこは、島を二分して争われる町長選挙の真っ最中だった。伊良部もその騒動に巻き込まれてしまい…。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」でお馴染みの、トンデモ精神科医の暴走ぶり健在!

「インザプール」「空中ブランコ」に次ぐ、精神科医伊良部による短編集第三弾。
お友達が購入したのでいつもより早めに読むことが出来ましたが、伊良部シリーズファン皆さまに告ぐ。
「1秒でも早く読もう!」

何故ならば、今回の伊良部先生の患者達は皆、去年世間を賑わせた「あの」人たちを暗にほのめかした内容だからだ。
球団オーナーで選手を敵に回した「ナベマン」、IT長者でテレビ局を買収しようとした「アンポンマン」そして40歳過ぎにして抜群のスタイルをキープしている宝塚出身人気女優、白木カオルの話。
どれもこれも連載当時の新鮮なネタなので、既に状況が大きく変わってしまった某IT長者の話は古くなってしまった。
だから皆様、発売とほぼ同時に読んだにも関わらず「そんなことあったね」と思ったのだから早く早く。
伊良部シリーズは最高に面白く、残っていく作品だと思うのに、こんな生ものすぎるネタを取り扱うのは実にもったいないなぁと思う。例えばあと10年後、今の小学生がこの本を読んだならば、去年の色々な騒動を知らず読むのだろうからなんのこっちゃ?になるのではないかな。

ナベマンの老人の持つ「死」への恐怖なんか、若者の私でさえ脅えることもある。
このまま眠って、二度と目が覚めなかったらどうしよう。そういう恐怖に追われて日常生活もままならないほど不安にさいなまされる。だから生ものの有名人を模したもので調理するのではなく、未知なる食材でゆっくり調理して欲しかった。
題名にもなっている「町長選挙」という作品が唯一、モデルのいない短編集なのだが、もう今までのキャラクターを存分にいかした話でおもしろい。
しかし今回患者が気がつかぬまに心の病が伊良部によって治療されており、読み終わったあと読んだ私たち読者も心がすっきりするような綺麗な物語が少なく感じた。ああ、そっか。何事もこんなに考える必要なくて、一度人の道はずれちゃえば楽になるんだよなぁという吹っ切れ感がもっと欲しかったよ・・・。

シネマ坊主2

2006年5月21日 読書
ISBN:4822217442 単行本 松本 人志 日経BP出版センター 2005/06/23 ¥1,365
ハリウッド、韓国、中国、ヨーロッパ、日本映画・・・世界中の話題作80本を一刀両断!全作品に10点満点の採点表とDVDデータも付いた、映画選びの最強ガイドブックです。


おおむね一般的に評価が悪いですが、私は嫌いじゃないです。
1に比べて松ちゃんのストライクゾーンが狭まってきて、ははぁ、こういうものを好むのだろうなぁ予想がだんだん出来てきた。ギャスパー・ノエとか?今後もう編集者も彼にハリウッド娯楽大作を見せるのではなく、どんどん単館上映作品でも見せていけばいい。

世間一般の意見を求めるために、この映画批評を読むのではなく、あくまでも松本人志という人間の意見を知るために読むべき本だ。
なので↑に引用したamazonの「映画選びの最強ガイドブック」てのは少々違う。松ちゃんの好みで映画を借りると少々痛い目をみることになると。
彼は、いろいろな映画にケチをつけておりますが(笑)、彼が自分にすごく自信があるからできる発言であって、その論法よりも彼の自分の才能への確信に感心してしまった。

かくいう私もトンチキな映画レビューを書いておりますが、もっと語りたいことはあってもなんとなーくお茶を濁すことしかできないことも多く、その理由はやっぱり「おめーなんかにわかってたまるかよ!」というような読者の皆様の意見が怖いからであります。
お気に入りバトン
久しぶりにバトンがココアさまより回ってきましたので回答を。
意外とお気に入りのものって最近明確にないもんだなぁと思いました。
あ、←これは私のお気に入りのキャラクタ、バンビ。
バンビの形をしたものを昔から衝動的に買ってしまいます。

★あなたの一番お気に入りの場所は?

