DVD バップ 2007/09/27 ¥5,040
初めての通学電車、初めての片思い、初めての告白、初めての仲間、初めての恋…。田んぼと山に囲まれた町に住む普通の高校生の甘くて痛い日常を描いた豊島ミホ原作の同名短篇集を映画化。
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ラブソングができるまで
2007年12月17日 映画
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2007/09/07 ¥3,980
一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた!若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだのだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。
そんなとき彼のアパートに鉢植えの水やりに来ていたソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!
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ベオウルフ/呪われし勇者
2007年12月13日 映画世紀のデンマーク。フローズガール王が盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフは、見事グレンデル撃退に成功する。戦勝を祝い再び華やかに繰り広げられる宴。しかし翌朝ベオウルフが目にしたのは、皆殺しにされた兵士たちの姿だった。彼はその犯人と思しきグレンデルの母親の元へと向かうが……。
これはCG映画を嫌う人を騙して囲い込む映画ですか??
クオリティの高いCG映画なのに、全然その事実を宣伝していない。
映画館によっては3D上映されているようで、そちらのほうの為の映画であると思います。
身体に数十箇所、顔にも100以上のセンサーをつけて演技したものをCGで再現。ロード・オブ・ザ・リングのゴラムのような感じなんですかね?
それにしてもやはりCGはCG。進化したと言ってもシュレックとかの延長上にしか見えないのが切ない。PS3のデモ画面を長時間見ている感じですごく疲れる。
300で背景をオールCGでやれたのだから、こっちもそれでいいのに・・・
やはり人間の身体というのは、現在の技術ではまだまだ追いきれない動きや筋肉があるらしい。やはり顔の表情や、激しい動き。泳いだり馬に乗るシーンなどは実写と雲泥の差がある。
しかし、逆に既にここまで出来てしまっているということは、あと数年の後は観客に区別の出来ないほどのCG映画が出来上がってしまうということ。役者という仕事はもう必要なくなるのではないかという恐ろしさを感じる映画でもあった。
主役の彼は実際はもうちょっと太っているらしいのに、映画では見事なマッチョボディ。だとするならば、全盛期のシュワちゃんの身体で再び映画を作ったりできる。もっちと言うならば、ブルースリーの映画なんかも出来るようになるというのだ。
内容は古いお話だけに日本の時代劇のようにわかりやすく、完全懲悪なお話。
しかし、ベオウルフが化け物と戦うときに魔物に剣は通じないとかいい王妃様の前で全裸。何故!!?ホワイ!(笑)
そのあとも化け物の頭に組み付き、ベオウルフは果敢にも戦うのですが、さすがCG。カメラワークがぐりんぐりん変わるというのに柱にかぶさったり、兵士にかぶったり、はたまた影になったりして、どうしても股間が見えなくなっている(笑)もうそれがおかしくて悶絶。
ところでこのベオウルフというお話は、去年300のジェラルド・バトラーによってカナダで実写映画化されたそうなのですが、既にこのゼメキス版「ベオウルフ」が決定していたということでアメリカでもほとんど公開されないまま終わってしまったようです。
勿論日本でも公開されることなく、DVDスルーしてしまったそうで現在新作で並んでいるようなので、そちらの実写映画を次回見てみようと思います。
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DVD ポニーキャニオン 2002/11/20 ¥4,935
すっげー怖い映画みようぜ!と誘われて、無類の怖いもの映画嫌いな私が腰をひかせながら選んだのがこれ。ずいっぶん前に友人からオススメされていたものの怖くてみれなかったんだった。
結果的には心理的にすごく息苦しいだけで、血がドヴァーーとか、手足がちょんぎれたりするわけではないので全然OKです。
とにかくニコールのイライラした感情が真っ暗な屋敷から伝わってきて、息苦しいことこの上なかった。
物語のカラクリは、映画スレしてしまった私には最初からわかってしまって、あーやっぱり・・・てなくらいですが、脚本は見事だと思います・多分シックスセンスを知らないならば、まだ騙されたかもしれないなぁ・・・。
1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島のジャージー島。グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める……。
すっげー怖い映画みようぜ!と誘われて、無類の怖いもの映画嫌いな私が腰をひかせながら選んだのがこれ。ずいっぶん前に友人からオススメされていたものの怖くてみれなかったんだった。
結果的には心理的にすごく息苦しいだけで、血がドヴァーーとか、手足がちょんぎれたりするわけではないので全然OKです。
とにかくニコールのイライラした感情が真っ暗な屋敷から伝わってきて、息苦しいことこの上なかった。
物語のカラクリは、映画スレしてしまった私には最初からわかってしまって、あーやっぱり・・・てなくらいですが、脚本は見事だと思います・多分シックスセンスを知らないならば、まだ騙されたかもしれないなぁ・・・。
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ISBN:4846006255 単行本 中島 かずき 論創社 2007/01 ¥1,890
こちら本の画像ですが、実際のレビューはゲキxシネと呼ばれる演劇を生の舞台以上の迫力で映画館上映したものを見に行きました。
なんというかね・・・もう・・・
一番最初に感じたことは悲観的に生きている私が珍しく
「この時代に生きていて、この作品に出会えて本当に幸せだ!」と思ったことである。
上映が終わり、あまりのすごさに目が白黒したところ、同様に動けなくなっている観客が多数いました。
テレビの舞台中継と違いデジタルシネカメラ12台で撮影していたものをデジタル処理してるので、俯瞰から見る映像や生の舞台では捉えきれない役者の表情、殺陣シーンでもみごたえがある。
新感線の舞台は、序盤に出す演出の見事なタイトル出しが特徴なんだけれど、そこを見たときにやはり生の舞台で見ていないことを後悔した。
けれど中島かずきの物語に惹き込まれてかれはもう口をあけっぱなしの4時間近くだった。全然長くない!
鬼気迫る演技に、素晴らしい脚本。
もうなんだか語るべき言葉が見当たらないほどの素晴らしさで、思いを消化するのに長い間かかってしまった。
俳優陣は見事だった。やはり舞台役者というのは映像では世界が狭すぎるものなんですね。テレビで見るとあんなに鬱陶しい(笑)阿部サダヲが舞台上ではこんなに愛しくてたまらない。
とかく歌舞伎口上のようになりやすい染五郎の演技も、何かが憑依しているかのような演技だった。真木ようこは声質がいいのに、まだ舞台慣れしていないのがもったいなかったなぁ・・・
というわけで、こちらの作品はきっとイーオシバイでしか取り扱わないDVDになると思いますのでレンタルには並ばないと思います。
なので、劇場で見れる機会がある方は何をおいても見に行っていただきたいと思います。
いにしえの神々がすむ神秘の森で、悪に心を奪われたライ(市川染五郎)の目の前に、突然森の魔物“オボロ”たちが現れる。ライは命と引き換えに国王になる野心をかなえてやるという“オボロ”との取引に応じた。ホラや大言が流れ出る彼の口先と同様によく動く一本の剣を授かったライを待ち受けるのは、領土を奪い合う激しい戦だった。
こちら本の画像ですが、実際のレビューはゲキxシネと呼ばれる演劇を生の舞台以上の迫力で映画館上映したものを見に行きました。
なんというかね・・・もう・・・
一番最初に感じたことは悲観的に生きている私が珍しく
「この時代に生きていて、この作品に出会えて本当に幸せだ!」と思ったことである。
上映が終わり、あまりのすごさに目が白黒したところ、同様に動けなくなっている観客が多数いました。
テレビの舞台中継と違いデジタルシネカメラ12台で撮影していたものをデジタル処理してるので、俯瞰から見る映像や生の舞台では捉えきれない役者の表情、殺陣シーンでもみごたえがある。
新感線の舞台は、序盤に出す演出の見事なタイトル出しが特徴なんだけれど、そこを見たときにやはり生の舞台で見ていないことを後悔した。
けれど中島かずきの物語に惹き込まれてかれはもう口をあけっぱなしの4時間近くだった。全然長くない!
