DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/11/12 ¥999

地球温暖化が原因で世界各地で異常気象が発生。ロサンゼルスに巨大竜巻が襲来し、日本には巨大なヒョウが降り注ぎ、ニューヨークは洪水で水没。さらに地球は再び氷河期へと突入し、北半球は完全に氷に覆われてしまう。そんな中でニューヨークの図書館にいて生き残った息子サムを救いだそうと、気象学者ジャックは凍てつくニューヨークへ向かう。


ローランド・エメリッヒという人はどうしてドイツ人にも関わらず、ハリウッド的な映画を描くんだろうね?
あ、インディペンデンスディとか娯楽映画として、むしろ好きなほうなのですが。少し疑問。
公開当時ならば何も思わなかった、この作品も昨年の天災続きの地球を見てしまうと少し恐ろしくなる。

いやはやCGのすごさには脱帽だけど、それに比べて人間ドラマが安っぽい。メインキャスト以外の命が軽いのが気に食わない。主人公親子の無茶の為に何人の命が犠牲になったというのよ?

もう、サユリなんかも見てわかるように、日本 の正確な描写を海外に求めるのは無駄なので、あえてその「勘違いジャパン」を楽しむのが好き。おお、ここ勘違いしてるよ!という映画のシーンを見るとすごく嬉しくなる。私の中の『みうらじゅん魂』が首を持ちあげる。

今回も、千代田区には鉄板焼きと屋台の店先が並んだ小道ばかりだしさ。どこか中国とミックスしたテイスト。いいねー。
昔、『奇妙な果実』という山田五郎がやっていた「映画にみる勘違い日本 」という深夜番組のコーナーにも是非応募したい1シーンでした。

地球温暖化について考えたかったのですが、豪華なCGばかりしか頭に残らない・・・むー。

ビッグ

2006年1月1日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/08/19 ¥995

小さいことが悩みの12歳の少年デヴィッドは、魔法のボックスにコインを入れて大きくなりたいと願いをかけてみたところ、その翌朝、20歳以上もの大人に成長してしまった!? 家を追い出されてしまった彼は、やがてNYのおもちゃ会社に就職し、子どもらしい発想から数々の新商品を開発し、実績を上げていくのだが…。


あけましておめでとうございます。
相互リンクの皆様、読んでくれてる皆様。
昨年中は大変お世話になりました。
いつも疎遠でアイサツもろくにできない私ですが、どうぞ今年もよろしく御願いいたします。

***

元日から「ビッグ」
結構コンスタンスにこの映画はみていて、どのシーンも脳裏に焼きついております。
最初にみたときはジョシュと同じような年齢。
18年たって大人のジョシュ、そしてスーザンになってからみると目線が変わったことに気がついた。

もちょっといい女だと見えていたスーザンが実は自分勝手で別れるときを除きあまりいい女ではなかったということと、大人になったジョシュを当時は可愛いと感じたけれど今現実にいたらあまりの奇抜で突飛な行動に怖くて近づけないなぁと思った(笑)

なんといっても今回初めてぐっときたのは、最後ジョシュが落葉で遊ぶ子供たちや記念撮影をする学生たちをみて自分がスコンと飛ばしてしまった青春時代を取り戻したくなったシーンだ。
それをみるまではなんとなく、大人の世界でしっくりきてしまってる自分に満足して、子供時代の親友や両親たち無くても生きていくことの出来る自信なんか抱いちゃったりしている。
しかし、その他愛もない風景を見ることによってやはり自分もこの時代を過ごすべきだと決心するのだ。そのトム・ハンクスの表情が大人と子供の中間をしているんだよね。

このシーンでぐっときたりなんかして私も年を取ったものだと元日から実感したぞ。ヽ(`Д´)ノウワァン

ミッションX

2005年12月29日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/02/18 ¥995

倒れた父親の手術費のために、12歳の少女が仲間と銀行強盗を決意する。


2002年ヨーロッパで流行った「キッズ・ミッション」のハリウッドリメイク版。
大概ハリウッドリメイクされると銃器とカーチェイスは豪華になるが、中身がすっぽり抜けてしまう映画になる。如何せん元々のほうを見てないので何ともいえません。

子供なりの華麗な強盗ぶりに焦点をあてて、そこのハラハラドキドキに時間を割きたかったのはとてもよくわかるが、そこに到る動機と事件後があっという間なんだよなぁ。

彼女ら主人公3人は、父親の手術費用の為に銀行強盗を決意するのだが、その父親もいきなり家でぱったり倒れ、「これはデンマークで手術をしなきゃ元のように歩けるようにならないんだ・・・」と宣告される。これで大人は「あーそうなんですか」と思えない、「え?なんで?どうしてデンマーク?」ってなるじゃん。2,3つ台詞を噛ませて、もうちょっと騙してよ〜大人のお友達も。