ひとりで過ごすならば図書館。
遊ぶのは銀座、渋谷が落ち着く。渋谷、銀座周辺を回遊。
渋谷HMV6F。銀座モザイク(こちらもHMVと好きな服のショップがある。)
最近渋谷のC65カフェが大好きで大好きで全メニューコンプリート予定。

 
★あなたの一番お気に入りのものは?

うーん。今はIPODmini 通称けろっぱち。
難聴になるくらい聞いている、通勤時間は勿論あまり好まない家事のとき
(皿洗いや掃除)のときもアメリカの主婦みたくポケットにいれてハウスを聞きながらやってます。

★あなたの一番お気に入りのサイトは?
 
アングラからポータルサイト、テキストサイトまで毎日の巡回サイトは100以上あります。
気分によって一番のお気に入りはコロコロ変わります。
やっぱりなにゃかにゃいって一番のお気に入りはチャットをしている某サイトなのかもな・・・。(内緒)
 

★あなたの一番お気に入りの体の一部は?

ない!(キッパリ)
劣等感の塊なので、自分の体のすべてが嫌いです。
ポーカーなら全とっかえで御願いします。

★あなたの一番お気に入りの言葉は?

座右の銘かな?
えー・・・

 
★あなたの一番お気に入りの食べ物&飲み物は?


食べ物は未だドライイチジク食べ続けております。
沈静化していたのに、新しい職場のビル内にドライフルーツ売ってるショップがあってもう嬉しい悲鳴。
飲み物はゆず茶とチャイ。ルピシアの紅茶全般。
スタバのタゾチャイティーラテは同僚に「いい加減にしなよ・・・」と飽きられるくらいに
飲み続けてます。基本的に一度好むとしつこく喰らいつくす性格なようです。

★あなたの一番お気に入りのテレビ番組は?

テレビみません。
もっぱら画面は映画専用で、ニュースをたまにみるくらい。
あ、唯一喜んでみているのは日曜深夜にやっている全米映画紹介ショウビズカウントダウン。
そしてその後にやる怪しい仕事への潜入取材「給与明細」(笑)

★最後に回す人を適当に・・・

やりたい方いたらどうぞ持っていってくださいな〜。
A.S.P CD インポート・ミュージック・サービス 2004/04/14 ¥2,310

大阪のインディーズラテンジャズバンドASP。
最近あまり活発に活動してなく、新作もなかったのでちょっとドキドキしておりましたが、2年ぶりの朗報。
こちらセカンドアルバムのタイトルですが、な、なんと!待望の3rdアルバムが6/7に「retro futher JAZZ」が発売されるそうです。
絶対絶対これは素晴らしい出来のはずだ!

先日発売されたエゴラッピンの新譜を試聴したのですが、ちょっと首をかしげ購入は見送りました。やってる音楽が多様化したのに比べて、私の求めてるサウンドが薄まったような感覚がしたのですよね・・・

ASPは多分初期のエゴのサウンドが好きだった人にはたまらない楽曲。しかも今回はジャズと銘打ってるじゃないですか!!?
うーたのしみだー。

★ASPのファースト、セカンドは以下のサイトで試聴をどうぞ。
ボサまじりの爽やかなサウンドが好みならばセカンドの「マラカシェイクスウィーツ」を、初期のエゴのサウンド、キャバレーロックが好みならばファーストの「Associate. Social. Piano」を。どちらも一番下のほうにありますので是非。

http://www.betterzdepot.com/basisrec/domestic-all.html
DVD 東宝 2005/10/28 ¥3,990
美しい妻と娘との生活にちょっとギクシャクしたものを感じていた中年男性が、通勤途中の電車から見えたダンススクールの窓辺に佇む美しい女性にひかれ、スクールの門を叩く。そして踊ることの楽しさに目覚めた彼の退屈な日々はイキイキと変化していき…。

*リメイクなのでネタばれもなにもないと思いますが、結末をしりたくないわよって方は注意。
社交ダンスなんぞ欧米の文化を不恰好な日本人がやるから滑稽でクスクスくるのに、アメリカ人がやってどうする!
しかもジェニロペ!!タンゴを教えてる姿は草刈民代のストイックな美しさとは真逆でいつリチャード・ギアを頭から食ってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう獣の目をしていたよ〜。

