大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。



女は誰でもジョゼなんです。

この映画は恋をしたことのある女性ほとんどが涙する映画だと思う。
無垢な自分が誰かに恋をして。
その恋が成就すると一方通行な頃 純粋だった気持ちが貪欲になる。
ありえない我侭を相手にぶつけてみたりする。
そしてほんの少しのことから疑心やら妬みを覚え、そして失う悲しみや強さを覚える。

悲しい・・・悲しいよ。
これは女のプロセスを綴ったお話。
肉親を失くしたジョゼのところにくる彼。
ジョゼは彼に「帰れ!」と怒鳴る。
大人しく引き下がる彼にジョゼは「帰れと言って帰るバカは本当に帰れ!」ともう一度いう。
これが女なんだよ・・・この気持ちはすごくわかるよ・・・女なら。
恋すれば恋するほど本心がいえない。
そしてジョゼはもう戻れないという。
一度恋をしてしまうと、恋をしてない自分に戻れないんだよねぇ。
なんでこればかりは簡単に恋人のいない自分を忘れちゃうんだろうか。

ジョゼと別れた彼は別の彼女との道を選ぶ。
そして道で崩れ落ちて泣くのだ。
わかんない。
絶対 男心なんてわからないし、わかってやりたくもないね。
彼の気持ちが100%理解してたら今頃私は恋愛ティーチャーだ。

最近の私は「恋愛モノ」に弱い。
自分が「恋愛モノ」で一喜一憂してるのが、ちゃんちゃらおかしいしミジメなので認めたくない。
あー恥ずかしいったらありゃしない。
己を冷静に見なければ。もちつけ自分。
上司に怒られつつもOLライフをエンジョイしている如月ハニー(佐藤江梨子)の正体は、「Iシステム」を発動させて何でも変身できるアンドロイドであった。しかし、そんなハニ−のIシステムの秘密を探るべく、悪の結社パンサークローが動き出した。ハニーは謎の新聞記者・青児(村上淳)やガチガチの警視庁刑事・夏子(市川実日子)とともにパンサークローが送り込む刺客に立ち向かっていく!


監督不行届で思わぬイメージ回復をいたしましたが、私自身は正直エヴァ以降の庵野監督の作品がどうにも??なのである。あれはもう神がかり的なところがあったし、新たにアニメで哲学をやってしまったようなものなのだったのでもう相当のめりこんだ。アニメなんか十年以上みたことない私がずっぽりね。

キューティーハニーにはB級エロ風味が味わえればそれでよし。
それ以上の期待はしてません。
・・・にしても稚拙なのは仕方ないのかなぁ・・・予算の問題・・・?
テレビとさほどかわらない精度のCGだもの。Vシネのノリ・・・
元々ハニーがそういうジャンルのものだったしいいのか。

キャストと衣装は楽しんだ〜。
無茶な設定でとにかくサトエリを脱がして、柔軟性のある体を動かせる。これぞハニー。生きてる着せ替え人形だ。
女子からみても溜息の出るプロポーションですもの。どんどん露出しておけ。
脇役はぎっちり小劇場の役者がまとめていたりして、そこら辺はもう普段舞台でしか見れない怪演がみれただけでいっか。
無意味にミッチーが歌ったり、東京タワーが爆破したり。
(ちなみに東京タワーにほどなく近いうちの会社は爆発で消えてなくなってたよ!)

部分、部分でエヴァっぽいものを入れるのは、セルフパロディなの?
ハニーの初めての登場なんか、弐号機の初登場のポージングと同じだったし、ボスキャラが覚醒するところも映画で初号機が覚醒して羽を広げるシーンと同じだよね?
なんだかそのあたりがツッコんでいいものやら悪いものやら微妙で・・・
特定の記憶だけを消去する治療によって、別れた恋人クレメンタインが自分の記憶を消してしまったと知る主人公ジョエル。頭にきた彼は、自分もクレメンタインの記憶を消そうとするが、治療中によみがえる彼女との思い出が愛おしくなっていく…。


周囲でものすごく評判のこの映画。
チケットあるのに見るのが怖かったの。
賛否両論で否定意見のほとんどが「わからない」だとか「意味不明」「難解」などだったので、自分がこれが判らないならば「バカ認定!!」になってしまうじゃない〜。
しかしね、CMや予告編を見るたびたまらなくて最終日に駆け込み。
結構な数のリピーターがいましたよ。