しかし女は幾つでも女だ。
おそらく男子は主人公(12歳)の小悪魔ぶりに恐れおののき、女子はイヒヒと笑う。
自分に惚れてる男二人操っての華麗な銀行強盗。肝心なところで縮みあがる男たちをなだめたり甘えたり怒 ったりして実行していくこの駆け引きには、ちょっとワタクシ、正座をしてメモを取りましたよ。

置物のようにおとなしくしている弟もラブリーでした。
スパイキッズほど非現実的なメカを使用することもなく、XBOXみたいな「子供らしいアイテム」を使った改造だとか、巧みにセキュリティシステムを切り抜けていく様が楽しくていいね。

地味だけど嫌いじゃないファミリー映画でした。

ルナティックラブ

2005年12月18日 映画
VHS ポニーキャニオン 2000/11/15 ¥10,290

偶然ビデオが出てきたので見た。
この作品は素晴らしくて素晴らしくて、音楽・映像・ストーリーとも何もかもすべてが満点である。
まだ未見のかたは是非見て欲しい。
私は偶然にも、最初にテレビでOAされたのをビデオで録画して衝撃を受けて以来、あまりの作品の出来に消せないでいる。

赤い満月が印象的なこの映像。

トヨエツ演じる主人公は最近愛する彼女が少しおかしいことに気付き、彼女の周辺を探り始める。
カメラマニアである主人公の持つハンディカメラと現実の映像の交差。
原色を多用した色使い、そして主人公が嫉妬でだんだん狂気に満ちてくる。

この作品が岩井俊二の作品だと知ったのは、ほんの数年前のことだ。
それを知るより先に、「スワロウテイル」や「打ち上げ花火」が大好きだったので、それはそれは驚いた。
岩井作品の中でも「ルナティックラブ」は、密かに人気があるのだが、サントラも発売されておらず、作品はこの「世にも奇妙な物語」に収録されているのみ。

うーん・・・作品が短くてDVDにもなりにくいのかもしれないが、この作品の素晴らしさは本当ぶっちぎりなのだ。最近映像が美しい作品には出会うことも多いが、何かがかける。
「ルナティックラブ」は「美女缶」も適わない短編フィルムの最高峰なのだ。
DVD 角川エンタテインメント 2005/06/10 ¥4,935

大阪駅構内に集まった詐欺師5人が、寝台特急に乗り込んだ。京都駅からはボインという愛称の今井も合流。綿密な打合せ後、彼らの「仕事」は成功をおさめたが、帰りの列車の中で、大金の入ったスーツケースが紛失してしまった・・。


ひとつの大きな嘘をついたとき、その嘘を正当化するために小さな嘘をあと30つかなければいけない。
私はあと何百個 嘘をつけば追いつくんだ?

劇団MONOの主宰、土田英生の戯曲を映画化したもの。
さすが元は舞台の脚本 であるので、会話のテンポと間が勝負だ。
達者な役者が揃って、いい演技をしているけれど、空気を読むことの出来るカムカムミニキーナの八嶋君には誰も追いついてない。すごいな。彼の間合いは天才的だ。あまりにもすごくて浮いてる。ま、詐欺グループの新メンバーで浮いてしまうキャラではあるのだが。

いやぁ、面白かったな〜。
色々なサイトをみてるとおおむね悪い意見なのが不思議だよ。
密室での犯人探しというベタなストーリーであるので、みんな密室劇の古典作品を越えたトリックを求めて がっくりくるらしい。
しかし元々、気が弱く人のいい詐欺師たちのユルイ会話劇なんだから、高尚なロジックを想像することが間違っているのだ。
音楽にクレイジーケンバンドという人情味溢れる歌謡曲ロック風味を添えるってことで疾走感とドキドキ感を味わう映画じゃないことは安易にわかるだろうに。

オチには正直首を捻るものの、元々舞台ってのは映像と違って表現できることの限界があるので、その分ストーリーに絶対的な命を吹き込むからすごく面白い。確か美女缶を書いた脚本 家も元々小劇場の書いてた方だった。SFX特殊効果色々あるだろうがストーリー一辺で見せる話もどんどん増えてほしいものだ。

詐欺師のメンバー、巨乳のミルクちゃんだかボ インちゃんだかにツレが騒ぐので頭にきて半日くらいバスタオルを胸に突っ込み巨乳にして過ごしてやった。ふん。あのコはミスキャストだっつうの!!
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/12/23 ¥980

弁護士の恋人マークとのラブラブな日々を送るブリジットだったが、マークが出席する弁護士協会のディナーに意気揚々と乗り込んでは失敗し、一緒に行ったスキー旅行でもさんざんな目に。秘書との仲が怪しいと嫉妬し、マークとの仲がギクシャクしたはじめた彼女は、出張先のタイで、プレイボーイのダニエルに言い寄られる。その後、彼女は大変な目に合うことに。


お約束だけど、素で「はちきれそうな私の12ヶ月」だと思っておりました。

ワイド画面を無理やり普通の画面でみてなお、あの体。反面教師として身に染みた。おーコワッ。
しかし西洋人ってのはどんなに太っても手足が細くて長いので、服を着てもそんなにもっさりしないもんですね。
日本 人であのくらい太ってたなら、確実に手足も同じ分量の肉がつくから、あんなミニスカ履いたらヒンシュクものだし。

パート1で健気でドジだったブリジットは今回結婚と男にがっつく嫌な女になっていやしないかい?