鬼気迫る演技に、素晴らしい脚本。
もうなんだか語るべき言葉が見当たらないほどの素晴らしさで、思いを消化するのに長い間かかってしまった。
俳優陣は見事だった。やはり舞台役者というのは映像では世界が狭すぎるものなんですね。テレビで見るとあんなに鬱陶しい(笑)阿部サダヲが舞台上ではこんなに愛しくてたまらない。
とかく歌舞伎口上のようになりやすい染五郎の演技も、何かが憑依しているかのような演技だった。真木ようこは声質がいいのに、まだ舞台慣れしていないのがもったいなかったなぁ・・・
というわけで、こちらの作品はきっとイーオシバイでしか取り扱わないDVDになると思いますのでレンタルには並ばないと思います。
なので、劇場で見れる機会がある方は何をおいても見に行っていただきたいと思います。
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DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/08/22 ¥4,179
なんていうかデアデビル以来の後に残らないアメコミ映画・・・。
私がニコラス・ケイジを評価しているのって人情味あふれる情けない役なので、革ジャン皮パンで頭ボーボー燃やされてもおかしいだけだよ・・・。
そんな彼を結構「コイツもしかして変な奴かも??」と思ったのが、この映画の公開当初、来日していたときビストロ・スマップに出演していたんだけど、ご飯を食べるときに着ているジャケットで顔を隠して食べるの。弁当隠す人ならばクラスに一人や二人いたけれど食べてる口を巧みに隠す。どんなところから撮影しても必死で隠す。
な、なぜ?入れ歯?矯正?
食べる仕事ってのは事前にわかっていただろうに、スマップもみんな引いてるし、食べてて美味しそうな顔も見えないし、なんじゃーこりゃ。と思ったのです。
もし彼が入れ歯なら、薄毛、コミックヲタク、ロリコン、入れ歯。うああぁ。ハリウッド俳優ならばかなりグレーゾーン。いやアウト?
(実際は恥ずかしかったらしいです。え?ホントニソレダケ?(疑))
さて映画のほうですが、このダークヒーロー、出動するたびに炎に包まれたバイクを狩り、道を爆走していく。
走った後のアスファルトはめくれあがり、バックトゥーザフューチャーのごとく炎のラインが出来上がり、路肩や歩道にあるもの全てぶっ飛ばし、街を派手にぶっ壊していくもんで非常に迷惑なことこの上ない。
ゴーストライダーの必殺技は「贖罪の目」とかいい、今まで悪事を働いたものは彼の目を見ると自責の念で焼き殺されてしまうそうなのだ。えー!!派手な登場とナリしてる割には地味じゃん!アクションほとんどないじゃん。見つめて終わりじゃん!
贖罪の目の演出は炎の中に過去の悪事がメラメラと浮かび上がるのですが、そちらの演出は非常によかった。そこだけオッと言ったけれど、後はなんだかなぁ・・・。
アメコミファンの彼が望みに望んで得た役柄なので、悲願が達成されたのを喜ぶことにしましょうネ・・・
スタント・ライダーのジョニーは、悪魔メフィストに自らの魂と引き換えに父の命を救う契約を結んでしまう。ところが父はスタント中の事故で死亡。ジョニーの魂は悪魔の手に渡ってしまう。一方、メフィストの息子のブラックハートが地上に姿を現し、地獄を我が物にしようと動き出していた。メフィストは、それを阻止するため“ゴーストライダー”を差し向ける。そのゴーストライダーこそ、ジョニーだった。そして彼は炎を吹きあげるヘルバイクに乗って、悪魔たちとの壮絶な戦いに挑む!
なんていうかデアデビル以来の後に残らないアメコミ映画・・・。
私がニコラス・ケイジを評価しているのって人情味あふれる情けない役なので、革ジャン皮パンで頭ボーボー燃やされてもおかしいだけだよ・・・。
そんな彼を結構「コイツもしかして変な奴かも??」と思ったのが、この映画の公開当初、来日していたときビストロ・スマップに出演していたんだけど、ご飯を食べるときに着ているジャケットで顔を隠して食べるの。弁当隠す人ならばクラスに一人や二人いたけれど食べてる口を巧みに隠す。どんなところから撮影しても必死で隠す。
な、なぜ?入れ歯?矯正?
食べる仕事ってのは事前にわかっていただろうに、スマップもみんな引いてるし、食べてて美味しそうな顔も見えないし、なんじゃーこりゃ。と思ったのです。
もし彼が入れ歯なら、薄毛、コミックヲタク、ロリコン、入れ歯。うああぁ。ハリウッド俳優ならばかなりグレーゾーン。いやアウト?
(実際は恥ずかしかったらしいです。え?ホントニソレダケ?(疑))
さて映画のほうですが、このダークヒーロー、出動するたびに炎に包まれたバイクを狩り、道を爆走していく。
走った後のアスファルトはめくれあがり、バックトゥーザフューチャーのごとく炎のラインが出来上がり、路肩や歩道にあるもの全てぶっ飛ばし、街を派手にぶっ壊していくもんで非常に迷惑なことこの上ない。
ゴーストライダーの必殺技は「贖罪の目」とかいい、今まで悪事を働いたものは彼の目を見ると自責の念で焼き殺されてしまうそうなのだ。えー!!派手な登場とナリしてる割には地味じゃん!アクションほとんどないじゃん。見つめて終わりじゃん!
贖罪の目の演出は炎の中に過去の悪事がメラメラと浮かび上がるのですが、そちらの演出は非常によかった。そこだけオッと言ったけれど、後はなんだかなぁ・・・。
アメコミファンの彼が望みに望んで得た役柄なので、悲願が達成されたのを喜ぶことにしましょうネ・・・
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スパイダーマンTM3
2007年11月26日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/10/17 ¥4,179
1,2が評判のとてもいいスパイダーマンシリーズですが、これって青春映画や恋愛ドラマの要素が含まれてるからだよね。
今回その評判のよかったスパイダーマンの苦悩や恋愛ドラマ部分をクローズアップするあまり、本来のスパイダーマンである「街のみんなのヒーロー」である部分を見失ってるなぁ。
だって今回助けるのは全部身内。自分の周囲の人をバンバン助けていくショボイヒーロー。
それでも、今回映像部分がものすごくて映画を見るたびに感動する。
もうそろそろCGの進化は打ち止めで、映画を見て驚くことなんて減っていくんだろうなぁと寂しく思いつつも今回のサンドマンが変身する部分はすごいのなんのって!
遠心分離機みたいなのにかけられてしまった逃亡犯が砂と化し、そしてサンドマンとして蘇る。
何度か立ち上がるが、砂なので崩れ去り、前に歩むことができない。そして何度となく繰り返すうちに人の形をしていく映像は鳥肌!以前ハムナプトラで砂が顔の形になって主人公たちを巻き込もうとしたことに大層驚いてからこの進歩!
いやはや今後ベオウルフ控えてるし、当分驚けるよ・・・。
2よりパワーダウンしたのは否定できませんが、これはこれで楽しめる部分クライマックスたっぷりの映画で十分楽しみました。
もう単純な敵味方でなく、3つ巴さらにもっと、と。
ちょい不思議に思うのがグリーンゴブリンの息子、親友のハリーって執拗に父の復讐を狙っているのだけれど、パート1に親子愛のエピソードが薄かったよなぁと感じてしまう。気持ちがわかるがそんなに復讐にメラメラするほどの濃い関係だったか?と。
いやー、しかしスパイダーマンに出るまでのトビーって日本でいったら「北の国から」の純君的ポジショニングの人だと思っていたのに3にもなるとアメコミヒーローに堂が入りますね!
パート4が決定してるものの今回で俳優、監督とも契約終了な為、降板の可能性があるらしく、サム・ライミとトビーじゃないスパイダーマンなんて存続させる意味なぞあるのかなぁと疑問。
ブラック・スパイダ-マンとなったピーターは、その黒いスーツがもたらすパワーに酔いしれ怒りを制御する事ができない。彼に何が起こったのかー。慕っていた叔父を殺した犯人への復讐。スパイダ-マンを父の仇と信じ込む親友ハリ-・オズボーンとの決闘。未来を誓いあった恋人メリー・ジェーンとの心のすれ違い。そこに現れるグウェンとの微妙な恋愛関係。悲しき運命の連鎖が、彼を究極の戦いへと導く。さらに新たなる脅威ヴェノムがスパイダ-マンに襲い掛かる。戦いは、ニュー・ゴブリン、サンドマンを巻き込み、熾烈さを増して行く。最後に生き残るのは、そして恋の行方は・・・3部作最終章、いよいよクライマックスへ。
1,2が評判のとてもいいスパイダーマンシリーズですが、これって青春映画や恋愛ドラマの要素が含まれてるからだよね。
今回その評判のよかったスパイダーマンの苦悩や恋愛ドラマ部分をクローズアップするあまり、本来のスパイダーマンである「街のみんなのヒーロー」である部分を見失ってるなぁ。
だって今回助けるのは全部身内。自分の周囲の人をバンバン助けていくショボイヒーロー。
それでも、今回映像部分がものすごくて映画を見るたびに感動する。
もうそろそろCGの進化は打ち止めで、映画を見て驚くことなんて減っていくんだろうなぁと寂しく思いつつも今回のサンドマンが変身する部分はすごいのなんのって!