で、実際みてみたならばもう大感動というか大ショックというかね。
もうコーラスの比ではなく心にズシーンときてしまって涙がツラツラ流れました。

辛いこと悲しいことは記憶を削除してしまえばいい。
こんな乱暴だけど合理的な方法がある??
実世界でもあればいいね。なんて思ってた。
人は「忘れる」ことができる生き物だけれど、やはりその衝撃が大きいと忘れることなんて出来ない。

結末を見て泣けて泣けてたまらない。
駄目じゃん!記憶消したって無駄なんじゃん!
最後には自分に当てはめて大泣き。
私にも消したい過去がたくさんあったのに。たくさんたくさんあったというのにさ。
こんな結末なんだ。
悲しくてせつなくて、それなのにすごく嬉しい。
あの人を好きだったことを忘れたいだけなのに。

でもやっぱり私の脳からも、完全にデリートしてしまいたい人や事があるのだ。
今、私の愛する人たちは果たして本当に一回目なのかしら?
こうして思い出してる今もまた思い出し泣き。
DVD ジェネオン エンタテインメント 2004/05/21 ¥3,990

作る映画はすべて大コケ。監督生命の危機に追い込まれたタランスキー。そんな彼は苦肉の策でCG映像で作られたシモーヌを起用するが、なんとこのシモーヌが爆発的人気になってしまったからサア大変。大衆もマスコミも彼女を本物と信じて追いかけ回し、タランスキーも真実を言えない状況に。やがてタランスキーはシモーヌ騒動に翻弄されて……。


アルパチーノもだんだんおじいさんモードだなぁ・・・・皺とたるみが見ちゃいられない。
利発そうな子供は子供というより孫だろ?
ま、でも実際ハリウッドって爺さんがいきなり若い女優と結婚して子供できたりするから、その辺のリアリティとか皮肉ってるのでしょうか?

うっかりチェックし忘れてたこの映画ですが、面白いなぁ・・・。
打ち切りになったんだって?なんでだろうなぁ・・・面白いのに。
ガタカもそうだったけれど、アンドリュー・ニコルの「ストーリー」がいつもすごく好き。
時代を捉えていて「こういうことは 近い将来起こるだろうねぇ」というようなお話の数々。

今回も期待に応え、CG女優の「シモーヌ」が登場するわけだけれど、
なんといってもスーパーモデルのレイチェル・ロバーツがすごく美しい!
前もっての撮影方法や演出に大分騙されてはいるんだろうけど、人間離れした美しさと存在感に釘付けだよ!
ウッディ・アレンの映画でシャーリーズセロンをみたときと同じくらい溜息。

彼女、私生活では監督とちゃっかり結婚して子供を儲けたそうだ。
女としてもしっかりしてるのねぇ・・・。シモーヌ。

美女缶

2005年4月18日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/02/25 ¥3,990

春ですなぁ・・・。
花粉症さえなければ、サクラの下で寝転がって本を読みたい。
ソメイヨシノも綺麗ですが、うちの実家は八重桜並木の先にあります。
もうそろそろピンクのポップコーンがバンバンはじけたように咲き始め、これを見るのが毎年の楽しみ。
今週の週末頃見ごろかなぁ・・・??

大分たっていますが、こないだ久しぶりにみたドラマ「世にも奇妙な物語」の妻夫木君の話「美女缶」という話が非常によかったです。
星新一の大ファンだった私は世にも「世にも〜」のオムニバスが大好き。
その中でもまだ無名だった岩井俊二の撮った「ルナティックラブ」というものがすごく大好きなんだけれど、いつまでたってもこれを超える作品が見つからなかった。なので見限っちゃってたんだよなぁ・・・
これは岩井のをやはり越えなかったけれど、それでも私の中では相当心にキュンときたよ!

 彼女と同棲してるフリーターの主人公(妻夫木)の隣人は冴えないオッサンだというのに、毎夜毎晩若くて可愛いオンナノコがひっきりなしに出入りしている。好奇心を我慢できなくなった男の子は彼女の出張中に隣の家に侵入し、そこで美女缶という缶をみつけ、それを開けると中から可愛いオンナノコが出てくるのであった。

普通 男性漫画やアニメでいきなり出現する不思議なカワイコちゃんってのは男性に都合がよくて、性の相手になったり、「男目線」が前面に出ていて非常に気分が悪かったりする。
でも、このオンナノコがすごく自然でピュアでかわいいのね。
普通の女の子と一緒で、いきなり迫るとすねちゃったり、作った料理においしいって言って欲しかったり。

それに以前から妻夫木君のラブシーンがさぁ。すごく自然で愛しそうにみえて好きだった私は、この美女缶の女の子と彼のせつないラブストーリーにもう萌え。本人は知らないが彼女には賞味期限(缶の寿命)があって、そして彼は同棲してる彼女の居ぬ間のつかの間の恋心。オチもねぇ・・・いいのよ。本当!