彼女の魅力は、一人や友達との時間も楽しめるけど、やっぱり男性の誘惑には弱くって、失敗ばかりしてしまうキュートなところだったのに、今回空気の読めないただのおデブちゃんじゃないか!?

そのドジっぷりも可愛いものじゃなく、ドン引きしちゃうような大ドジばかりで、もう笑う前に可哀想になってくる。
ブロークダウンパレスのようなシリアスな展開も笑っていいものやらスレスレな線だし、ヒューが部屋に売春婦を呼んじゃうところは己の逮捕暦のことを謡った体を張ったギャグですか?

新旧取り乱れたヒット曲をバンバン聴くのは楽しいけれど、ちょっと物語に邪魔すぎかなぁ。

しかし、今回あまりブリジットに同情できないのは、彼女が自分を省みずワガママばかりいってるからなのだ。
彼に振り向いてもらう努力をせずに、自分の要望だけを貫こうとするところが可愛くないんだろうなぁ・・・。
気持ちはわかるが、あまり仕事の邪魔をしちゃいかんです。ブリジットよ。

思い返すと、きっと恋愛をしていると誰でもそういうところもあるだろうし、私だって人のこと言えた体じゃないんだから・・・

はっ!!これは女子への反省を促す教育映画でしたか・・・・

インストール

2005年12月1日 映画
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2005/04/29 ¥3,990

毎日に脱力し、学校へ行かなくなった17歳の朝子(上戸彩)は、自分が捨てたパソコンを拾っていった小学生かずよし(神木隆之介)と知り合い、人妻風俗嬢のエロチャットの代役を務めることになり…。


「主人公二人は可愛いのにねぇ・・・・」(溜息

誰もがこの映画のレビューでしている感想を。
今をときめく上戸彩と神木隆之介君のキャスティングがめっぽうよいだけに非常にもったいない。

ポップでお洒落な映像がガガンと押し寄せてるんだけど、何故か中身が空っぽで胸に響かない。
こう・・・無理やり作り上げたハリボ テを見てるようなんだよ。
主人公の語るモノローグは嫌いじゃないけれど、まだまだ上戸彩には台詞で観客に聞かせるのは難しいのかもしれない。
そのモノローグを書き上げたこの映画の脚本 家は現代女性の心を掴むのが上手な大森美香。
代表作は「カバチタレ」「不機嫌なジーン」など。
大概、原作が好きだと映像化されたときにがっかりしてしまう。
しかし小雪の「君はペット」では、漫画が好きだったのにドラマでもグッと来たものなぁ・・・

全体的にシュールでコケティッシュなムードを作ろうとして失敗しちゃった感じ。
原作では、少ない言葉でいやらしくもなく、かといってただの不思議ちゃんではない思春期のカラっとしたモヤモヤ具合が心地よくて大好きだったんだけどね。

「あずみ」といい、上戸彩の存在感と花はピカイチなんだけれど、いまひとつスクリーン上では監督たちが大輪を持て余してる気がしてならない。

プッシーキャッツ

2005年11月21日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2002/04/05 ¥4,179

女の子3人組のアマチュアバンド「Josie and The Pussycats」が、ふとしたことで大手レコード会社と契約、ネコ耳とヒョウ柄レオタード姿で全米デビューを果たし、なんと全米チャート1位を獲得した。しかし、サクセスの裏にはある陰謀が隠れていた…。


きゃー。ガールズバンドですよ?猫耳のバンドですよ?
萌えるじゃないですか!?可愛いじゃないですか! 

以上!


といったら終わってしまうな・・・・。
この手の映画はそれでいいと思うんだ。観客のティーンに「かわいー真似したいー」って思わせたら勝ち。
中身なんかいらないんだ。

主人公の小悪魔顔のレイチェルより、フレンズでいうところのリサ。
ドラムのタラ・リードが可愛い。 あんなフラフラした上半身で絶対ドラムなんか叩けないよ!
ちょっと頭が足りなくて、誰をも疑わない性格。
シャワーシーンで「幸せなら手を叩こう」を歌いながら、手を叩くんだけれど、体を洗いながら手を叩くので何度もスポンジを落として「あれ・・・何で落ちちゃうのよ!」みたいな顔で何度もまた拾って歌い直して、手を叩いてまた落とすのよ。