遠心分離機みたいなのにかけられてしまった逃亡犯が砂と化し、そしてサンドマンとして蘇る。
何度か立ち上がるが、砂なので崩れ去り、前に歩むことができない。そして何度となく繰り返すうちに人の形をしていく映像は鳥肌!以前ハムナプトラで砂が顔の形になって主人公たちを巻き込もうとしたことに大層驚いてからこの進歩!
いやはや今後ベオウルフ控えてるし、当分驚けるよ・・・。
2よりパワーダウンしたのは否定できませんが、これはこれで楽しめる部分クライマックスたっぷりの映画で十分楽しみました。
もう単純な敵味方でなく、3つ巴さらにもっと、と。
ちょい不思議に思うのがグリーンゴブリンの息子、親友のハリーって執拗に父の復讐を狙っているのだけれど、パート1に親子愛のエピソードが薄かったよなぁと感じてしまう。気持ちがわかるがそんなに復讐にメラメラするほどの濃い関係だったか?と。
いやー、しかしスパイダーマンに出るまでのトビーって日本でいったら「北の国から」の純君的ポジショニングの人だと思っていたのに3にもなるとアメコミヒーローに堂が入りますね!
パート4が決定してるものの今回で俳優、監督とも契約終了な為、降板の可能性があるらしく、サム・ライミとトビーじゃないスパイダーマンなんて存続させる意味なぞあるのかなぁと疑問。
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イギリスの外れにあるウォール村の青年トリスタンは、村一番の美女ヴィクトリアに恋をしていた。ある夜、村にある壁の向こうに落ちた流れ星を目にした彼は、それを愛の証としてヴィクトリアにプレゼントすることを決意。壁の外に広がる魔法の国ストームホールドへと足を踏み入れる。(
「まるで宮崎映画を見ているようだ!」というこの映画の謳い文句は、本当に売り文句なのか嫌味なのかどうなのか聞きたい今日この頃です。
だって脚本はハリウッド版もののけ姫を監修した人だし、多分宮崎映画は見ているだろうし、きっとラピュタの世界観を撮りたかったんだと思うしね。
でも私こういうの大好きです。
やはりファンタジー路線っていうのは目の前に「ロードオブザリング」という大きなハードルがありますから、それと今後絶対比較されていかなければいけない運命です。あの映画を超えることは出来ないけれど、やれる範囲で大変楽しい映画を撮りましたという感覚。物語は深くないけれど、エンタテイメントしてはぜーんぜん上出来だと思うのはちょっと贔屓目すぎですか?
強いていうならば主要キャストがどうにも魅力がないのが残念。
トリスタン役はまだ役柄的にも許せるものの、空から降ってくる流れ星の女の子、恋すると体が煌いて素敵に輝きだす。
そんなピュアなアイドル役がクレア・デインズ・・・・??ロミオとジュリッエット時代ならまだしも、何故今??彼女の生活に疲れたような面長で頬のこけた輪郭はもうこのヒロインはきつい・・・やはり私としてはアン・ハサウェイやレイチェル・マクアダムスでしょう??笑顔を見てるだけで幸せになれるようなピカピカの顔をしたさー。キスしただけで足がピコンと上がっちゃうようなカワイコちゃんで流れ星はやって欲しかった。
バランスというべきか、普段の役柄とはかけ離れているのに、脇が重厚に固まっておりまして、ロバート・デニーロのキャプテンもミシェルの魔女も素晴らしかった。是非DVDが出たらもう一度みたいファンタジー映画なのでした。
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DVD パンド 2003/08/08 ¥3,990
WOWOWで私の大好きなこの作品がやっていたのでしばらくぶりに見てみた。
この作品はギャグコントの王道をまっすぐ奇を衒わずに描いた作品で、ともすれば「お約束」ばかりのストレートなものなんだけれど、立派に飽きさせてくれないから素晴らしい。
日本でも大分こういう形態のものは三谷幸喜で慣れてきているのに、まだまだ監督も作品も知名度が少ないのが寂しい限りなのです。
相変わらずピニョンは人がいいバカなんだけどね。彼が善人であることをわかってても横にいてイラっとせざるを得ないドンくささを発揮している。
余談ですが、最近会社に業務委託できたオジサンがいるんだけど、この彼がピニョンより酷い活躍ぶりをしている。どMの私がどSになるほど、毎日同じことの失敗ぶりで本当イライラしてしまい、彼に語調強めに話してしまうんですが、その私をピニョンにイライラしてる主人公がだぶってみえた。
や・・・彼が善人だってことはわかっているんです。いつも話した後に反省する自分もいるんです。でもねでもね・・・・
出版社の社長ピエールが、毎週水曜日に開いている一風変わった晩餐会。それは、誰もが認める奇人たちを連れてきては、その‘変態ぶり’を競わせるというものだった。
WOWOWで私の大好きなこの作品がやっていたのでしばらくぶりに見てみた。
この作品はギャグコントの王道をまっすぐ奇を衒わずに描いた作品で、ともすれば「お約束」ばかりのストレートなものなんだけれど、立派に飽きさせてくれないから素晴らしい。
日本でも大分こういう形態のものは三谷幸喜で慣れてきているのに、まだまだ監督も作品も知名度が少ないのが寂しい限りなのです。
相変わらずピニョンは人がいいバカなんだけどね。彼が善人であることをわかってても横にいてイラっとせざるを得ないドンくささを発揮している。
余談ですが、最近会社に業務委託できたオジサンがいるんだけど、この彼がピニョンより酷い活躍ぶりをしている。どMの私がどSになるほど、毎日同じことの失敗ぶりで本当イライラしてしまい、彼に語調強めに話してしまうんですが、その私をピニョンにイライラしてる主人公がだぶってみえた。
や・・・彼が善人だってことはわかっているんです。いつも話した後に反省する自分もいるんです。でもねでもね・・・・
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おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ある日、番組のオーディションが開催されると知ったトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切り、オーディションに参加する。
全米公開当時チェックしていたときは、まったくそそられなかったのに映画館へ行ってしまったのは、日本の宣伝につぐ宣伝にやられたといって過言ではないです。
ましてや前日に見にいったのが「パンズラビリンス」でがっくり肩を落として帰ってきたときに、友人が何も考えずに楽しめた!というもんで、速攻見にいったのですが、見終わった後この日東京は秋だというのに台風が直撃して暴風雨が吹き荒れ、またもや、しかめっ面で帰途という惨憺たる一日・・・
さて映画のほうですが、本当に悪人は最後まで悪人らしく、そして主人公は正義感もあって見かけは柳原可奈子を田舎くさくした感じですが、純粋さが目に出ていたのがスバラシー。
母親役は皆さんご存知、ジョン・トラボルタが6時間かけて特殊メイクをほどこし女装をしたのですが、これがね・・・もうあの男らしい骨格と体格がトラボルタすぎます!普通映画ってのは、序盤違和感があっても最後にはすっかり馴染んで見えてしまうのですが、最後までトラボルタ。
あぁ・・・トラボルタが躍ってる・・・
トラボルタが泣いてる・・・
トラボルタがお洒落して喜んでる・・・
何十年も前のトッツィーのダスティン・ホフマン、ミセスダウトでのロビン・ウィリアムズのほうが女性に見えたよなぁ。それを見越してのお笑いなのでいいのかもしれませんが。
やはり今回も光っていたのは存在感のあるクイーン・ラティファ。彼女は身体は大きいけれど、ラブも絡めた演技も出来るし、今回も人種差別の憂き目にあう黒人シンガーとして光っていました。
彼女の目って人を見守る優しさと愛しさが満ち溢れてる気がするんですよねぇ・・・
映画自体とてもアメリカらしい感じで、何も考えずに楽しめます。
歌は頭に残るけど、映画は頭に残るかしら・・・?ってくらいに(笑)
DVD 日活 2006/08/04 ¥3,990
・・・・もうゲイリー・マーシャルの監督作品に「プリティ」をつけて「プリティウーマン」の客を狙うの辞めましょうよ。いいものはいいし。
母強し!そしてケイト・ハドソンの笑顔で何もかも許せてしまう映画。
アメリカ社会でも女性が子供を抱えて仕事をしていくのは難しいもんなのね。むしろ日本よりも宗教や文化、人種の違いによって学校も細分化されていて、ちょいと引っ越しただけでも学校を探すのさえとても大変らしい。
主人公のヘレンは「プラダを着た悪魔」のミランダのようにファッション業界のトップで走り続ける女性。毎日お洒落してクラブで躍って騒いで、お酒飲んで、華やかな世界の人間が姉の子を3人も育てることになる。今まで抱えていたものを色々捨てなければならないのに、ヘレンは心良く引き受け3人との共同生活を始める。
だけど、やはり素人ママ。子供がぐずったり拗ねてもどうすることもできない。
しかも面倒なことに一番上の子は思春期で恋したいサカリのティーンだ。この役者はヘイデン・パネッティーアといって、私が来年楽しみにしてるドラマ「HEROES」に出演してる子ですが、映画では若さゆえビッチな役だけど本当は清純なんでしょ?と信じていたのに、実際も映画同様パリスヒルトンと煙草吸いながらクラブで躍っていた画像あったよ・・・おめぇ・・・!!
