bossa a la mode-tres-

2006年5月10日 音楽
オムニバス グリーティエ・カフェエルド ボブ・ズシ&バンダ・チャランガ タム・タム・オール・スター ロザリア・ディ・ソウザ マグネティック・フォー マーコムス・ヴァルエ CD ジェネオン エンタテインメント 2006/05/03 ¥2,800

アフリカンアートが目印のコンピレーション、 A La Modeシリーズ。
クラブジャズ版とボサノヴァ版があり、こちらはボサ版の3枚目にあたります。
ボサとかクラブジャズなのに何故こういうデザインかは疑問ですが、ジャケ買いしてしまいそうな可愛いジャケットです。
並べたくなるよねー家に。

毎回、日本のクラブジャズ卒業するかしないかくらいの方が聞くようなラインナップで注目していましたが、今回収録されているのは、かなりキャッチー。スタジオアパートメントのWe Are Lonelyなんて今更ながらの曲で(古いというわけじゃなくて、このコンピの購買層は既に持っているはず)抑えておくところの基本中の基本。久しぶりのマンスフィールドのミックスも収録。ロザリオも収録されてますが、なんか正直ビミョー・・・・
最近出たイエローのコンピにもWe Are Lonelyが収録されているようで、確かにスタアパは名曲です!ですが最近コンピシリーズは軒並みスタアパに頼りすぎだっつうの!!コンピの楽しみは隠れた名曲を探す幕の内弁当であるべきだっつうの。

多分にいきなりこれを購入する方はいないと思いますが、アコースティックのカフェボッサじゃなくて、これはハウス色の強いブラジリアンハウスよりの選曲が多いみたいなので、名前に釣られるとあげあげサウンドにびっくりするので要注意です。

穴 / HOLES

2006年5月10日 映画
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005/12/21 ¥1,500
無実の罪で更正施設送りとなった少年スタンリー(シア・ラビオフ)が、そこで最初に眼にしたもの。それは乾いた大地に掘られた無数の穴たちであった。施設の少年たちは、所長(シガーニー・ウィーヴァー)の命令で、毎日なぜか穴ばかり掘らされている。やがて、その穴の秘密にはスタンリーの家に代々伝わる呪いとも関わりがあることがわかり…。

これは面白い!何故未公開なのだ!
オープニング、訳もわからなく次々と大きな穴を掘る若者達。
俯瞰からその風景が映り、まるで虫や爬虫類の巣穴のように砂漠に広がる無数の穴。
序盤、中途半端にシュールな映像の連続や突拍子のないエピソードが散漫でこりゃやっちゃったかなぁと思いましたが大間違い。
蛇足に見えたエピソードのひとつひとつに意味がそれぞれあって、最後に綺麗なストーリーが出来上がる。
この映画に関しては、意味のないシーンや台詞がまったくなくて全てが紡いでひとつの織物になる感じ。
昔みたスティーブ・マーティンの「パパとマチルダ」っていう作品が確か同じような手法でいたく感動した記憶があります。
とにかく物語の構成がうまい!としかいいようがないのです。

主人公はコンスタンティンで背伸びをしたくて仕方ないキアヌの助手役、シア・ラブーフ。
彼が送られる不良更正施設の所長がガラガラヘビのネイルを塗るシガニー・ウイバー。実にSっぽくて怖えー。

原作はルイス・サッカーの書いた児童小説。しかし全米図書賞、最も優れた児童書に送られる賞ニューベリー賞を受賞している。amazonのレビューをみても50人以上がレビューしているにも関わらずほとんどの人が満点をつけており、勿論★は5つ。
すごい作品らしい。
映画の評価がそれほど高くないのは、私がこれほど面白いと思った映画よりも原作のほうが遥かに面白いらしいので、その残念感で評価がさがっているようなのだ。す、すごい。これは翻訳物嫌いとか言わずに原作読まなくちゃですよ。

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