あー馬鹿!3歳児か!君は!(笑

しかし、大人が見ても、音楽業界を皮肉ったストーリーはほくそ笑むことができた。
ボ ーリング場で小さなライブしか行えなかった彼女らが、一躍トップスターに。
しかしその影では曲の裏に念入りに仕込まれたサブリミナル効果による市場操作が行われている。

現実の世界で言えば、この映画のように例えば音楽を聴くとコーラが飲みたくなるだとか、新作のメイク用品が欲しくなるなんていうことはないだろうけど、少し前の音楽業界は刷り込みによる洗脳でチャートを決めることが出来た。(現在でもそういうところはあるけれど)

タイアップを獲得して、とにかく街で数多く流す。
何十回も何百回も何千回も。
そうすると人々はみんなその曲が聞きたくなる。
その曲がいいとか悪いとかじゃなくて耳障りのよく、キャッチーな曲であればいいことなのだ。
私はそういう風潮嫌いですがね。
だってその洗脳されちゃってるから、その曲自身がいいかどうかの基準が曖昧になるもの。

タイアップがなければ、じゃ、音楽とどう出会うの?
本 当にいい曲であれば一度聞いただけで忘れることはないよ。運命の出会いするもんなのよ。
この映画のテーマと同じであるわね。

余談ですが、この映画の主題歌、主人公のバンドの歌う曲がGACKTのアナザーワールドとまったく同じ曲なんですけど?
調べてみたら日本 未公開ですが、この映画の公開が2001年。サントラの発売も同じ時期。
アナザーワールドも2001年の9月発売。うーん・・・今流行のインスパイヤって奴かしら?(笑

★どんだけ似てるか試聴はこちら
(1曲目の『3 Small Words』20秒目あたりから注目)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005AQ20/249-6666006-7318749
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2003/11/27 ¥2,940

1876年のニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、挙動不審な男スチュアート(リーヴ・シュレイバー)を追いかけていくうちに、現代へとタイムスリップ。スチュアートはブルックリン・ブリッジの下に126年の時を縮める通り道を発見し、そこを通ってしまったレオポルドは、スチュアートの元恋人でキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)と知り合い、恋に落ちていく…。


礼節を重んじるジェントルマンはいつの時代でも女性からの羨望の的になるのかもしれない。

そういう人間は憧れるが、何せ劣等感の強い私はそういう人を見るといじけるに違いない。
「ワタクシのようなみじめな人間が近づくべき男性じゃないんだ。イジイジ」といった感じ。

これほど名作な本 映画を な、なんと未見。
んー。公開当時はもうメグのラブストーリーに飽き飽きしていた頃で、もうドキドキしないだろうと思っていた。
私の大好きなタイムスリップものであるということも、最近まで知らなかったし、X-MENのウルヴァリンやヴァン・ヘルシングのバンパイヤハンターなど散々キワモノを演じたザ・ワイルドセクシーなヒュー・ジャックマンが紳士な伯爵ですと!?

もみあげもきっちり剃られてこざっぱりした彼をみるのは久しぶりだな〜。
白馬にのって暴漢を追いかけるシーンなど追い詰めた犯人をコブシからシャキーンと出した刃物で切りつけるかと思ったのは私だけ・・・ですな・・・・

シンプルなストーリーの中にSFファンやラブコメファン、色々な層のハートをキャッチする要素が加えられており、名作だと思う。もっと早くに見ておくべきだったよ〜。

メグは最近何かを脱却しようとして、色々な作風にチャレンジしてことごとく失敗し観客から違和感を感じられているようだが、もう開き直って、若くない女性にも出来るラブストーリーものにガンガン出演していってはどうだ?

確かに幅は狭くなるけれど、メグに強さやセクシーさはみんな求めてないのです。特に日本 のファンは彼女に対して頑なな姿勢があるので、こういうロマンチックな安定した路線の映画に出てくれることを頼みますです。
DVD 角川エンタテインメント 2005/09/16 ¥3,990

両親を火事で亡くした裕福な家のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)ら三姉妹弟が、遠縁のオラフ伯爵(ジム・キャリー)に引き取られることに。しかし伯爵の狙いは両親の遺産にあることを知ったヴァイオレットたちはそこから逃走。しかし、伯爵はその後も3人の後を追いかけ続け……。


むむぅ・・・
ほくほくでレンタル借りてきたけれど、蓋があーかーなーいー!またもや号泣。
ケースが歪んでるのかと思い、ドライバーを間につっこんだりあちこちひっぺがそうにも全く開く気配がない。
ふと見ると半透明のプラスチックケースの開閉部分に見慣れぬ青いプラスチックキーみたいなものが刺さってる。
ははーん、これのせいね!!これどうやってあけるの!?
しばらく猿のごときケースをひっくり返したり、あちこち引っ張って試行錯誤してましたが、観念してビデオ屋に電話すると、
「申しわけありません。キーを外すのを忘れてしまいました!只今お宅まで伺ってキーを外します!」