で、色々調べてみたら、これは映像集団プーズワークスというところが自主制作した映画「美女缶」のリメイクでした。
この自主制作映画はゆうばり国際ファンタスティック映画祭など、色々なところで賞をかっさらっている作品。
あぁーー。さすがに私は知らなかったよ。こんないい話が公開されていたことを。

既にDVD化されているようなので、チェックせねば。
これがその映画「美女缶」の公式サイト。ワタクシ的には妻夫木バージョンももう一度みたいので、再放送を心待ちにします。

ああぁ。あと私も欲しいです。美男缶。

http://bijocan2.s141.xrea.com/dvd.php
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004/12/22 ¥3,465

ドラキュラ、フランケンシュタイン、ウルフマン(狼男)、ジキル博士とハイド氏など、古典的な人気モンスターが一同に介したアクション超大作。ドラキュラ伯爵が人間を襲い続けるヨーロッパの町・トランシルバニアで、モンスター・ハンターとして知られるヴァン・ヘルシングがドラキュラ一味との激しい闘いを繰り広げる。


二日酔いで頭がぼんやりしています。

実写版怪物君、リーグ・オブ・レジェント臭がプンスカしますなぁ・・・
とはいっても、怪獣大集合的な映画が好きなわけですから喜びいさんでみます。
ケイト大好きだし・・ヒュージャックマンだし。

なんといってもアンダーワールドやXMENと被ってる気もしないわけですが、チープな設定嫌いじゃないですよ!?
一番私をワクワクさせてくれたのは、その残酷さと美しさの前にひれ伏したくなったドラキュラの妻たち。
美しい!!ほんと中世絵画を見てるような美しさだったよ。
でも一番ドラキュラっぽい顔してるのはケイト・ベッキンセールじゃないか?

わかりやすすぎた演出ですが舞踏会での鏡の前でのダンスよかったなぁ・・・
ホーンテッドマンションやら、ムーランルージュのような奇怪な美しさ。ドラッグのとき見る夢はきっとこんな感じなんだろう。
このあたり、何もかもの爪の甘さっていうか、スティーブンソマーズというか。
きゃーーーうわーーーー みたいなのが多すぎて人物に深みがないんだよね。伏線をたくさん張るわりには料理しきれてないイメージ。

しかしファラミアさま。ワタクシ LOTRが貴方の印象の全てなのですが、何故こんな役を?
思い返せばムーランルージュでもピエロの恰好で滑稽なことしてましたよね?
うーん。彼の本キャラはコメディ俳優なんだろうか?
愛してくれない狂った父親に生きたまま焼き殺される不遇なイケメン王子のが絶対映画ファンの女子を翻弄できると思うのに!あまりにも大作に出てしまったばかり次回作の選択って難しいんだろうけどねぇ・・・

アイ,ロボット

2005年4月6日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/02/04 ¥2,940

ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。


こんな綺麗に晴れた日にはオレンジジュースを飲みたくなって飲んでます。
某コンビニのオレンジジュースおいしくないです。(涙

久々の映画レビューです。
特にみようとも思わず、機会があれば見ようかなくらいで。
どうもソワソワすることばかりでたった2時間さえ画面の前でじっとしていられない。
本ならば細切れな時間をかき集めて一冊終わるのだけど、映画はそうはいかないです。

「人を絶対に襲わないように完全設計されているロボットが人間を襲う」
あぁーーこれは浦沢直樹のプルートと同じだなといった感情。
ウィル・スミスは役者としてすごく好きだけれど、もう未知なるものと戦って世界を救ってっていう
お決まりのストーリーは少し食傷気味。
もうちょっとで日本でも宣伝が始まるであろう、ラブコメのが期待満々。

勿論きちんと楽しませてくれる部分はたくさんありますが、往年の名作SFでやりつくされたことを
再び綺麗なCGでやってしまった感があって、スレている私には目新しいモチーフはなかったです。