日本とアメリカ文化が相違するので少々アメリカで面白さがどこまで通じるのかがわからないが、日本人で経理担当、しかも毎日の通勤で疲れ果ててる、ごく普通のサラリーマンであるお父さん。それがかたや、ショッパイ仕事ばかりしているとはいえ弁護士、なのに何故か電車通勤しているリチャード・ギア。
細かいところはわからないですが、アメリカでは日本に比べてもっと下の生活をしている人じゃないと毎日電車通勤なんぞしないのではないのか?
主人公が序盤奥さんに「娘が君ににて綺麗になってきたので僕は不安だよ」というようなニュアンスの言葉を囁く。
こういう言葉をさらりと発することの出来る人種、人間が社交ダンスをやることを「恥」と感じることに違和感がある。
何故こういう台詞を入れたのかな?後半の夫婦愛に到るために伏線?

全体的な雰囲気は原作のイメージを伝えたかったのだけど、どうやっても「美しいアメリカ人の映画」なので、バランスの悪い映画に仕上がってしまったような気がする。
日本版はラスト、広いダンスホールで二人でスポットを浴びながら優雅にダンスをする。
このシーンがすごく美しくて、それまで「日本人が社交ダンスをすることは不恰好でかっこ悪いこと」という感覚がこの瞬間観客から見事に失せる。
それなのにさー、このダンスシーンはどんちゃん騒ぎの宴会の中、みんなの輪の中でのダンスなんだよねぇ。
これが美しくない。酔っ払ってチークダンス踊る温泉街のおばちゃんおじちゃんのノリにみえるんだよなぁ・・・
私の想像ですが、禁欲とかプラトニックが美しいって感覚の強い私たちはこのラストに満足するけれど、アメリカ人はこれを見るとジェニファー・ロペスと主人公が結ばれずに終わることに消化不良の気持ちを抱く人も少なくないんじゃないかなぁ・・・。

作品としては割りと気に入ったのですが、日本映画が海外でどういう捉え方をされるかが最後まで不安になり気が気じゃなかった。
DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2006/04/07 ¥1,500
ある朝、唐突に思い立って仮病を使って学校をサボることにした高校生のフェリス(マシュー・ブロデリック)は、街を駆け回り、ズル休みを叱咤する校長の追及もうまくかわして友だちと完璧な1日を過ごす。 優等生でもスター生徒でもないフェリスが気ままに飛び回り、自由を謳歌する姿をみずみずしく描いた底抜けに明るい屈指の青春コメディー。

やっとこみつけて購入です。
特典映像はなし。値段が安いので諦めます。

ホームアローンの原点ともいえるジョン・ヒューズのどたばたコメディ。
それ以前の青春物、「素敵な片思い」に「ブレックファストクラブ」もいい作品ですが、これだけは格別。
「ブレックファストクラブ」で落ちこぼれ高校生たちがみんなで柵?の上にのってステップを踏むんだけれどね。当時友達同士で練習したものです。
とにかく私の中学時代の好きな映画は軒並みジョン・ヒューズにモリー・リングウォルドがセットにいて、プロムとチアリーダーに憧れていたのだ。
未だヒラリー・ダフやリンジー・ローハンなどに固執してティーン映画を見続けるのは当時のジョン・ヒューズ作品の面影をいつまでも追いかけているからである。未だ「それ系」の映画はジョン・ヒューズがお手本であり原点だと思う。

この映画はそんなジョン・ヒューズ監督でも最も愛している作品だ。
前述した青春ものと、これ以降に作るどたばたコメディの融合作品で、完成度の高いおもしろーい作品なのですよ。
改めてみるとフェリスは本当強引な奴で、自分が学校を休みたいがために高熱の友人を無理やり連れ出し、遊びまくる。
ずる賢さとラッキーさでスレスレのラインで先生にも両親にもばれないようにフェリスは遊びまくるのだけど、これが実に痛快だ。

どうも子供の頃、共感した人が大人になり改めて見ると腹を立てて「小生意気なガキが大人をなめやがって!」という気分になるらしい。気持ちはわかる。(笑 だってフェリスは非常にずる賢くて妹じゃなくても彼のラッキーさに腹が立ってくるのだ。
大人になると子供がさぼって自分が過ぎ去ってしまった楽しいことをしているのが悔しくなってくるのだと思う。