えええええぇ?またなの??
またロックストックの悪夢再び、ビデオ屋から受難?
アタシ・・・・ビデオ屋とは本 当に相性が悪いようです。ママン。

この映画に対する期待が大きかったせいか、微妙・・・少々微妙。
元々、予定調和なハッピーエンドでなければ嫌いってなわけじゃないが、やはりタイトルとはいえ小さな子供達が不遇されてるのはブラックコメディとはいえ胸が痛むねぇ・・・

時代設定もごちゃごちゃだったり、不条理でシュールな童話だったりするところや映像の色彩具合からバートンの香りがするけれど、いかんせんこの間、チョコレート工場という名作を見てしまったあとなのでやはり見劣りする。

あぁ・・・それよりも14歳のエミリー・ブラウニングちゃん萌え〜。(実際撮影当時はは15歳くらいですか?)
そのぽってりとして唇と潤んだ瞳。スカーレット・ヨハンソン系の小悪魔顔だ。
髪の毛をきりっと結うと、いい案が浮かぶ女の子バイオレット。はっちゃくか一休さん?
その少女に既に色気で負けているワタシ。ぐっすん。

私は後から知ったので全く判らなかったのですが、これから見る方はジュード・ロウ(声のみ)とダスティン・ホフマンのカメオがあるそうなので、そこらへん注目 してみるとまた楽しみが増えるかも。
TOKYO LUXURY LOUNGE/井出靖
STUDIO APARTMENTやFreeTEMPO、JAZZIDA GRANDE、i-depなど、もう私の大好きなアーティストと曲が目白押し。
もう既に持っている曲ばかりなので、購入するか少々悩むところ。

最近よく聞く曲ってどんな曲なの?と人に聞かれることが多いので、クラブジャズやラウンジ初心者には迷わずお勧めする一枚かもしれない。

これで肌に合わないなら、きっとこのジャンルは合わないと思う。
それほど新旧名曲の揃った、ゴージャスな一枚。

オーバードライヴ

2005年11月10日 映画
DVD ビデオメーカー 2005/03/25 ¥4,935

津軽三味線に魅せられた自称天才ギタリストの成長と挫折を描いた青春ドラマ「オーバードライヴ」をパッケージ化。柏原収史ほか出演。


「ギターの上手い下手かは、女性にとってはなんの関係もありませんものねぇ・・・」

や!関係あるから!私からみれば。
ギターを弾かないならばいいんだけれど、同じ土俵に立つなら自分より強くなければ駄目 だ。
ギターに限らず、自分と同じことをして相手に自分が敵ってしまったとき、私はその人に対して異性としての興味を失くす。
私にとって尊敬と愛情は限りなく近いものだから。

出演者もストーリーも非常に面白いと思うんだけれど消化不良気味。
ヒラリーダフの映画のようなアニメ演出とか・・・あ、ありえない。
なので途中より、私はこの映画をまったく別の観点から見てしまったのよ。
鈴木蘭々の演じる「美潮」(みしお)というキャラクター。
これははっきりいってみんな嫌うだろう役柄だと思う?しかもヒロインでもないし。
元モデル上がりの馬鹿女で音楽のことなんか知らない奔放なワガママボ ーカル。
他人のことなんかこれっぽっちも考えてなくて、己の信念のままにつき動き、そのワガママが通らないときには泣いて騒いで誘惑する。

でもねっ!かわいいんだ。ファッションも仕草も頭のてっぺんからつま先まで。
飲んでる店で男性に「ねぇ、退屈だからキスしない?」と突然のキス。
くぅー!!こんなことしたくたって、かわいい女子じゃなければ横っつらぶっ飛ばされるからね!?
私みたいに相手のこと考えつつ、煮え煮えで何もしない人間からすると憧れるのよ。このあっけらかんさに。

すいません。もう本 当HNを美潮に変えようかと本 気で思いました。
近々、このHNが目 の前をちょろちょろしましたら、きっとそれは私の裏HN。(笑

映画としては、出来の悪い小劇場の芝居を見てしまったかも。
柏原君ってもっと美少年だったイメージだったのにね。

願望成就

2005年11月8日 映画
キター。
着ましたよ。浜乙女さん!

