GOOD MORNING, VIETNAM  〜ベトナム旅行1日目?
飛行機が降り立ち、なんだか薄暗い空港に到着。

機内のトイレが苦手な私は速攻でトイレに行きましたが、既にベトナムの洗礼を受けました。
うっ・・・空港ってグローバルスタンダードでどんな国のトイレでもある程度綺麗なものだと思っていたのは大間違いです。
日本でいうならばすごい汚い駅かサービスエリアのトイレくらいだ。ビバ、トップバリュー除菌シート。

さて、私の担当してる美容師さんは世界各国を旅してる人で、ベトナムに行ったときにはサッカーの試合がやっていたため
入国管理局はほとんどスルーだったそうだ。むしろテレビをみたいから早く通ってくれと言われたと。
そんな感じでライトに通れるのかと思いきや、今日は面白いテレビもないのか、規制が厳しくなったのかどんくさいのか、さっぱり入国管理局の列が減らない。

色々手続きもあるだろうに、旅行会社からもらったツアー表によると飛行機到着時間が現地ガイドとの待ち合わせ時間になっており、不安になってくる。
「オー、ニホンジン コナイカラ カエリマショー」なんてことにならんだろうね?
やっとのこと空港を抜けると 日本の残暑の頃のような、むあっとした湿気の多い風が駆け抜ける。

あぁ・・・あたし本当にベトナムに来ちゃった。

などと感慨深く思う暇はなく、シクロやタクシーの運転手がスターを出迎えるファンのようにぎゅうぎゅうに空港前にたむろしていて、客引きをしてくる。こえええ!!
声をかけまくるベトナム人たちに目を吊り上げて「NO!」と言い放って、やっと会えたガイドについていき、綺麗なワゴン車にトランクを乗せてもらいホテルまで送ってもらう。

冷房の効いた車の中からみるベトナムの街は本当にすごい。
車とバイクの比は2:8程度。
チキチキマシンみたいに相当の数のバイクがぶっ飛ばしており、大きな大通りでも信号も横断歩道もない。(4斜線道路くらいになると警官が申し訳程度に交差点に立って交通整理をしている)
全員が行きたい方向に行く為に、相手をどかそうとクラクションを鳴らすものだから常にプップー!パー!という騒音が鳴り止むことはない。その波の中でバイクでひっくり返る女性もいて見てるほうは冷や冷や。
全員ノーヘルで子供を乗せて、3人4人乗りで行き交ってるのだ。

車中の不安を感じた現地ガイドがベトナムの道路事情を説明しはじめた。

「ベトナムハー、交通事故ガアッタラ 運ガ悪イト思ッテ 諦メマース。今、仕事ガ 終ワル時間ナノデー コレカラ バイクデ ミンナト飲ミニイクノデース!」

日本では今飲酒運転がすごくセンシティブな話題になってるのをご存知?というと

「ベトナムデハ タマーニ ヤッチャイマース。(照 デモ、見ツカッタラ 怒ラレマース」

うそだ!絶対たまにじゃないだろ あんた等!

とにかくこの国はこういう交通事情なのでこの国では交通事故で跳ねられて死んだりしても訴訟とか事件にしたりせず、運が悪かったから仕方ないやれやれ、で済ますのだそうです。
あたしは絶対にここで事故起こしても運で済ませないからね!!

常に100台近くのバイクに囲まれながらの移動する感じでベトナムの街をホテルまで走る私たちの車。
看板をみても何の建物だかも理解できません。唯一赤い車、消防署らしいものを発見。でも消防隊員たちはパンツ一丁に裸足で消防車の前にネット貼ってバレーボールしてます。火事あっても出動できないじゃん!!
そして、すれ違う救急車もベッドのないフラットなバンにたくさんの人が体育座りでギュウギュウに乗せられてたりするんですけど、なんですかーもー。どこ来ちゃったのー私!?こわいーーー。
胸の不安感はマックス。ツアーとはいえど、ホテルについたら帰国まではフリーなので、これから2人でやっていかなければならないのに誰を頼ればいいのでしょう・・・
GOOD MORNING, VIETNAM  〜ベトナム旅行1日目?
眠れないまま7時半に成田へ。
まだ咳こむものの、熱は下がり旅行には微妙なコンディションですが、出発。
成田に近いことだけが自慢の実家でも相当早起きをせねば辿りつけない時間です。
テンションはマックス。
すでに10キロ以上の黄色いスーツケースにラスタカラーのバンドをはめて、スパッツにカーキのカーゴハーフパンツ、スニーカー、白レースのキャミにカーディガン。そして生成りの涼しいニット帽で家を出発しました。久しぶりの広い成田空港で右も左もわからずにキョロキョロと挙動不振な私を今回の同行者のamiちゃんが捕獲。

さて、誰かにいうと何故ベトナムに行きたかったの?と不思議がられる。

ベトナムは長くフランス統治下にあったので、アジアとヨーロッパの文化の入り乱れたところだ。
古い建物にはフランスの面影が残り、ベトナム当地の料理も日本人の口に合う上、フランス料理も驚くくらいの値段でフルコースを楽しむことができるのだ。
そして、シルクと雑貨が日本の1/10ほどの値段で買える。
刺繍はとても美しく細かいもので、縫製の腕もよくオーダーメイドでわずか1日で洋服を作り上げる。

私は杉浦さやかの「ベトナムでみつけた」でその魅力の虜になり、おおたうにの「チェリーコーク」で日本のファッション雑誌を持っていくと数千円で同じものを1日で作り上げることを知った。100円均一でB級バッチャン焼きのコレクターを始めてから、もうずっとずっと行きたかったのです。

今回安いパックなので中華航空で台北で一度トランジットしてホーチミンへの6時間ほどの時間です。

道中の飛行機、私を虜にしたのはスッチーの制服のスカートの短さと、さらなるチャイナ服風のスリットの切れ込みの深さ!!