正義感もったてるだけだというのに酷い目にあってしまう可哀想なルーニー校長だとか、今みてもやはりジョン・ヒューズ監督のストーリーの組み立て方は上手だなと感心させられてしまう。
あ、余談ですがそのルーニー校長役のジェフリー・ジョーンズは映画中でフェリスに固執しすぎるところと目付がいやらしい!と密かに思っておりましたが、彼は確かこの映画の後、リアルでティーンの男の子相手の性犯罪で2度ほど逮捕されちゃいました。マシュー・ブロデリックをみる目付きは半ばホンモノ!?
その他にも、この映画にはジョン・ヒューズやチャーリー・シーン、妹役はダーティーダンシングのジェニファー・グレイも出演していて、今回みてブラボーな気分になった。
これからもきっと私は彼の作品の面影を追って、ティーン映画を愛していくと思う。
ブロークン・フラワーズ
19歳になる息子の存在を知った中年男が、まだ見ぬ息子とその母親を探し当てるための旅に出るロードムービー。監督は『コーヒー&シガレッツ』のジム・ジャームッシュ。主人公のダメ男を『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイが哀愁とちゃめっ気たっぷりに好演する。淡々とした中にも、とぼけたユーモアと切なさを盛り込んだ絶妙な語り口がポイント。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した話題作。


フレッドペリーのジャージがキュートだった。

以前この映画の宣伝が日本でほとんどされてない頃、知っている情報だけで、いつもの映画友達Iちゃんにこの映画の説明をしようと
「えっと・・・・ビル・マーレイが主人公で・・・元彼女が確かシャロン・ストーンと、ティルダ・ウィンストンで・・・」
と、たどたどしく話したところ
「え!それはサスペンス!?どっちに殺さそうになるの?!!つーかーこええ!!元カノどっちもこえええ!」

お、落ち着いてIちゃん。これはドラマで、人死なないですから!
ちなみに元彼女役はあとフランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、クロエ・セヴィニーなどもいます。
その二人を最初に出した私が間違ってたよ。ゴメンヨ。

ジム・ジャームッシュの映画は実は未見で、小難しいことを羅列されてそれでおしまいだったならばどうしようとびびりながらの鑑賞。何故にこの映画にこだわるかと言えばコメディアン、ビル・マーレイが大好きなのですよ。

なんというか非常にこういう感じる映画はコメントがしづらい。
会話やシーンの間合いが絶妙で、言葉や行動じゃなくて「間」でクスクスと笑える感覚というのだろうか?
勿論ビルの絶妙な表情と仕草が(それとて面白い動きをしているわけじゃなくごく自然)さらに映画を盛り立てている。

ベケットの「ゴドーを待ちながら」を許せるか許せないかで、この映画の好き嫌いが別れるんじゃないかな?

MUSeUM Clio

2006年5月17日 音楽
MASANORI MORITA(Stadio Apartment) CD インディペンデントレーベル 2006/05/17 ¥2,625

STUDIO APARTMENT森田さんによるプロジェクト MUSeUM。
イエローでのイベントと連携して2ヶ月おきに同タイトルのミックスCDをリリース。
そしてこのアルバムが2枚目にあたります。

前回のとき少々ハウス色が強すぎて、オリジナルアルバムと比べるとヘビーローテアルバムにはなりませんでしたが、
今回のアルバムはメロディアスな部分も残しつつハウスというスタアパの良さが色濃く出てきたアルバムになってると思います。

特に1曲目「Let Life Loose」はスタアパのレーベルapt.から12インチを出している札幌出身のアーティストDaishi Danceの曲だそうで、近日CDリリースの模様。しかもボーカルはCOLD FEETのLori Fine。ちょっとこれから注目すべきアーティストになりそうです。

★試聴サイトはこちら
http://www.newworldrecords.jp/j/discography/apt/details_cd/museum_clio/index.html
オムニバス ザ・ダイアモンド・ファイヴ ニコラ・コンテ ドナルド・バード 白木秀雄クインテット グールー サン・ラ CD 東芝EMI 2006/05/17 ¥2,600

男が真夜中3時に聞く、男臭いジャズCDコンピ。夜ジャズシリーズ。
早くも今回で第4弾になります。
真夜中3時、男が固まってジャズ聞いていたら真っ先にHGの香りがしてしまうような気もします。