http://www.mypress.jp/imagew/non_cha/celeb/Hayden-Panettiere1.jpg
(ちなみにこの映画、パーティーやショーシーンでやたらとパリスが出演もしてるんです)
この2番目の男の子。イタリアの宗教絵画の天使みたいな顔してポチャっとした子!この子どこかで見たと思ってましたら、「キッド」でブルース・ウィリスの子供時代を演じたスペンサー・ブレスリンでしたね。
末っ子の泣き虫には「リトルミスサンシャイン」でアカデミー賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン。本当の兄弟での出演だったのね〜。特に彼女の今回の演技は私は「リトルミス〜」よりよかったと思う。ダコダちゃんのポジションを揺さぶってる。
母を亡くした寂しさとストレスでぐずってばかりの末っ子は、靴の紐が結べないといって泣いてばかり。それもママと同じ結び方じゃないといって大泣きするシーンは子供心にストレートに表現できないママへの寂しさが素晴らしかった。それをあやすヘレンの抱き方ももう立派にママ。
子役と女性に華があって素晴らしい分、なんだか男性キャラに魅力がない気がするけれど、ストーリーはみんながみんなのことを考えて、衝突して、そして互いに分かり合う、そんなどこにでもあるけれどステキな話でした。
敏腕キャリアウーマンのヘレン。ある日、彼女の姉夫婦が交通事故で他界してしまい、残された3人の子供を引き取ることになってしまう。一夜にして3人の子持ちになったヘレンは、慣れない子育てに悪戦苦闘し、挙句には仕事をクビになってしまうが…。
・・・・もうゲイリー・マーシャルの監督作品に「プリティ」をつけて「プリティウーマン」の客を狙うの辞めましょうよ。いいものはいいし。
母強し!そしてケイト・ハドソンの笑顔で何もかも許せてしまう映画。
アメリカ社会でも女性が子供を抱えて仕事をしていくのは難しいもんなのね。むしろ日本よりも宗教や文化、人種の違いによって学校も細分化されていて、ちょいと引っ越しただけでも学校を探すのさえとても大変らしい。
主人公のヘレンは「プラダを着た悪魔」のミランダのようにファッション業界のトップで走り続ける女性。毎日お洒落してクラブで躍って騒いで、お酒飲んで、華やかな世界の人間が姉の子を3人も育てることになる。今まで抱えていたものを色々捨てなければならないのに、ヘレンは心良く引き受け3人との共同生活を始める。
だけど、やはり素人ママ。子供がぐずったり拗ねてもどうすることもできない。
しかも面倒なことに一番上の子は思春期で恋したいサカリのティーンだ。この役者はヘイデン・パネッティーアといって、私が来年楽しみにしてるドラマ「HEROES」に出演してる子ですが、映画では若さゆえビッチな役だけど本当は清純なんでしょ?と信じていたのに、実際も映画同様パリスヒルトンと煙草吸いながらクラブで躍っていた画像あったよ・・・おめぇ・・・!!
http://www.mypress.jp/imagew/non_cha/celeb/Hayden-Panettiere1.jpg
(ちなみにこの映画、パーティーやショーシーンでやたらとパリスが出演もしてるんです)
この2番目の男の子。イタリアの宗教絵画の天使みたいな顔してポチャっとした子!この子どこかで見たと思ってましたら、「キッド」でブルース・ウィリスの子供時代を演じたスペンサー・ブレスリンでしたね。
末っ子の泣き虫には「リトルミスサンシャイン」でアカデミー賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン。本当の兄弟での出演だったのね〜。特に彼女の今回の演技は私は「リトルミス〜」よりよかったと思う。ダコダちゃんのポジションを揺さぶってる。
母を亡くした寂しさとストレスでぐずってばかりの末っ子は、靴の紐が結べないといって泣いてばかり。それもママと同じ結び方じゃないといって大泣きするシーンは子供心にストレートに表現できないママへの寂しさが素晴らしかった。それをあやすヘレンの抱き方ももう立派にママ。
子役と女性に華があって素晴らしい分、なんだか男性キャラに魅力がない気がするけれど、ストーリーはみんながみんなのことを考えて、衝突して、そして互いに分かり合う、そんなどこにでもあるけれどステキな話でした。
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あえて私は海外版のダークなポスター画像をアップしてみました。
東京でのこの映画の人気ったらなかった〜。いつも大入り満席!
(しかも女子ばかりで満席というのは、ポスターのアリス風ファンタジー映画として騙されている人も何割かいたでしょうに)
これくらいならもうちょっと上映館数を増やせばいいものを、山の手内では恵比寿ガーデンシネマと有楽町シネカノンだけ。
私は相性が悪くていつも入れないシネカノンに2回振られ、もう諦めかけていた。
それと同時に私は季節の変わり目だからなのか、最近非常に体調が悪くて、熱と怠さで起き上がることも辛くて出来なくて会社を休みがちでした。そんな休んでいたある日、「You、今週で終わりだから今日パンズいっちゃいなよ!」と映画好きな友達からメールが来た。
大分迷ったけれど、これは見ないほうが後悔してしまいそうな気がしたので、高熱なまま体にムチ打って都心から、どんどん逆向きの電車に乗り、かなーり離れた映画館に見に行く私。すごいフラフラで私のほうがラビリンス見えかけだよ!!
パンズ・ラビリンスのデル・トロ監督はぶっちゃけ眼鏡で太ってヲタで、特に日本のアニメやゲームが大好きな監督。
ファンタジーを表現しようといつも頑張るのに、残酷描写が前にたってしまい子供に見せられない映画を作る人で、まさに色んな意味でデンジャーで紙一重な人なのだ。
特に彼は、宮崎映画や大友映画を絶賛しているようなので、この映画にもかなーりダークなトトロのオマージュらしい部分が見え隠れします。(余談ですが、この監督、大友の漫画を実写化することを強く望んで「童夢」の実写映画を構想中らしいです。是非頑張っていただきたい!)
最近のVCGの発達から、ファンタジー映画のクリーチャーはものすごく進化しているので、この映画でも存分に楽しむつもりだったが、現実の辛い世界の割合が8割程度なのでラビリンスの部分がすごく少ないのが残念だった。
しかし、しかしですよ。その少ない中でもこの見せ方はすごかった。ペイルマンの怖さはすごい!眼球だけが転がった皿の前に座るペイルマンの動く瞬間の怖さったらない。
決して子供が手放しに「あの世界のお姫様になるんだ!」と大喜びできるような世界ではなくて、端々にみえる現実よりも厳しいダークな世界や醜いクリーチャーの仕掛ける本当か嘘かわからない試練ばかりなのに、そんな世界すら現実世界よりも美しく魅力的に感じてしまうオフェリアの悲しい毎日。
見終わった後、観客全員が肩を落として無言になっていたのが印象的です。
単純にバンバンザイで終わるファンタジー映画にはもう見慣れてしまった人へも確実に胸に大きなしこりを残す素晴らしいダークファンタジー映画でした。
1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与える。
東京でのこの映画の人気ったらなかった〜。いつも大入り満席!
