akiko CD ユニバーサルクラシック 2005/11/23 ¥2,500

akikoのジャンプ&ジャイヴのカヴァー・アルバム。
プロデュース小西康陽。

もうちょっと原曲のイメージを壊すポップさで攻めているのかと思いきや、びっくりするほどの正攻法での攻め具合、そのお洒落なサウンドにクラクラきた。ジャケットもかわいい!!

10年くらいまえプラチナペーパーズの芝居で普通の主婦や教師、キオスクの店員、などそこらのお姉ちゃんやオバサンが集まり、強盗をする話を見た。
コメディタッチで進行していたこの芝居、途中からガラリと雰囲気を変える。
大金を手にした彼女らはその金を巡って骨肉の争い。元から仲良かったもの。そうでなかったものを交えて相手を裏切り、そして最後には殺しあうのだ。
そのひとりはリーダーに銃をつきつけられ、「もう金も過去もどうでもいい。貴方たちの好きにしたらいい。」といい、観念して車の助手席に腰掛ける。その彼女の願いは「ミスターサンドマンを最後に流して欲しい。」という。
そしてそんな緊迫した状況に全然似つかわしくないシーンに優しい音楽が流れ出す。
一番曲が盛り上がったところに2発の銃声音が響き渡る。
リーダーはその後、もうひとり残ったメンバーを追い詰めるが、最後その銃を自分のこめかみに向けて打つのだ。

このシーンがどうしても忘れることが出来なく、ミスターサンドマンは今でも私の中の思い出の1曲。
akikoの声でまた聴きたいと思う。

★試聴はコチラ
http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/akiko/uccj2041.html

Timeless

2006年1月29日 音楽 コメント (2)
Sergio Mendes CD Concord 2006/02/14 ¥2,282

ブラジリアンの大御所が10年ぶりに出すアルバムはヒップホップ、ブラック・アイド・ピーズとのクロスオーバー。
参加アーティストがなんといってもすごい。スティーヴィー・ワンダー 、ジョン・レジェンド、ジル・スコット、エリカ・バドゥ、ジャスティン・ティンバーレイク ・・・・

私はヒップホップって正直苦手でよくわからないんだけど、アルバムを聞いたら、素敵な曲がわんさか隠れてる。
ゴメンナサイ。多分このアルバムの売りはきっとブラック・アイド・ピーズですが、私の好きな曲は彼の香りのしない曲。
スティービーワンダーがハーモニカで参加した3曲目「BERIMBAU」と13曲目「LAMENTO」が最高にグルーヴィーなブラジリアンでお勧め!!
セルジオメンデスって誰よ??というセルメン初心者は1曲目のマシュケナダを。きっと絶対知ってるから。

★試聴はこちら
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A020262/VICP-63281.html

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