Grand Gallery PRESENTS CASA LATINA 2
2006年6月14日 音楽
オムニバス CD インディペンデントレーベル 2006/06/07 ¥2,625
たまに画像が出ると小躍りするくらい嬉しくなります。
GRAND GALLERYから新しくでたコンピレーションシリーズは、ブラジル・ラテンハウスのコンピレーション。
ジャケットは子供たちがソファーでまったりしている画像ですが、もうスコーンと明るい、今まさにフロアで流れてるかのようなMIXWORKの曲ばかりです。
実際現在どんよりしている私のカンフル剤になってくれそうな1枚。
ただでさえ明るい「CORES DO BRASIL」がさらに明るくなって試聴してる側から思わず踊ってしまった。
どの曲もハウスの箱でよく聞けるブレイクがあって、沈んでる心をサルベージしてくれるダンサブルな曲。
しかし「Canto De Orfeo」は確実に持ってる気がするんだけど、何のコンピだったか忘れました・・・ギャフン
たまに画像が出ると小躍りするくらい嬉しくなります。
GRAND GALLERYから新しくでたコンピレーションシリーズは、ブラジル・ラテンハウスのコンピレーション。
ジャケットは子供たちがソファーでまったりしている画像ですが、もうスコーンと明るい、今まさにフロアで流れてるかのようなMIXWORKの曲ばかりです。
実際現在どんよりしている私のカンフル剤になってくれそうな1枚。
ただでさえ明るい「CORES DO BRASIL」がさらに明るくなって試聴してる側から思わず踊ってしまった。
どの曲もハウスの箱でよく聞けるブレイクがあって、沈んでる心をサルベージしてくれるダンサブルな曲。
しかし「Canto De Orfeo」は確実に持ってる気がするんだけど、何のコンピだったか忘れました・・・ギャフン
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ISBN:4104567043 単行本 中村 うさぎ 新潮社 2006/03/16 ¥1,260
新潮45の連載でも大分追いかけていた中村うさぎのデリヘル体験記ですが、この本の見所は体験記よりも、その後に彼女が綴っている自分のジェンダーへの矛盾による主体探しというところだ。
なので、いつもながらの面白体験レポ、デリヘルのテクニックや客の面白おかしさを読みたいのならば泉さんの「オンナ部」のほうをお勧め。是非いろいろな人にこの本を読んで、どう感じたのか聞いてみたい良本です。
連載当時、私もたかだか自分探し、そして自分の価値を知りたい為に「デリヘル」をすることに眉をひそめた。
なんでそこまですんのよ、と。でも違うんだよね。読めばわかるんだけど。
散々、年齢を重ねて賞味期限が切れてきた自分に対して、それでも欲情する男に復讐するリベンジと自分探しの両方の気持ちなのだ。
彼女は自分に対して欲情されることを2つの気持ちが切り裂いていくようだ。
「女としての優越感」と「欲情されてしまった自分と男への嫌悪感」の二つ。
私もそうだからわかるけれども他の女性はどうなのかしら。多分同じような思いを重ねているのかしら。
女子としての自分に大満足して享楽に浸っている人にはわからないのかな?
でもそういう女子こそ自分の中で大きな自己矛盾を抱えてそうな気もするし。
私は以前ギョーカイ人だったときに、色々な人からAV業界の話を見聞きした。
少し前に男性にAV業界の話をしたとき「なんでこれっぽっちの値段でAVに出たりするんすかね?」と問われた。
多くの男性はAVに女性が出演する理由は借金、もしくはセックスが好きで好きでたまらない女性のどちらかだと思っている。
勿論そういう女性もいるだろう。
しかしAVは金じゃない。確実に。それならば風俗で働くほうが10倍以上の金を掴むことができる。
私が、知っている限りの出演者の女性たちはAVに出演する理由が「自分探し」が多かった。
鬱屈した人生や、辛い過去の経験を経てAV出演することによって何かしらの「新しい自分」を得るために出ていた。
例えばそれが自分を捨てた男や、厳しく育ててきた両親へ「大多数の汚らしい男たちに欲情されてる自分」を演じることによってカタルシスを感じるためだとか。
そんな女たちの秘められた想いがこの本にはたくさん詰まっている。
正直これを読んだ男性がどのように感じるのかレビューをいくつか見たのだけど、どれもこれも「デリヘル体験」だけに囚われて薄っぺらい表層だけを捉えてるものばかりだった。
これは「私という病」ではなく「全ての女の病」だと思う。(最近「女としての病」も出たそうなので後に読もうと思います)
この本に同意を得ない人生を送っているならば、それはそれは幸せな人生だ。
「ああ、お願い。誰か、私に欲情して。」女としての価値を確かめるため、私はデリヘル嬢になってみた。東電OLは私だ、と感じた女たち。女が分からない男たち。性に悩む全ての読者に捧げる究極の私ドキュメント。
新潮45の連載でも大分追いかけていた中村うさぎのデリヘル体験記ですが、この本の見所は体験記よりも、その後に彼女が綴っている自分のジェンダーへの矛盾による主体探しというところだ。
なので、いつもながらの面白体験レポ、デリヘルのテクニックや客の面白おかしさを読みたいのならば泉さんの「オンナ部」のほうをお勧め。是非いろいろな人にこの本を読んで、どう感じたのか聞いてみたい良本です。
連載当時、私もたかだか自分探し、そして自分の価値を知りたい為に「デリヘル」をすることに眉をひそめた。
なんでそこまですんのよ、と。でも違うんだよね。読めばわかるんだけど。
散々、年齢を重ねて賞味期限が切れてきた自分に対して、それでも欲情する男に復讐するリベンジと自分探しの両方の気持ちなのだ。
彼女は自分に対して欲情されることを2つの気持ちが切り裂いていくようだ。
「女としての優越感」と「欲情されてしまった自分と男への嫌悪感」の二つ。
私もそうだからわかるけれども他の女性はどうなのかしら。多分同じような思いを重ねているのかしら。
女子としての自分に大満足して享楽に浸っている人にはわからないのかな?
でもそういう女子こそ自分の中で大きな自己矛盾を抱えてそうな気もするし。
私は以前ギョーカイ人だったときに、色々な人からAV業界の話を見聞きした。
少し前に男性にAV業界の話をしたとき「なんでこれっぽっちの値段でAVに出たりするんすかね?」と問われた。
多くの男性はAVに女性が出演する理由は借金、もしくはセックスが好きで好きでたまらない女性のどちらかだと思っている。
勿論そういう女性もいるだろう。
しかしAVは金じゃない。確実に。それならば風俗で働くほうが10倍以上の金を掴むことができる。
私が、知っている限りの出演者の女性たちはAVに出演する理由が「自分探し」が多かった。
鬱屈した人生や、辛い過去の経験を経てAV出演することによって何かしらの「新しい自分」を得るために出ていた。
例えばそれが自分を捨てた男や、厳しく育ててきた両親へ「大多数の汚らしい男たちに欲情されてる自分」を演じることによってカタルシスを感じるためだとか。
そんな女たちの秘められた想いがこの本にはたくさん詰まっている。
正直これを読んだ男性がどのように感じるのかレビューをいくつか見たのだけど、どれもこれも「デリヘル体験」だけに囚われて薄っぺらい表層だけを捉えてるものばかりだった。
これは「私という病」ではなく「全ての女の病」だと思う。(最近「女としての病」も出たそうなので後に読もうと思います)
この本に同意を得ない人生を送っているならば、それはそれは幸せな人生だ。