もーね。機内食運べば、カパっと。
頭上のキャビネットの扉を閉めればカパっとね!
そのスリットから太ももがチラチラしてえろくて、ワタクシ大興奮。
なになに?なんのサービスこれ。ギルガメですか?野坂なつみですか?と。

すっかり親父モードで台北でワクワクしながらチョコレートを食べて飛行機を待っていると
既に機内のワインで出来上がったオッサン軍団に遭遇。
「two?(ふたりなの?という意味らしい)」
「日本人です。」
と答えると、やぁーもう札束とプラチナカードをポケットからバンバン出し、もしおじさんとホーチミンで遊んでくれるならお金つかっちゃうんだけどなぁと酒臭い息。何度も何度も「俺はおじさんなんだけどね?お金はたくさん持ってるからね。一緒におれたちのホテルに泊まろう」と色々な国の札束を広げだす。

キィーー!賊どもー、この下品な同国の親父から金強奪しちゃってOKよー!

にっこり笑顔で「じゃーお金だけ置いていってください!」と返すものの、さっぱり懲りずに金持ち自慢を繰り返す。
なんでそんなにお金持ってるの?と聞くと
「覚せい剤と人身売買よー。かーっかっかっ!」

ポリース!ポリース!ここに口だけ大きいおっさんいまーす。
国辱なので国外出さないでー。
まったく一緒にエコノミーに乗ったくせになにをいってやがりますか!!

再びスリット祭りを体験して、ホーチミンへ到着。
飛行機がベトナムの空港へと降り立つとガタガタガタガタガタガタ!
うっ・・・滑走路が綺麗に舗装されていないのか、砂利道を走ってるような感覚なのです。
そして降り立つ初めてのベトナム。
ここから旅は始まりました。

花火

2004年7月31日 旅行
花火にいってきますた。

少しくすんだ赤い浴衣に赤の簪を挿して。
いつも塗らない真っ赤なグロスをつけて。
黄色の鼻緒の下駄でカラコロと。
何の因果か炎天下の平日に科学技術館へ遊びに行って参りました。
http://www.jsf.or.jp/

小学校の校外学習で一度行ったことがありますが、ここは小中学生の理系知的好奇心を煽るシロモノがたくさん展示してあります。
5フロアが幾つかのブースに分かれていまして、産業だとか遺伝子、宇宙などのゾーンに分かれています。どのブースも子供の興味をそそるようにボタンやハンドル、モニタークイズなどが用意されていて仕掛けが動いたり疑似体験ができるようになってます。

ほんの一時間ほど遊ぶつもりだったのですが、最初のワンフロアで既に2時間ほど遊んでしまい楽しいったらありゃしない。
小さなイベントスペースでは空気砲や液体窒素を使った実験を見せてくれたり、自転車発電でどこまで発電できるかも体験でき、リニアモーターカーの原理なんぞ目の辺りにして子供より前に乗り出して大興奮。

一番萌えたのは工期までに特殊機械でトンネルを彫り上げるゲームで、聞くと地味ですが定期的にカッターを替えたり、セグメント補給したりと地味に興奮。
「電車でGO!」のトンネル堀バージョンといった感じでしょうか。
他にも光の原理を上手に使った影だけを壁に映す暗室など、大人でも十分楽しめます。

入場料は600円。
中のゲームのほとんどは無料で楽しめますし、何せ人なんかほとんどいないので貸切状態で楽しむことが出来ました。
帰り道武道館でオフスプのリハーサルを聞きつつ九段下を後に。
会社さぼっていい一日ですた。

悲しき黄金週間

2004年5月6日 旅行
ゲホゲホ。
いやはやGWの大半は寝込んで終わったね!
今年になってから虚弱生活でダイエットを考える頃には体を壊し、いい具合に痩せてる。喜んでいいんだか悪いんだか。

大体今年の気温の激しさについていけないよ!
日によって20度の差があったりね!
GWも序盤かなり天気がよく今年初の半袖でお台場大江戸温泉へ。
http://www.ooedoonsen.jp/

都内唯一の天然温泉?などの触れ込みで喜びいさんだのですが、普段スパなどでバンバンジャグジーの泡が出てくるところやらコーヒーやらワインやら日本酒、次には何をいれるんだ!?と何でもありの健康ランドなどを愛用してる私からするといまひとっつ地味・・・・

唯一楽しめたのはやはり浴衣。
自分好みの浴衣が選べて(帯とのコーディネートもできる)江戸情緒たっぷりの町を歩けること、卓球するもよし。射的するもよし。酒飲むもよし(当然私はこれ)

浴衣の裾をすこし捲り上げて足湯へもいける。
これが色っぽい。
体が悪いだろう私は一歩歩くごとに下に敷き詰めてあるとんがった石に足ツボをやられて「いてて、いてて」とへっぴり腰で10メートル歩かないうちにツレに「ギブ・・ギブ・・・」と絶叫して外に躍り出ました。
その後は、数十分のんびり足湯につかりながら他人が痛がる様をほくそえみながら観覧いたしました。しかし長い足湯コースを浴衣でポツリポツリ人がたくさん歩いていく様は三途の川をみたりという感じで白い湯煙がなおいっそう黄泉の世界をかもし出してました。

しかもこの大江戸温泉。
最寄の駅より送迎バスでいくことができます。
お風呂を堪能して帰る頃にはとっぷり日も暮れ、気温も昼間より10度ほど下がり吹き抜けるお台場の風。ふきっさらしのバス停でバスを待つ私・・・
そら風邪も引くちゅうの・・・

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