(しかも女子ばかりで満席というのは、ポスターのアリス風ファンタジー映画として騙されている人も何割かいたでしょうに)
これくらいならもうちょっと上映館数を増やせばいいものを、山の手内では恵比寿ガーデンシネマと有楽町シネカノンだけ。
私は相性が悪くていつも入れないシネカノンに2回振られ、もう諦めかけていた。
それと同時に私は季節の変わり目だからなのか、最近非常に体調が悪くて、熱と怠さで起き上がることも辛くて出来なくて会社を休みがちでした。そんな休んでいたある日、「You、今週で終わりだから今日パンズいっちゃいなよ!」と映画好きな友達からメールが来た。
大分迷ったけれど、これは見ないほうが後悔してしまいそうな気がしたので、高熱なまま体にムチ打って都心から、どんどん逆向きの電車に乗り、かなーり離れた映画館に見に行く私。すごいフラフラで私のほうがラビリンス見えかけだよ!!
パンズ・ラビリンスのデル・トロ監督はぶっちゃけ眼鏡で太ってヲタで、特に日本のアニメやゲームが大好きな監督。
ファンタジーを表現しようといつも頑張るのに、残酷描写が前にたってしまい子供に見せられない映画を作る人で、まさに色んな意味でデンジャーで紙一重な人なのだ。
特に彼は、宮崎映画や大友映画を絶賛しているようなので、この映画にもかなーりダークなトトロのオマージュらしい部分が見え隠れします。(余談ですが、この監督、大友の漫画を実写化することを強く望んで「童夢」の実写映画を構想中らしいです。是非頑張っていただきたい!)
最近のVCGの発達から、ファンタジー映画のクリーチャーはものすごく進化しているので、この映画でも存分に楽しむつもりだったが、現実の辛い世界の割合が8割程度なのでラビリンスの部分がすごく少ないのが残念だった。
しかし、しかしですよ。その少ない中でもこの見せ方はすごかった。ペイルマンの怖さはすごい!眼球だけが転がった皿の前に座るペイルマンの動く瞬間の怖さったらない。
決して子供が手放しに「あの世界のお姫様になるんだ!」と大喜びできるような世界ではなくて、端々にみえる現実よりも厳しいダークな世界や醜いクリーチャーの仕掛ける本当か嘘かわからない試練ばかりなのに、そんな世界すら現実世界よりも美しく魅力的に感じてしまうオフェリアの悲しい毎日。
見終わった後、観客全員が肩を落として無言になっていたのが印象的です。
単純にバンバンザイで終わるファンタジー映画にはもう見慣れてしまった人へも確実に胸に大きなしこりを残す素晴らしいダークファンタジー映画でした。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006/12/16 ¥3,990
割と日本では人気のあったロビン・ウィリアムスなので公開するかなぁっと思っていましたが日本ではついに未公開。やはり日本ではコメディの土壌は・・・とブツブツ思いながら見てましたが、結果的には別によかったや・・・公開しなくても。
妻役にシェリル・ハインズ、ザスーラでも生意気だけど弟思いな兄役だったジョシュ・ハッチャーソンなので割りと豪華なんだけどネ。
ロビン・ウィリアムスはお下劣コメディが大好きなアメリカでも、シモネタなしで人を笑わせハートウォーミングにさせてくれる数少ないコメディアンなのに、今回はそうじゃないんだよな。ウンコやシモネタばかりで彼に似つかわなしくない。こういう切り口じゃなくてもこの映画は良く出来そうなプロットなのになぁ・・・。そういう映画が大好きな方にはたまらん映画かもしれないけど。
ファミリーをひとつにするためのロードムービーなんて美味しい条件で、もっと無名な俳優を使ったリトルミスサンシャインは面白かったのに、もっともっと遊べたはずなんだけど、割と使い古されたネタばかりなのが寂しいかぎり
ロビン・ウィリアムスもそろそろハリウッドでは賞味期限の切れかけなのかもしれません。
家族がばらばらなボブの家庭。そこで彼は夏休みにハワイ旅行を計画するが、仕事でコロラドに行く羽目になる。急遽、コロラド旅行に変更し、仕事があることは内緒で家族の信頼を取り戻そうとするが、次第に暴走し始め…。
割と日本では人気のあったロビン・ウィリアムスなので公開するかなぁっと思っていましたが日本ではついに未公開。やはり日本ではコメディの土壌は・・・とブツブツ思いながら見てましたが、結果的には別によかったや・・・公開しなくても。
妻役にシェリル・ハインズ、ザスーラでも生意気だけど弟思いな兄役だったジョシュ・ハッチャーソンなので割りと豪華なんだけどネ。
ロビン・ウィリアムスはお下劣コメディが大好きなアメリカでも、シモネタなしで人を笑わせハートウォーミングにさせてくれる数少ないコメディアンなのに、今回はそうじゃないんだよな。ウンコやシモネタばかりで彼に似つかわなしくない。こういう切り口じゃなくてもこの映画は良く出来そうなプロットなのになぁ・・・。そういう映画が大好きな方にはたまらん映画かもしれないけど。
ファミリーをひとつにするためのロードムービーなんて美味しい条件で、もっと無名な俳優を使ったリトルミスサンシャインは面白かったのに、もっともっと遊べたはずなんだけど、割と使い古されたネタばかりなのが寂しいかぎり
ロビン・ウィリアムスもそろそろハリウッドでは賞味期限の切れかけなのかもしれません。
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理想のオトコの見つけ方
2007年10月27日 映画大学で芸術を専攻するアビーにはサイというボーイフレンドがいる。
彼はロマンス映画にも付き合ってくれるし、彼女が描く絵のモデルにもなってくれる、まさに理想の恋人。
ある日、彼女はルームメイトに頼まれ、同じクラスのオチこぼれ男子学生クインの勉強を手伝うことになる。
クインの第一印象は悪かったが、サイとはまったく違う性格の彼に次第に惹かれていくアビー。
一方、クインもアビーに好意を持ち始めるが、彼女は自分にはサイというボーイフレンドがいることを打ち明け、彼と距離を置こうとする…。
テレビドラマ「ロズウェルの恋人たち」のリズ役、シリ・アップルビー主演の映画。
日本未公開でDVDも発売されていないテレビ映画でした。日本では唯一ケーブルテレビやWOWOWで見ることが出来るらしいです。
きっと誰もこんな映画みることはないと思いますのでネタばれガンガンにいきます。
シリは可愛いけれど地味。その地味っぷりな様子がこの主人公と見事にマッチする作品でした。
しかしねー、これ・・・すごいカラクリのある映画になってまして、主人公のアビーは小さい頃から、ひとりぼっちで寂しいのですが、あるとき友達が出来、その幼馴染が素晴らしい彼氏になります。その彼とはラブラブで記念日を祝い、家にもしょっちゅう遊びにきている。
そんな理想の彼がいるというのに、粗暴でちょっとワイルドな男の子に勉強を教える羽目に陥ったアビーは、だんだんとそのチョイ悪っぷりに惹かれてていきます。でも自分には仲良しの彼氏が・・・・。と悩むのですが。
物語の最初、彼氏が遊びにきているところにルームメイトが帰ってきたとき、彼氏はクローゼットに押し込められます。そのルームメイトも「いい加減彼を私に紹介してよ」などと言うのですが、アビーは彼をひた隠し。
でもなんだかおかしい・・・
彼氏の存在はしっているのに姿をルームメイトに隠す必要もないのに変な子だなぁっと思うわけです。それにデートにしても、楽しく映画は行ったりするものの手を繋いだりすることもなく、なんだかものすごく優等生カップルな二人。それにこの二人のオカシイところはセクシャルな香りがまったくしないこと。
それもそのはず、あるとき彼氏と二人で降り積もった雪に寝転んで楽しく話しをして帰途についた後、寝転がってた雪には人の形が「ひとつ」しかないのです。
そう、アビーの理想の彼氏とは小さな頃寂しいあまり彼女が作り上げた妄想の男で、今までその妄想の男と何年もデートをし一人で会話して、暮らしていたのです。そりゃセクシャルな香りしないよ。アビーは一度も付き合ったことがないから、少女漫画のような恋愛しかイメージにないんだもの。
こわっ!ホラーだよ!ホラー。これロマンチックコメディじゃないよ。
あれに近いよ。ビューティフルマインド・・・。
実はケーブルテレビ局によっては「恋する妄想ガール」なんて邦題がつけられていて既にオチを言われてしまっていますが、このタイトルでは判らないよねぇ・・・。
