あーフランス映画っていちいち何もかもがカワイイなぁ。
音楽から始まり スクリーンの隅から隅までカワイイ。
小物から洋服から髪型から壁紙に至るまで!

この映画はコメントしづらい。非常にコメントしづらい。
書きたいことはすごくあるのだけれどもオチを知ってしまったら、楽しみは半分以下だ。モデルでもある監督はシックスセンスを目指してこの作品をつくったらしいのだが、それにしては日本の宣伝はど下手糞だった。

ある番組では「アメリ」のノリで可愛さとおしゃれさをアピールし、ある番組@王様のブ〇ンチ(私はコチラをみた)ネタをすべてばらした。
あのさーシックスセンスのオチを知ってから映画みようと思える人って奇特だと思うのですよね。結果的に私は見てしまいました・・・知らなかったらもっともっと楽しめただろうなぁと思いますよ!!(激怒

*以下ネタばれ気味なので未見の方また見ようと思っている方はページ閉じちゃってください!!*

この映画はファンシーなホラー映画である。
ある一本の薔薇から始まる恋を序盤女子の目線から、後半男子の目線から描いたものすごく面白い構成なのだ。
しかし観客は馬鹿じゃない。いや、私は馬鹿だけど。
どんなカラクリ映画にも騙される私でも割とオチがわかってしまう単純なトリックだと思う。ストレートなロジック。

その映画をやはりこれだけ盛り上げたのはアメリのキャラをそのまま引きずったアンニュイな魅力の主人公 オドレイ・トトゥと監督の女性らしさなんじゃないかなぁ。
女の笑顔は怖い。その笑顔が純粋であるならあるほど、怖い。
自分の気持ちに迷いがないから見てるほうもゾッとする。
いやこういう人はいるよ!
日常に潜む狂気ね。ベクトル的には上品なミザリーという感じ。
うん、最近見た中では相当好き。

★4・7(限りなく満点)

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