以前ラジオで須永さんは、旧音源からどれを聞いていいか判らない人のための旧音源初心者版コンピにしたいと語っておりました。

今回ニコラ・コンテなども収録されており、新旧織り交ぜてのコンピ。
とりあえず購入しても失敗はないと思いますが・・・・
東芝さーん。試聴サイト作ってください!
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/12/16 ¥1,980
1976年のサウスカロライナ州アンダーソンのハナ高校でアメフトのコーチを務めるハロルド(エド・ハリス)は、いつも練習場をうろつく知的障害者の黒人青年(キューバ・グッティング・Jr)に“ラジオ”というニックネームをつけ、チームの応援や世話をさせる。やがてラジオは授業に参加するようにもなるが、彼に偏見を抱く者も多く…。

人種差別や偏見の強い白人社会ではきっと奇跡的な出来事だったからこそ美談になったのであって、実はこれが日常になることが理想なんじゃないか?と思った。
この話を感動だ!素敵な話だ!自分もこうあるべきだ!と思うことは簡単である。
ラジオを学校から追い出そうとした親たちを簡単に「悪者」と称してレビューしている方のブログをたくさんみた。

私たちはこの映画を美談だと知っているし、ラジオが酷いことを起こす人物でないことを知っている。
自分がその立場だったら本当に「コーチかっこいい」とか、彼を高校に導きいれることを反対した保守的な両親たちを責めることが出来るだろうか?
自分の大切な子供を預けている学校に知的障害者を入れることをバンバンザイで迎え入れますか?
その人物が男性で自分の子供が年頃の女性でも?

私が中学のとき、親御さんの強い希望により本来ならば養護学校に通う女の子が生徒が普通クラスに一人いた。
しかしある時から、その子は休み時間の度に女子トイレに篭城し、トイレに入ってきた子に暴力を振るうようになった。
最初は手首を捕まえて渾身の力で締め上げていた。これが力の加減をしないし、体も大きい子だったので非常に痛かったらしい。その後は二の腕をするようになった。そして最後は首だった。
大きな事件にはいたらなかったけれど、やはり父兄が集まって大きな会議を開いた。

私は知的障害者を世の中から排除していこうとか差別をしているわけでは決してない。
むしろこれからの世の中、積極的に関わりあって新しい社会を形成しなければいけないと思っている。
ただ、この話をみて中学の頃を思い出し、簡単に彼を招きいれたコーチを絶賛して、反対した人を悪と決め付けることは安易すぎやしないか?と思っただけである。

正直今日の発言はセンシティブで少し勇気がいった・・・
わかってもらえないならば、それでもいいかな?と思う。
SOIL&PIMPSESSIONS TOUR 2006@横浜Bay Hall
恵比寿の興奮冷めやらぬうちに取った追加公演チケット。
なんと今回がゲストDJはジャズトロニック野崎さんです。
場所は横浜ベイホール。・・・ってどこ?と元町駅をウロウロしていたならば、駅員さんに「あなたベイホールでしょ!?反対だよ!」といわれました。え・・・そんなに私いかにもなライブ野郎でしたか?(ピンクの虎Tシャツに腰履きデニム&ニット帽)
ちなみに最近ソイルのジャケットでお馴染みのウサギに羽の生えたキャラ「ツバサちゃん(仮」に似ているペンダントトップを先日みつけたので、それもしっかりつけていきました。
着いてみたならば、そこは懐かしい場所。昔、ギョーカイ人だったころ毎晩のように通ったレストランバー、ブッチャーズテーブルのお隣でした。無残にも思い出の場所は廃墟と化して当時の豪華な60’sさは微塵にも残っていませんでした。

会場につくやいなや、顔も存じないのに相互リンクのはにゃさんを探そうとキョロキョロと。
やはりいちかばちか行く前に服装をブログで公開すべきだったかしら?と後悔しました。

セットリストは以下のとおり。
1. Follow
2. Fragment
3. Wasted Time
4. Waltz for Goddess
5. The Black Widow Blues
6. Fuller Love
7. Avaranche
8. Quiet Passion by J.A.M
9. Worldwide
10. Mo’better Blues
11. Summer Goddess
12. Scoop Out
13. Sahara
14. Crush!
15. 殺戮のテーマ
16. SATURIKU ニューウェイヴ
encore
17. Suffocation
18. 閃く刃
19. Sweat