というわけで、オチは「やっぱりキスの出来る生身の男よ・・・」なんて目覚めたアビーはハッピーエンドで終わりなのですが、ラブコメなのにものすごいカラクリをひっかけた脚本に私は少々うすら寒い思いがしました。
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DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2007/07/13 ¥3,990
これは酷い・・・・
まずキャストがよくないよね・・・
噂のカップルを主役の二人に設定することで話題性はあるけれど、あんなに人情味あふれた顔と人のよい役の出来る妻武木を暗い過去を背負った百鬼丸。目鼻立ちくっきりの迫力美人、芝崎が表情豊かな中世的なこそ泥、どろろ。ユニセックスで軽い身のこなしのできる、どろろこそむしろ上戸彩でしょう?あずみとチェンジで!!とにかく二人のいいところを殺した役柄を当てはめていて、それが全然彼らの役者としての新境地になってない。
アクション監督に「少林サッカー」のチン・シウトン監督を迎えて、制作費20億と邦画にしてはすんごい金額だけれど、この程度か・・・
邦画でも「リターナー」や「ALWAYS 三丁目の夕日」のCGなどは本当に素晴らしくて日本でもここまで出来るということを嬉しく思ったのだけれど、これは日本がすごいんじゃなくて監督の山崎貴がすごかったんだね・・・。
どろろと百鬼丸は奪われた体を取り戻す為、旅をしながら化け物退治をしていくんだけれど、この化け物も本当酷い。第一の妖怪は洋画ならばスコルピオン・キングくらいのCGだが、この程度ならばまだ・・・と許せた。だけどそのあとがもう酷くって、着ぐるみ丸出しの子供の妖怪だったり、(ペットントンとかの東映不思議コメディーシリーズ並!!)あとは役者の技量に頼った特殊メイクバージョンとか。退治していく妖怪ごとに技量の違う監督に撮らせたんじゃないかと勘ぐりたくなるようなムラっけのあるつくり。百鬼丸の赤ん坊の頃なんて、子供がみてもわかるようなゴム人形だったし。
世界観も微妙で、序盤ビキニのレゲエダンサーを出したり、街中の人に中国っぽいデザインの洋服を着た人が多くて無国籍なアジア感を出そうと思ったのかもしれないが、微妙に日本テイストの配分が強すぎて、失敗してるし・・・。
この程度でやるならば、もうちょっとグロ表現を少なくして戦隊物なんかの子供を狙った映画にすればよかったのに。まったくもってターゲット層とつくりがマッチしてない「やっちゃった映画」でした。
終わりの見えない戦国の世を憂う武将・醍醐景光は、戦乱の世を治める力を得るため、自分の子の体48箇所を48体の魔物に差し出す。こうして生まれた百鬼丸は、医師・寿海に仮の体と護身のための妖刀を与えられ、見事な成長を遂げる。やがて、魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻すことを知った百鬼丸は、魔物退治の孤独な旅に出る。ひょんなことで百鬼丸の存在を知ったコソ泥どろろは、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、その旅を追いかけ始める…。
これは酷い・・・・
まずキャストがよくないよね・・・
噂のカップルを主役の二人に設定することで話題性はあるけれど、あんなに人情味あふれた顔と人のよい役の出来る妻武木を暗い過去を背負った百鬼丸。目鼻立ちくっきりの迫力美人、芝崎が表情豊かな中世的なこそ泥、どろろ。ユニセックスで軽い身のこなしのできる、どろろこそむしろ上戸彩でしょう?あずみとチェンジで!!とにかく二人のいいところを殺した役柄を当てはめていて、それが全然彼らの役者としての新境地になってない。
アクション監督に「少林サッカー」のチン・シウトン監督を迎えて、制作費20億と邦画にしてはすんごい金額だけれど、この程度か・・・
邦画でも「リターナー」や「ALWAYS 三丁目の夕日」のCGなどは本当に素晴らしくて日本でもここまで出来るということを嬉しく思ったのだけれど、これは日本がすごいんじゃなくて監督の山崎貴がすごかったんだね・・・。
どろろと百鬼丸は奪われた体を取り戻す為、旅をしながら化け物退治をしていくんだけれど、この化け物も本当酷い。第一の妖怪は洋画ならばスコルピオン・キングくらいのCGだが、この程度ならばまだ・・・と許せた。だけどそのあとがもう酷くって、着ぐるみ丸出しの子供の妖怪だったり、(ペットントンとかの東映不思議コメディーシリーズ並!!)あとは役者の技量に頼った特殊メイクバージョンとか。退治していく妖怪ごとに技量の違う監督に撮らせたんじゃないかと勘ぐりたくなるようなムラっけのあるつくり。百鬼丸の赤ん坊の頃なんて、子供がみてもわかるようなゴム人形だったし。
世界観も微妙で、序盤ビキニのレゲエダンサーを出したり、街中の人に中国っぽいデザインの洋服を着た人が多くて無国籍なアジア感を出そうと思ったのかもしれないが、微妙に日本テイストの配分が強すぎて、失敗してるし・・・。
この程度でやるならば、もうちょっとグロ表現を少なくして戦隊物なんかの子供を狙った映画にすればよかったのに。まったくもってターゲット層とつくりがマッチしてない「やっちゃった映画」でした。
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DVD 日活 2007/07/06 ¥4,935
別にいいんだけど、これって色々なところに書いてあるストーリー内容や予告編見せすぎじゃないのかなぁ・・・?
母、父、連れ子、妹のギクシャクした生活は、連れ子の長男次雄が思春期を迎えるにつれてさらにそのギクシャク感がましていっているある日、父は「好きな『男』が出来たから出て行く・・・」といって家を出てしまう。
凡庸でおとなしい父がゲイ!!
そこの部分が面白い映画でもあるし、売りなのかもしれないけど、この部分までで映画の9割は占めてるんだよなぁ・・。
最後の数ページを読むだけに本を買ってしまった感じだわ。
それを差し引いても序盤、友近が子供を朝起こしたり、日常の他愛ないことを話すたびに「友近の専業主婦あるあるコント」を見ているようで馴染めなかったんだけれど、だんだんそれに馴染んでくるとやけにそれが収まってみえてしまうのが不思議だ。
あの背油の乗った感じの体系で、ママチャリで子供乗せて幼稚園連れて行く姿とかすんごい似合いすぎだっつうの!!ザ・おかんって感じで。
そして映画のストーリーとは関係なく家族の癒しの存在になってる妹が蛍の墓のせっちゃんそっくり!!
そういう日常の他愛もないことを丁寧に紡いだ感じと、それを疎ましく感じ始めた思春期の子の視点は面白かった。
これから見たいなぁっと思うかたは予告編は見ないほうがいいですよ。
この映画の9割9分がわかっちゃう作りになってますから。
ユースケ・サンタマリアと友近が共演したホームコメディ。一見ごく普通だが、少し複雑な家庭・酒井家。母・照美の連れ子である次雄は、最近そうした家族関係を疎んじていた。そんなある日、父・正和が好きな男ができたと告白して家を出て行き…。
別にいいんだけど、これって色々なところに書いてあるストーリー内容や予告編見せすぎじゃないのかなぁ・・・?
母、父、連れ子、妹のギクシャクした生活は、連れ子の長男次雄が思春期を迎えるにつれてさらにそのギクシャク感がましていっているある日、父は「好きな『男』が出来たから出て行く・・・」といって家を出てしまう。
凡庸でおとなしい父がゲイ!!
そこの部分が面白い映画でもあるし、売りなのかもしれないけど、この部分までで映画の9割は占めてるんだよなぁ・・。
最後の数ページを読むだけに本を買ってしまった感じだわ。
それを差し引いても序盤、友近が子供を朝起こしたり、日常の他愛ないことを話すたびに「友近の専業主婦あるあるコント」を見ているようで馴染めなかったんだけれど、だんだんそれに馴染んでくるとやけにそれが収まってみえてしまうのが不思議だ。
あの背油の乗った感じの体系で、ママチャリで子供乗せて幼稚園連れて行く姿とかすんごい似合いすぎだっつうの!!ザ・おかんって感じで。
そして映画のストーリーとは関係なく家族の癒しの存在になってる妹が蛍の墓のせっちゃんそっくり!!