散々ここで推進した上に、MSNメッセのプロフィール写真にまで、あのニコやかな笑顔を掲げて、日本 公開を待ち望んでいた映画。40years old-virginが今月のCUTによるとUIP配給より来年日本 公開することが決定した模様です。

40歳のフィギュア好きチェリー君といえば、今日本 の経済を担ってるアキバ層の心ワシ掴みですからね。
私も見に行きますよ!絶対に!
DVD ビデオメーカー 2004/10/16 ¥3,990

テレビ修理店に勤めるアレックスの父は、10年前、家族を捨てて、西ドイツに亡命。以降、母クリスティアーネは、その反動からますます東ドイツへの愛国心を強めていく。そんなある日、反社会主義デモに参加し、警察と衝突しているアレックスを目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊。しかし、数ヵ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するが、医師は、「今度強いショックを与えたら、命取りになる。」とアレックスに宣告する。アレックスは、母親にショックを与えないよう、東ドイツの崩壊を隠すために、ニュース番組を自主制作したり、東ドイツのピクルスを探したりと涙ぐましく奔走するが…。


どうせついた嘘なら最後まで突き通す。
たとえそれが、脆いつり橋のような嘘だとしても。

それが母親の命がかかっているならばなおさらよ。
はたから見れば馬鹿馬鹿しいことも、私でもきっと同じことをするだろうと思う。

ドイツが統一に至るまでのプロセスや、東西に分かれていたころの互いの国の状況などを
恥ずかしいくらいに知らない私は驚いたよ。
こんなに東側が(私たちの視点からということに限定されて)閉塞的な生活していたなんて。

日本 がペリーの一声で開国したように、この現代でいきなり開国してしまった東側の人々。
たくさんのものに囲まれて生活してる私たちからみれば、裕福なことは素敵なことだと何の迷いもなく信じていたんだけれど、それはすごく視野が狭い片側からみた意見だったんだなぁ・・・・

ダブリン上等!

2005年10月29日 映画
DVD ビデオメーカー 2005/08/26 ¥3,990

いまだ押尾学とコリン・ファレルの魅力のわからない私です。
なんでそんなにもてるの!?
節操ないじゃん!!
この映画のオープニングのコリンのストップモーションの表情みてよ!!ゴリラだから!

コリン・ファレルといえば昔友達が素でいった間違い。
「えーー?なんだっけあの映画?『コリン・ファレルのマンドリン』??」
コリンがマンドリン弾くのかよ?!
どんな映画だよ!!と、
彼を見るたび、このマチガイを思い出してニヤニヤしてしまうのです。

アイルランドの映画といえば「コミットメンツ」
今回、あの映画でエルビス好きだったパパを演じたコルム・ミーニイが出演してましたが、コーラス隊の3人娘のひとりもオープニングにコリンがぶつかった子供の母親役で出てましたね。

男女を巻き込む群像劇で、ストーリーが進むにつれて紐と紐が絶妙に結ばれていく。
こういうパターンは最後まで見ると片側の口角をあげて フッと笑えるのがいい。
しかし疲れているときだと次から次へと登場人物が入れ替わり立ち替わり絡み合っていくので、
状況把握するのが大変なことだよ・・・
先日ロックストックをやっとの思いで見たせいかどうしても同系なので比較してしまう。
スタイリッシュさとストーリーの巧妙なジグソーパズルぶりは、やはりガイ・リッチーに軍配を上げたい。
こちらのほうがリアリティはあるけども、ロックストックに出てくる魅力的なキャラたちには適いません。

しかし、ジョン・マーフィーの選曲はいつもよい。
新作のミリオンズ見に行きたいなぁ・・・。渋谷だけか・・・・。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2002/08/01 ¥2,625

サントラを聞いていたら、どうしてもロックストックが見たくなった。
監督のガイリッチーといえばマドンナと結婚してからというもの、ラジー賞。
この映画の直後のガイリッチーといえば絶対にクールで面白い作品をつくってくれる安心感があったというのに、
最近のバクチっぷりはないよね。
新作にジェイソン・ステイサムを起用して、なお駄目 ですか・・・
や・・・・あんな嫁さん貰ったら吸い取られるよなぁ・・・(あれやこれや)

と、少し前に録ったビデオで堪能しようとしたならば、残り10分あまりのところでビデオが切れました!!イヤー!(絶叫
そのままレンタルビデオ屋にダッシュ。

しかし、近所のビデオ屋は陳列方法がすごく下手で、ジャンル分けも微妙ならば、
明らかにジャンルが違うんじゃないか?と思われるところに配置されてる為、狙いのものを見つけられた試しがないのだ。(スパイキッズがバイオレンスアクションコーナーにあるわ、ブラス!はこないだ官能ロマンスコーナーにあった。)

長いタイトルを店員に告げるのが嫌なので、店内を探したけれど、何故かテレビシリーズの最終章しか見当たらない。

白旗あげて店員様に「す、すいません・・・ロックストック&トゥースモーキングバレルスありますか?」
何度も聞き返された後、マシンで検索・・・(これだからこの映画のタイトルをいうのは嫌なのだ)

「あぁ・・・うちには置いてませんよ・・・」


プチッ。

「そんなわけないじゃん!テレビシリーズの最終章だけあるじゃん!どっか別の棚に間違えておいたんじゃん?!」(一応実際は敬語で)

したらですね。

「あぁ・・・実はこのDVDは修理に出してるんですよ・・・・」(ここで既に最初の発言と一転)

プチッ。キィー!