もし人類にこのくらいロボットと共存する未来があるならば、私は不安よりも期待ばかりでワクワクするなぁ。
愛知博も絶対いくと思う。

コーラス

2005年3月29日 映画
世界的指揮者として知られるピエール(ジャック・ペラン)は、母の葬儀のために故郷へ戻る。そんなピエールのもとに子供時代を一緒に過ごしたペピノが現れ、幼い日にピエールの生き方を変えてくれたひとりの音楽教師の残した形見の日記を手渡す。


久しぶりの試写会に出かけてきました。
人より先に素敵な作品を無料で見れるって素晴らしいわ!
腹黒い気持ちでいっぱいですね。

今回、予備知識もなく参加したのが楽しめた一つでしょう。
心洗われる想いです。

サントラも ものすごく売れているらしく
amazonで試聴できますので興味あるかたはどうぞ。
天に召されるような気持ちになります。



★以下公開まで楽しみにしてらっしゃる方はcloseでお願いします★

 
 まだ公開前なのでネタばらしはしたくない!したくないけど・・・
ワタクシこれと非常によく似たハリウッド映画を知っております。
ブラックのシスターがハーレムの高校生に歌を教えて更正させるあの!映画です・・・
 そして一番の問題児が実は教室でひっそり歌っているところを聞くと
な、なんと一番歌が上手じゃないか!!ローリンヒルかよ・・・

あにはともわれよくまとまっていたりするところ気に入っているのですが、歌の上手な子だけを歌わせるところが非常に気になるところです。
差別化教育はよくないとか小難しいことは言わないけれど、歌えなかったり歌が下手な子にもそれなりの役割があるんだ!と先生は別の任務を与えます。
え?あんなに歌いたがってる子なのだから歌わせてあげてください。
歌が上手に歌えなかったら歌を歌ってはいけないの?
結局先生は思い通りの音色を作り上げるためのエゴに生徒が使われてるように見えてしまうよ・・・

一番小さな子がものすごく可愛くていいポジションでいいねいいね♪
ってIちゃんとホクホクして帰ってきたのですが公式サイトを見てみると製作者の息子様だったんですね・・・なんとなくがっくり・・・
七光り・・・とはいわないですが。

サントラばか売れですが、こんなニュースもあるようです

http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&;id=20050316-00000004-flix-ent

大変ですね・・・
SFドラマ「ギャラクシー・クエスト」のファンの集いに、異星人が自分たちの星を助けてほしいとやってきた。ドラマの出演者たちは、彼らを本物のヒーローだと勘違いした異星人を助けることに…。



DVD入手。価格:1000円!
DVDの価格は面白さとは比例しない。人気とは比例するかもしれないけど・・・
どうしてこの映画が無名なのか私にはさっぱりわかりません。
ファンサイトもたくさんあるのに・・・

やはり日本人にはアクションやスターがない映画は埋もれてしまうのだろうか?
あ、いや。この映画にはスネイプ先生のアラン・リックマンやシガニー・ウイーバーも出てますが。

好きな方には申し訳ないんだけれど、オースティンのような派手なだけで力技なギャグ映画がどうにも許せない。
見てない人は今すぐレンタルビデオ屋へGO。私の知り合いで未見者はうちに来い!
ビルとテッドの大冒険と同じくらい愛すべきバカ映画なんです。これは。
だって笑いとともに感動と涙があるのだよ。

トレッキーでない私がこれだけこよなく愛することが出来るのだからトレッキーはどんだけ愛せるんだ?
文句なく私の中の殿堂入り映画なのであります。
改めて見直してやはり私が今までみた何百本の中でも5本の指に入るだろう作品だなぁ・・・

こちらにストーリーの詳細が書かれておりました。(未見の方はネタバレなのでクリック厳禁)
http://plain-story.cocolog-nifty.com/ps/2005/03/galaxy_quest.html

ゼブラーマン

2005年3月10日 映画
生徒からも家族からも疎んじられる小学校教師、市川は、34年前に放送打ち切りとなった特撮ヒーロー“ゼブラーマン”のコスプレという誰にも言えない趣味を持っている。その頃、市川の住む町で奇妙な事件が多発。それは地球征服をたくらむ宇宙人の仕業だった。市川扮するゼブラーマンは、ひょんなことからその宇宙人と戦うことになり…。


公開当時の宣伝っぷりったら異常だったね・・・
どこのチャンネルみても哀川翔がゲストで出て最後どさくさにこの映画の宣伝してたねぇ・・・
確か150本くらいの番組に出まくったんだったかしら?(うろ覚え)