そういう日常の他愛もないことを丁寧に紡いだ感じと、それを疎ましく感じ始めた思春期の子の視点は面白かった。
これから見たいなぁっと思うかたは予告編は見ないほうがいいですよ。
この映画の9割9分がわかっちゃう作りになってますから。
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サージェント・ペッパー ぼくの友だち
2007年10月22日 映画
DVD ハピネット 2006/12/22 ¥3,990
ジャケットがあまりにも可愛くて見てみたのですが、萌え死。
最近ハリウッドでもリメイクされた『マーサの幸せレシピ』の監督のサンドラ・ネットルベックの作品です。
この主人公のフェリックス君がヘイフラワーとキルトシューの妹、キルトシューのような可愛らしいワガママなんです。
いつもモフモフのパイル地のトラのティガーの着ぐるみをきて生活している。というか、それを絶対に着て生活するんだ!というわけわかんない主張を強く持ったコです。
ただの変わり者の子供の単純ほのぼの映画と思いきや、しっかりしたストーリーが途中で出てくるところが、他の映画と違うところ。
実はこのフェリックスと友達になった犬、サージェントペッパーは大金持ちの飼い犬で莫大な財産を相続しているのです。
そこで出てくるお決まりのお金目当ての小悪党の親戚一味ですが、サージェントをモノにしようとなんとかフェリックスにちょっかいを出してきます。ま、悪党といってもホームアローンの馬鹿兄弟くらいのノリなんで、やはり最後まで安心してみてられるのですが。
ハリウッド映画と違って、エンタテイメントに走りすぎず、映像と主人公の魅力とか北欧映画のような絵本の雰囲気も残していて、とてもすばらしかったです。
6歳になるフェリックス君は、トラの着ぐるみをきた人間になりたくない男の子。いつでもどこでも着ぐるみを着ているフェリックス君はある日、庭で“サージェント・ペッパー”という名前の喋れる犬と出会う。初めてちゃんと話し合える友だちができたフェリックス君は、ペッパー君とずっと一緒になりたいと願うのだが…。
ジャケットがあまりにも可愛くて見てみたのですが、萌え死。
最近ハリウッドでもリメイクされた『マーサの幸せレシピ』の監督のサンドラ・ネットルベックの作品です。
この主人公のフェリックス君がヘイフラワーとキルトシューの妹、キルトシューのような可愛らしいワガママなんです。
いつもモフモフのパイル地のトラのティガーの着ぐるみをきて生活している。というか、それを絶対に着て生活するんだ!というわけわかんない主張を強く持ったコです。
ただの変わり者の子供の単純ほのぼの映画と思いきや、しっかりしたストーリーが途中で出てくるところが、他の映画と違うところ。
実はこのフェリックスと友達になった犬、サージェントペッパーは大金持ちの飼い犬で莫大な財産を相続しているのです。
そこで出てくるお決まりのお金目当ての小悪党の親戚一味ですが、サージェントをモノにしようとなんとかフェリックスにちょっかいを出してきます。ま、悪党といってもホームアローンの馬鹿兄弟くらいのノリなんで、やはり最後まで安心してみてられるのですが。
ハリウッド映画と違って、エンタテイメントに走りすぎず、映像と主人公の魅力とか北欧映画のような絵本の雰囲気も残していて、とてもすばらしかったです。
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ティム・バートンのコープスブライド
2007年10月20日 映画
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/03/03 ¥2,980
10代、20代となにかってーと行く機会のあったディズニーランドも三十路を超えて行く機会がなくなった。会社からも家からも30分かからないのに疎遠になってしまったもんだなぁ・・・と思っていたところ、夏ぐらいよりミッキーまみれになりたい気持ちがマックスになり、最近女子二人で間一月あけずに舞浜に行っています。
あまりにも、いそいそとしょっちゅう夢の国に出かけていく私は社内ではどうも相当ラブラブな相手がいるらしいと言う噂ですが、実のところ独身女子二人で付け耳持って出かけてます。
会社帰りにフラリと寄れば、そろそろ家族連れの少なくなった夢の国は3000円で入れるし、アトラクションも待たないで入れるので結局トータルすると一日いたと同じくらいの数乗れるし、昼間ほど体力も奪われないのでみなさんオススメです。
先月より始まったハロウィンバージョンを見たくて、その前にナイトメアを押さえるつもりが、まだ未見だったこっちを見てからいってきました。でもナイトメアとも共通する色彩感覚とかあってたまらなく可愛かったです。
さてコープスブライドですが、昨今ほとんどCGアニメだというのに、まだコマ撮りで撮影している心意気がいい!
髪の毛やウエディングドレスのベールが風になびき月光に浴びる美しさ、これがCGではないなんて素晴らしいなぁ・・・。
なんといっても、人物設定も素晴らしいよね。ヒロイン二人の性格がチャーミング。
普通こういう映画の場合どちらかが極端に意地悪く設定されるのに、この映画はどちらも可愛らしくて、観客は二人の健気さにどちらの幸せをも祈りたくなる。
そしてティムバートンの映画のキャラというのは、性格を輪郭や容姿に投影させたようなデフォルメキャラがどんなに強欲なキャラでもコミカルで可愛らしくなる。
序盤ちょっとブルーグレイの世界だけで退屈だなぁっと思っていたけれど、途中訪れた死後の世界の極彩色ぶりが際立った。そうかーこのためだったのか・・・・
19世紀ヨーロッパのとある村。結婚を間近に控えた青年ビクターは、ひょんなことから死者の世界に引きずり込まれる。残された本当の婚約者ビクトリアが帰りを待ちわびる中、ビクターはミステリアスなコープスブライドと結婚するはめに。最初は戸惑うビクターだったが、しつけの厳しい環境で育った彼にとって、型破りな死者の世界は魅力的で次第に惹かれ始める。やがて彼は、この世界で(そして“あっち”の世界でも)一番大切なものは“愛”であることに気付くのだった―。
10代、20代となにかってーと行く機会のあったディズニーランドも三十路を超えて行く機会がなくなった。会社からも家からも30分かからないのに疎遠になってしまったもんだなぁ・・・と思っていたところ、夏ぐらいよりミッキーまみれになりたい気持ちがマックスになり、最近女子二人で間一月あけずに舞浜に行っています。
あまりにも、いそいそとしょっちゅう夢の国に出かけていく私は社内ではどうも相当ラブラブな相手がいるらしいと言う噂ですが、実のところ独身女子二人で付け耳持って出かけてます。
会社帰りにフラリと寄れば、そろそろ家族連れの少なくなった夢の国は3000円で入れるし、アトラクションも待たないで入れるので結局トータルすると一日いたと同じくらいの数乗れるし、昼間ほど体力も奪われないのでみなさんオススメです。
先月より始まったハロウィンバージョンを見たくて、その前にナイトメアを押さえるつもりが、まだ未見だったこっちを見てからいってきました。でもナイトメアとも共通する色彩感覚とかあってたまらなく可愛かったです。
さてコープスブライドですが、昨今ほとんどCGアニメだというのに、まだコマ撮りで撮影している心意気がいい!
髪の毛やウエディングドレスのベールが風になびき月光に浴びる美しさ、これがCGではないなんて素晴らしいなぁ・・・。
なんといっても、人物設定も素晴らしいよね。ヒロイン二人の性格がチャーミング。
普通こういう映画の場合どちらかが極端に意地悪く設定されるのに、この映画はどちらも可愛らしくて、観客は二人の健気さにどちらの幸せをも祈りたくなる。
そしてティムバートンの映画のキャラというのは、性格を輪郭や容姿に投影させたようなデフォルメキャラがどんなに強欲なキャラでもコミカルで可愛らしくなる。
序盤ちょっとブルーグレイの世界だけで退屈だなぁっと思っていたけれど、途中訪れた死後の世界の極彩色ぶりが際立った。そうかーこのためだったのか・・・・
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ウエディング・クラッシャーズ
2007年10月15日 映画 コメント (2)
DVD ジェネオン エンタテインメント 2006/11/02 ¥3,990
間違えちゃった!!
オーエン・ウィルソンが新婚カップルを邪魔する映画って確か結構全米ではヒットしたのに、話を随分聞かないなぁとふと思い出し、タイトルもうろ覚え(というか原題を一度みたっきり)で探しあてて見たのがこれ。映画が違うじゃん!紛らわしいタイトルじゃん!後で調べた結果、私の見たかった映画とは「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」でした。後日みる!
間違えたくらいなので何の情報もなく見始めたこの映画。でもヒロインが私の大大好きなカワイコ女優、「君に読む物語」のレイチェル・マクアダムスちゃんだったよー。ブラボー。何度みてもこの子は華奢で可愛くて、日本人好みの甘いロリ顔だと思いますが、大作に出ていないせいかいまひとっつ知名度にかけます。そしてヒロインの妹役、エッチが大好きでヒマさえあれば彼におねだりしたり、夜這いにきたりテーブルの下であんなことやこんなこと、お嬢様なのに天然淫乱妹役がアイラ・フィッシャーちゃんというまたカワイコちゃんで。
この子がエッチで可愛いくてヌードも綺麗だわ、ほっそくて小さくて、誰なんだ?と検索したら、あんたもう・・・あれですよ。あいつの奥様でしたよ!カザフスタンのボラットの!ショッキンッ・・・ボラットめ・・・こんなカワイコちゃんを物にしたなんて嫉妬!!