「そんなわけないじゃん!DVDもビデオもテレビバージョン最終章抜かして全部同時に壊れたのかよ!ロックストッククラッシャーとかこの辺住んでるのかよ!」(あくまでも敬語で)

「あぁ・・すいません。実は映画版は他店からの貸し出しで、全部返却したので、もう本 店にはおいていないんですよ・・・・」(2転目 )

プチッ。貴様に「実は」という言葉が何度あるんだ!

「だ・か・ら!じゃーここはロックストックシリーズの映画とテレビ版の最初を抜かして最後のものだけ置いてるの!?」
(クドイようだけど敬語で冷静に)

「ですから・・・お客様の探してるビッグストックというのは・・・」

ぎゃーーーーー(大絶叫

最初からタイトル聞き間違いしてるじゃん!
なんで今まで何度もマシン検索して、「修理のフラグだぁー他店よりの貸し出しフラグがついてますので間違いないです!」などと、適当なこといったのさ!

もう一回検索(ここで振り出しに戻る)

「えー。やはりそれはうちに置いていないですねぇ・・・ロックストックシリーズで今あるのはトゥースモーキングバレルスだけですよ・・・申し訳ありません・・・・」

ばかーーーー!!(X100)

「だからそれを探してるって最初から何べんも何べんも何べんも!!」(涙目

なんだチミは!?ひとみ婆さんか!
もうぐったりして家に帰還・・・
結局やはり最初の読み通り、テレビシリーズのそれぞれも、映画もぜーんぶ別のところに陳列されてました。
さすがの私も・・・SFアクションのコーナーにロックストックが置かれてるとか思わなかったよ・・・ベイビー・・・
しかもラストほんの10分の為に20分のやりとり。
私は、どんなヒキが強いのかこういう店員にあたることが非常に多いのですよ・・・

*蛍風さま
もー嫌な客ですね。わたしも。すいませんでした・・・
アメリカ海軍特殊部隊のエリート軍人キャプテン・ウルフ(ヴィン・ディーゼル)にある日新しい任務が下される。それは、5人の子供たちのベビーシッターだった……。


久しぶりの試写会。
連休のディズニーファミリー映画試写会(吹替)とあって、会場は家族だらけでした。

「トリプルX」のとき「シュワちゃん&スタローンの再来!」と鳴り物入りで日本に紹介されたヴィン・ディーゼルですが、映画の出来も人気もいまひとつ。その後に「リディック」も公開されましたが、実はいまいち知名度のない「ピッチブラック」の続編ってことを伏せられて公開。ま、続編って銘打ってしまうと客足も鈍るものねぇ・・・

散々なヴィンは早々とシュワちゃんの辿った道を行くことに・・・
アクション俳優として伸び悩んだ者が一度いくコメディ映画へ参入。しかも可愛らしい子供たちとのタッグ。
筋肉モリモリ硬派な男がワガママな子供たちに翻弄される、まさに「キンダガートンコップ」と何一つ変らないじゃないですか!しかもシュワちゃんのときも、評価はいまひとつでまたアクションにスタローンともに戻ってきてるというのに。

今回私が見たのは吹替版。ヴィンの声がガレッジセールのゴリが吹替えておりました。
違和感はそれほどないものの、どこかで「ゴリの声」というのを忘れることができない。
やはり私は知名度と声の印象が強い、旬な芸能人に吹替えさせるのは、あまり好きじゃないですよ・・・

無駄に金をかけたアクションシーンや子供たちとの触れ合い。和解。
お決まりなコースなので退屈だけれど、普通に安心して楽しめるストーリー。
ま、ヴィンの面倒を見る兄妹たちの次女モーガン・ヨークちゃんが、めちゃくちゃ可愛いっすよ!
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005/07/20 ¥1,313

リース・ウィザースプーン主演によるラブ・コメディ。若手ファッション・デザイナーの女性・メラニーは、ある日大富豪の息子からのプロポーズされ、さらにデザイナーとしての成功を手に入れる。が、実は彼女、高校時代に結婚していて未だに離婚が成立していなかった。彼女に幸せな未来は訪れるのか?


邦題の通りメラニーがずんずん我が物顔で行く映画です。

脚本のせいなのか主役のメラニーの魅力が微妙なのだ。
結局のところ自分勝手なメラニーだが、周囲の男性は皆彼女の虜。

リースの役どころは「キューティーブロンド」同様、一見女性に疎まれる役なんだろうけれど、ストーリーが進むうちに(観客の私たちを含め)女性をみんな仲間につけられるかどうかだと思うのですよ!!
顔は「あしたまにあーな」って感じなんだけど彼女は独特の魅力があって、どんな無謀なこともなんとなく許せてしまうファニーフェイス。それでも限界が見えかくれ・・・。

だってメラニー勝手だし。
翻弄されて結果的に振り回されてる男二人可哀想だし。
しかもメラニーは勝手な言動行動繰り返してる上、しまいには男二人の間で揺れ動いてるしね。
そんなメラニーにあまり同情できず、お金持ちの婚約者の母のほうに同情。(映画内では悪役に近いんだけどさ)