うん。正直に語れば、皆さん少々欧州ツアーでお疲れかな?と思った。
ミドルテンポからのスタートだったからなのか恵比寿で感じたあの時の感動よりも少々違うかなぁと。
だけど会場がもう半端じゃないくらい熱くて熱くてメンバーも会場と一体になってうなぎのぼりになっていったステージだったと思う。もう最後は前回どころの騒ぎの比じゃなく「し、死人がでますよ!」というくらいの盛り上がりでした。
はにゃさんは観客に愛されてるといってましたが、本当に社長も尋常じゃない盛り上がりがすごく嬉しそうで、観客に支えられているソイルという形を実感できた貴重な瞬間だったと思う。
とくにサックスの元春さんのプレイは熱く、突き抜けていて、序盤から彼の足元にいた私は彼の足にお宮のようにすがりついてました!
ベイホールの音響は少々疑問で、少なくとも左スピーカ前に私にはオープニング曲のフォン隊の音がまったく聞こえなかったんだよー。序盤メンバーもあちこち楽器の具合を気にしてる様子が見えたし、恵比寿のほうが私は気持ちよくみれたかな??

ま、難癖つけましたがしっかりソイル販促デスジャズTシャツ着て帰り、ニコニコの私です。
今後どこかのライブハウスで緑のデスジャズT来た奴がいましたら気軽にお声かけてくださいね♪
ビクビクしながら返答しますから。
追記:
ここのDJブースは360度周囲から見ることができてまるで衆人監視状態。
野崎さんのプレイを肩がもめるくらいの真後ろ至近距離で見つめ、テンションのあがった私は「こないだの2枚組MIX微妙でしたね!」とか笑顔でいいそうになりました。(嘘


都会に舞い降りたシンデレラ
片田舎から、ニューヨークへとやってきたセレステ。ジャーナリストの夢を持つ彼女だったが、配属されたのは校正係。そんな中、彼女は隣人、カイルと友達になる。ある日、セレステはいとこの青年ダナを訪ねる。ゲイでのダナは、都会暮らしに悩むセレステのため、友人たちを集め、協力により、セレステはクールな美女に変身するのだが…。


規則的な時間ごとにブラックアウトでシーンが変わるので臭いと思っておりましたが、こちら映画ではなくテレビドラマだそうです。アメリカのテレビドラマはこんなもんですか?とがっかり。
もう何十年前のドラマかと思っていたらなんと2004年の制作作品だそうで。

ストーリーがベタベタなのはこちらも了承しているので文句はないのですが、実に演出が滑稽で、アメリカで映画という文化が日本よりも経済的に成り立っているのはドラマの質が低いからじゃないか?とさえも思えるつくりだった。
主人公が田舎から都会に出てきてファッションに関して黙ってられないオカマちゃんたち集団によって綺麗に生まれかわる。このベタベタなシーン。同じ女子としてこういうシーンが映画にあるといつもウキウキしますが、今回ばかりはわけが違う。
マスカラを使えばマスカラの、ヘア用品を使えばそのブランドのメーカーのパッケージデザインを必ずワンショット差し込んでから主人公が使うのだ。(しかも大真面目)トゥルーマンショーのネタですか!?これは!
いや、わかりますよ?クライアント様様だっていうのは。だけど未だこういう馬鹿げた演出で視聴者は騙されているの??

生まれ変わった主人公。これもまたみてびっくり。
ワンレンにきついメイクと濃い口紅。肩パットバリバリの真っ赤なボディコンに身を包み、耳元にはでっかいプラスチックの幾何学模様イヤリング、鏡をみた瞬間に思わず泣き出す主人公。
当然、「私がなりたかったのはこんなんじゃない!」っていう涙だと思ったならば、「私がこんな風に綺麗になれるなんて!」という嬉し涙だった。
えーーー!?未だアメリカでは「都会の出来る女」のイメージはこれですか?日本からみると、このファッションはバブル当時のジュリアナファッションですよ!?

主人公は「ロズウェル/星の恋人たち」のマリア役のマハンドラ・デルフィノ。そして相手役がメラニーでも似たような役と表情をしていたイーサン・エンブリー。彼等のファンが見るくらいでいいです。

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