そしてまたいたよ!ウィル・フィレル!
私はあんたのストーカーか!
ウエディングクラッシャーというのは他人の結婚式に潜り込み、ただ飯を食らい、出席者の女の子も食ってしまう。
そんな小悪党の二人の話ですが、主人公のオーエンは潜り込んだ結婚式で見つけた代議士の娘であるレイチェルちゃんに本気で恋してしまう。
彼女にはスポーツマンで頭脳明晰な結婚間際の彼氏がいるのですが、そんなレイチェルちゃんに近づくためにオーエンは頑張ります。上手くいかない彼が家に長い間引きこもり「彼女のいない人生なんてもうやだ・・・自殺したい・・」とまでナーバスになるのです。
しかしこの主人公であるオーエン・ウィルソン確か夏ごろ、本当に自殺未遂をして病院に担ぎ込まれてますので、まったく笑えない!笑えないよ!
この手の映画は結末が皆さんのご期待通りの映画なのですが、カワイコちゃん満載のラブコメディみれたので満足なのです。
離婚調停人の仕事をしているジョンとジェレミーは週末になると呼ばれてもいない結婚式に紛れ込む。その目的は大騒ぎをして女の子をナンパする、ウエディング・クラッシャーズ=結婚荒らしである。ある日、大物政治家の長女の結婚式に潜り込んだ。ジェレミーが狙ったのは末娘グロリアで、遊んで楽しむつもりがすっかり気に入られ逆に逃げられないことに・・・。一方ジョンが狙ったのは次女クレアで、一目で気に入ったが彼氏持ち。遊びのつもりがクレアに本気になったジョンはグロリアから逃げたいジェレミーを説き伏せ、彼女らの実家にしばらく滞在するのだが・・・。
間違えちゃった!!
オーエン・ウィルソンが新婚カップルを邪魔する映画って確か結構全米ではヒットしたのに、話を随分聞かないなぁとふと思い出し、タイトルもうろ覚え(というか原題を一度みたっきり)で探しあてて見たのがこれ。映画が違うじゃん!紛らわしいタイトルじゃん!後で調べた結果、私の見たかった映画とは「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」でした。後日みる!
間違えたくらいなので何の情報もなく見始めたこの映画。でもヒロインが私の大大好きなカワイコ女優、「君に読む物語」のレイチェル・マクアダムスちゃんだったよー。ブラボー。何度みてもこの子は華奢で可愛くて、日本人好みの甘いロリ顔だと思いますが、大作に出ていないせいかいまひとっつ知名度にかけます。そしてヒロインの妹役、エッチが大好きでヒマさえあれば彼におねだりしたり、夜這いにきたりテーブルの下であんなことやこんなこと、お嬢様なのに天然淫乱妹役がアイラ・フィッシャーちゃんというまたカワイコちゃんで。
この子がエッチで可愛いくてヌードも綺麗だわ、ほっそくて小さくて、誰なんだ?と検索したら、あんたもう・・・あれですよ。あいつの奥様でしたよ!カザフスタンのボラットの!ショッキンッ・・・ボラットめ・・・こんなカワイコちゃんを物にしたなんて嫉妬!!
そしてまたいたよ!ウィル・フィレル!
私はあんたのストーカーか!
ウエディングクラッシャーというのは他人の結婚式に潜り込み、ただ飯を食らい、出席者の女の子も食ってしまう。
そんな小悪党の二人の話ですが、主人公のオーエンは潜り込んだ結婚式で見つけた代議士の娘であるレイチェルちゃんに本気で恋してしまう。
彼女にはスポーツマンで頭脳明晰な結婚間際の彼氏がいるのですが、そんなレイチェルちゃんに近づくためにオーエンは頑張ります。上手くいかない彼が家に長い間引きこもり「彼女のいない人生なんてもうやだ・・・自殺したい・・」とまでナーバスになるのです。
しかしこの主人公であるオーエン・ウィルソン確か夏ごろ、本当に自殺未遂をして病院に担ぎ込まれてますので、まったく笑えない!笑えないよ!
この手の映画は結末が皆さんのご期待通りの映画なのですが、カワイコちゃん満載のラブコメディみれたので満足なのです。
DVD 角川エンタテインメント 2006/07/07 ¥4,935
日本の原作つぶしは最近目を見張るものがあって、本当ひどすぎる!
海外だと割りと、アメコミ系など原作を超える別物を作り出してヒットする場合が多いけれど、日本ではここ数年いい話をあまり効かない。いい小説丸つぶしみたいな・・・特にNTVの有閑倶楽部は死んでいただきたい!
現在公開中、「サウスバウンド」20日公開の「ヒートアイランド」とも原作のあまりの愛しすぎに見に行く足取りも重くなります。
やすっぽくなっちゃったなぁっと・・・。
そんな中で、この映画は今更みたながら小説を見た後と映画を見た後のブレがなかったです。
絶賛するほどの作品でもないですが、小説を見た後に感じた暖かいものが心にジワジワ込み上げる感じが、やはり映画終わりに感じられて、これはこれで優しい良い作品だったなぁ。っと。
まず若いだろう?と思っていた深津ちゃんももう三十路越えしていて、小学生を持つ母に相応しい年齢になってしまったのですよね。彼女が丁寧に布巾をたたんでテーブルを拭いて、料理を作ったり雑誌を束ねたりする様子が、すごく人柄の優しさとか真摯な勤務態度が伝わってよかった。他キャストもほぼ原作のイメージ通り、序盤底意地悪く登場した義姉の浅丘ルリ子なんて笑っちゃうくらいイメージ通りでした。
強いていうならば、原作では確か博士との日々を暮らして、主人公の息子であるルート君は数学の教師になることが最後の最後にわかって、うわぁーーー、彼にとっての博士はとても大きく素晴らしいものだったんだ!と感動するんだけれど、映画では既に教師になったルートが過去を語りだすところから始まる物語なので、その感動を映画だけ見ている人に伝えられなかったことがちょっと残念かなぁ・・・
不慮の交通事故で、記憶が80分しかもたないという障害を負ってしまった天才数学者の博士、その博士のもとで働く家政婦、幼少から母と二人で生きてきた10歳の息子が織り成す美しく温かい交流を描いた感動作。博士が他人と話すために編み出した“数式”という一見難しく思われるものから次第に、秘められた真の言葉の意味を知っていく…。
日本の原作つぶしは最近目を見張るものがあって、本当ひどすぎる!
海外だと割りと、アメコミ系など原作を超える別物を作り出してヒットする場合が多いけれど、日本ではここ数年いい話をあまり効かない。いい小説丸つぶしみたいな・・・特にNTVの有閑倶楽部は死んでいただきたい!
現在公開中、「サウスバウンド」20日公開の「ヒートアイランド」とも原作のあまりの愛しすぎに見に行く足取りも重くなります。
やすっぽくなっちゃったなぁっと・・・。
そんな中で、この映画は今更みたながら小説を見た後と映画を見た後のブレがなかったです。
絶賛するほどの作品でもないですが、小説を見た後に感じた暖かいものが心にジワジワ込み上げる感じが、やはり映画終わりに感じられて、これはこれで優しい良い作品だったなぁ。っと。
まず若いだろう?と思っていた深津ちゃんももう三十路越えしていて、小学生を持つ母に相応しい年齢になってしまったのですよね。彼女が丁寧に布巾をたたんでテーブルを拭いて、料理を作ったり雑誌を束ねたりする様子が、すごく人柄の優しさとか真摯な勤務態度が伝わってよかった。他キャストもほぼ原作のイメージ通り、序盤底意地悪く登場した義姉の浅丘ルリ子なんて笑っちゃうくらいイメージ通りでした。
強いていうならば、原作では確か博士との日々を暮らして、主人公の息子であるルート君は数学の教師になることが最後の最後にわかって、うわぁーーー、彼にとっての博士はとても大きく素晴らしいものだったんだ!と感動するんだけれど、映画では既に教師になったルートが過去を語りだすところから始まる物語なので、その感動を映画だけ見ている人に伝えられなかったことがちょっと残念かなぁ・・・
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