この映画の魅力は英語圏ならでの楽しみがあるらしく、彼女がNYから南部へ戻るとき、綺麗な英語だったのがどんどん南部なまりになっていくそうなのだ。
「おら デザイナーで成功してきたっぺ!!」って感じ?
興奮したついでに うっかり出ちゃう田舎言葉がすごく可愛らしくて憎めないキャラなんだって。
吹替えでもきっとそのニュアンスは伝わらないだろうしね。
こればっかりは語学力のない自分を恨むしかない。ウワワーン。

序盤ほんのチョイ役でメラニーの子供時代はあの有名子役ダコタ・ファニングちゃんだった。
大きくなってリース・・・

随分とシャクレてしまったのね・・・・
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005/08/24 ¥2,940

先祖代々ゲイツ一族に伝わってきた、秘密結社フリーメイソンにより守られた秘宝。その秘宝の謎を解く鍵をついに一族の末裔ベンが発見。だがその鍵はアメリカの独立宣言書の裏に書かれているという。そこでその秘宝を求める悪党とベンが独立宣言書を奪いあうことになってしまう…。


父親とも安心して楽しめるブラッカイマー映画。

公開当時のCMや宣伝ではハプナプトラやインディジョーンズのような古代エジプトの秘宝を探す洞窟探検ものであるかのように印象づけてなかったかしら・・・?

私の想像では定番、隠された洞窟の中に次々と待ち構える古代人の考えたブービートラップ、大きな玉が転がってきたり、虫やヘビがわんさかいたり、壁から槍がにょっきり生えてきたり。そして横にはキャーキャー騒ぐ金髪女。

あれ〜・・・・想像と少し違っちゃったなぁ・・・・。
ほとんどがアメリカ国内をロールプレイングゲームのように街から街へとの謎とき冒険でちょっとがっかり。
洞窟部分は最後のほんの一部分だものね。

アイテムを発見するときにあまりのご都合主義で、ちょっと笑ったけれど娯楽映画としては全然いけます。
父がしょっぱなより「おおお。コイツ小人から指輪取るやつだ!!」とショーン・ビーンを見て騒いでました。
おお。父。ボロミアのことよく覚えてたね。
彼はすっかり悪役としてあちこちに一通り出すぎてしまったゲーリー・オールドマンの位置を狙っているんじゃないだろうか?
と睨んでる私。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/06/22 ¥2,000

マンハッタンの高級ホテルで働くメイドが、ひとつの嘘をきっかけに、未来の大統領候補と言われる政界のサラブレッドと恋に落ちる。だが、嘘から始まった恋は果たして成就するのだろうか…。ジェニファー・ロペスとレイフ・ファインズが共演したラブ・ストーリー。


あぁぁ。どうにもこうにも体調がくすぶったまま。
眩暈を誘発するものが「乗り物」とか「近くの画面を長時間みること」なので、PC作業とか読書とか私の趣味がどんどん奪われていって辛い・・・きぃぃぃ〜!
なので溜まったビデオなんかを消化してます。

メイド・イン・マンハッタンは公開当時ジョン・ヒューズ監督ということで絶対に抑えようとしてたのですよねぇ。(でもこれは勘違いで実は秋林さんのとこを見たら脚本だけだったんだけ)
だってジョン・ヒューズといえば普通の方は「ホームアローン」やらファミリーコメディの王道作品を作ることで有名かもしれませんが、高校の時私が目からハートを飛ばしてみたアメリカ青春映画、モリー・リングウォルドの「プリティ・イン・ピンク」や「ブレックファストクラブ」、なんといってもその青春王道物でも一番大好きな「フェリスはある朝突然に」なども監督・脚本している監督なんだよ〜。きゃー。
当時初めて海外に「プロム」があることを知って「何とか日本にも導入してやる!」と真剣に考えたっけ・・・

安心して見られる現代のおとぎ話にジェニロペかぁ・・・
だってほら肉食獣だし・・・元々金持ち臭ムンムンの彼女が質素で控えめなメイドなんておかしいわ!などと不満たらたらだったのですが、蓋をあけてみれば意外に彼女 生活感溢れる子持ちシングルマザーが板についてて私生活の華やかなゴシップをしばし忘れられたかな?

ともすればワンパターンなエピソードの連続なんだけれど、もー私はこれが見たかったのよ〜。
彼女がシンデレラになっていくのも、一度身を引こうとしちゃったりするのも王道パターン。
だけど、みんな吉本新喜劇を見るとき「来るぞ〜来るぞ〜」と期待しながら、「キター!」って思いチャーリー浜の何十年来のギャグに大笑いするんもんでしょ?
それと同じ気持ちで私のような映画ファンは楽しむのですから、「予定調和すぎ!!」とか怒らないでくださいませね。

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