思い出したかのように見る。
う、うーん・・・これを映画でみていたならば・・・・少し後悔したかも。
クドカンの才能は買うけれど、最近こぞって使いすぎだ。
クドカンの冠つければいいってもんじゃない。

ヒーローおたくの駄目親父が本物のヒーローへ。
何もかもが私にとっては、もうちょっとかなぁと。
こういうのは新感線の中島かずきか、いのうえひでのりに書かせたほうが面白いの書くと思う。
勿論衣装は竹田団吾で。

私は子供の頃何故かゴールデンでやっていたB級ホラー映画(今みると実はブラックコメディに近いものらしい)がトラウマでトラウマで。大人になってからも、その映画の夢を見ちゃ、夜中泣きながら目を覚ました。
その映画を思い出したんだよね・・・ゼブラーマンで・・・(きっと見た人ならばわかると思うけれど)

*マイトラウマ映画「人食いアメーバの恐怖」・・・・同じようにトラウマになった方が紹介したサイト。
http://homepage1.nifty.com/hoso-kawa/trauma/trauma6.html
1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか? そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する“マック食”の中毒性が明らかになる。最初は実験を軽視していた医師や、スパーロックのベジタリアンの恋人も、彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。


アメリカで公開されたときからずっと目をつけていたのですよ。
ファーストフードの体への影響なんて、「悪い」ということはわかっている。わかっちゃいるけど具体的にどこがなの?といわれるとわからない。数値として私に見せてくれ!と。

この映画は本当上映館数が少ない!
東京では渋谷で一箇所だけ。えええ?割とニュースなどで話題になっていたじゃない!?
千葉では妙典で一つ。こちらはワーナーなのでこちらまで足を運びました。
しかし会社で仕事を速攻終わらせてから、急いで向かってもギリギリ。
ダイエット中の身で、終わってからご飯は食べたくないので軽くテイクアウトを買いたかった。
妙典・・・何もないねぇ・・・マックしか・・・・(涙
これならいんじゃねーの?とチキンナゲットをカバンに隠して映画館へ。
モソモソと食べながら見ていたのですが、きっちりナゲットの毒性についても触れられてまして、史上最強にまずいナゲットとなったのですが・・・

私が昔マスコミで働いていた頃、報道ドキュメント番組を制作することが多かった。
だからドキュメンタリーの手法なんかは既知なのですが、アメリカのそれとはかなり違ったことに驚いた。(実はムーア未見)
さすがアメリカ!といいますか、最初から最後まで押しっぱなしの手法なんだねぇ・・・
合間合間にマックのキャラを不気味にしたイラストなどをサブリミナルに取り込み、マックへの嫌悪感を観客に増させていく。
うーん。日本の手法は多分に制約が多いのもあるのだろうけれど、紋切り型で意見をいうのは少なく状況証拠を羅列していって、見てる人に感じさせる手法が多いと思うし。
マックの宣伝方法を非難する割りには己も同じ手法でマックを非難してるじゃないか!と。

ああぁ、マック。
見てるこっちが辛くなってくるよ。中性脂肪などが多いのもわかるし肥満に繋がるのはわかるけれど、
それはカロリーの高い食べ物全てに関することで「マクドナルド」だけの責任ではないよねぇ??
他にも監督に色々影響は出ているものの、マックの食べ物の どの添加物や成分から、人体に影響されてるかの結びつけが曖昧にされていて、いまひとっつ不完全燃焼な気持ちでいっぱい。

いやはやダイエット中には食欲なくす映画でしたけどね・・・

*日本でも同じことをやってる方いました。興味がある方は覗いて見てください。非常に面白かったです。
「30日間マクドナルド生活」
http://keiziweb.com/kikaku/maclife/maclife01.html
再婚を控えた精神科医のテスは、派手なファッションでバンドに夢中の娘のアンナに説教ばかり。しかしアンナは細かいことに口を出し、勝手に再婚を決めてしまった母に怒っている。毎日ケンカばかりのふたりだが、中華料理店でもらったフォーチュンクッキーがきっかけで、ふたりの体は入れかわり…。


ヒラリー・ダフとリンゼイ・ローハン。
同じ男を取り合ってキャットファイトしたんだってねぇ・・・。ゴシップばかりが耳に入る私。
アメリカのティーンアイドルは最近ムッチムッチのアイドルが好まれるのかしら?
あぁ・・・この子太りやすそう・・・っぽい感じの。
イイネイイネ、小デブブーム。日本にも来ませんか?・・・駄目ですか・・・

二人を比較すれば、私はだんぜんリンゼイ派。
演技が彼女のほうがしっかりしてるもの。見ててとても安心できる。
そしてジェミー・リー・カーティスが母親役って妙に見てて安心しません?
80年代映画では大分彼女の顔ばかり見たものなぁ・・・・

何故か今頃やっと新作映画として近所のビデオ屋に入荷されたのでやっと見れました。
この手の尺の短いライトコメディは大好きで、B級だろうがなんだろうが絶対見てしまう。
話もありふれた、いがみ合う親子の体が入れ替わってしまうというストーリーなのだけれど、
二人の魅力とバンドシーンやジェイミーのドレスアップシーンなんかでワクワクしながら見れる。
「体入れ替わり物」というのは、その二人の演技力が滲みでてしまって、
正直映画としてはすごく素敵だったのだけれど邦画「秘密」なんかは最後まで広末が広末にしか見えなかった。
リンゼイ ちょっとやるね。
パーティーシーンで母の体になった娘を諭すシーンなんかはもう絶対母にしか見えなかった。
だけど、リンゼイちゃん、ギター・・・弾いてませんよね??
全然抑えてないとこ鳴ってますってば。

こういう映画の観客はオチなんか最初からもうわかってるのわかってるの。
少しファンタジックでほんわかしたウェルメイドな物語を求めてみてるんだからね。!
アメコミのヒーローから、ハリウッドのヒーローとなった感のあるスパイダーマン。この続編では、主人公ピーターが私生活のトラブルから、スパイダーマンとしての能力も落ち、その使命を止めようと決意する。しかし、怪人ドック・オクの出現で、彼は再びマスクを被ることに…。


読書熱下がり気味。映画熱もっと下がり気味。
見たいなぁ、読みたいなぁという気持ちにはすごくなるけれど、持続しないというか手に取らない。どうした私!?
あ、ジムにはコンスタントに通っております。

久々に見たのが楽しみにしていたスパイダーマンの続編。
初回のほうの話を聞いたとき主役がトビーということで大分驚きましたが、すっかり馴染みました。

私はこの映画に期待するのはヒューマンドラマであり、青春映画。
アクションやCGはあまり期待しておりません。

大分この映画に期待していたのですが、見事私の期待に答えてくれたと思います。
主人公の苦悩。恋愛。
あぁ・・・面白い。面白い。久々に楽しめる映画でしたよ。

しかし今回のスパイダーマン、顔みせすぎだ。
暴走電車のくだりなんて、本当涙がホロホロ出たものだけれど、その後も出っ放し。
ああぁ。隠してぇ。とドキドキしたものです。

酒を飲みながら観覧していた我が父。
大分初めから酔い酔いで半分夢の中で見てたくせに
パーティーシーンにて、「では美しいMJより一言!」といったところ、ムックリ起き上がり
「どこが美しいんじゃ!!」と叫んだのには腰抜かしました。
おお。父。私も同意見です。
収監を数日後に控えた組長・羽原(西田敏行)は、やり残した2つの事があった。ひとつは生き別れてしまった娘かおり(常盤貴子)に再会すること。もうひとつは大好きなジェームズ・ブラウンの名古屋コンサートに行くことであった。かくして弟分の金山(岸部一徳)は若い衆に命令する。「今すぐJBをさらってこい!」。


いつも他人をこき下ろす井筒監督。
お前はどんだけいい映画を作るんじゃ〜!?!
と、ファイティングポーズで見ました。

偽JBとヤクザを巡るドタバタコメディ。
やはり西田敏行と岸辺さんはいい味出してるなぁと思う。

ストーリーは面白くなりそうな雰囲気だけはあるのだが、最後まで雰囲気だけで終わっちゃったよ・・・
なんだろう??話がストレートすぎるのかなぁ。
こういうドタバタならば三谷幸喜くらい複雑にしてこそ面白い。
偽JBと国家機密、ヤクザの三つ巴。
もひとつ本物のJBを巻き込んだらもっともっと面白くなったのになぁと最後まで欲求不満になってしまった。

ひねった話ならばもう一周ひねればもっとワクワクドキドキできたのに。
死期が迫った父が、改めて息子に語り聞かせる人生の回想。巨人とともに故郷を出て、サーカスで働きながら、あこがれの女性と結ばれる。戦争へ行き、ひとつの町を買い上げる……。何度も聞かされた父の話は、どこまでが本当なのだろうか?



公開当時から賛否両論な映画だったなぁ・・・
私は大好きなのですが。

蓋をあけてみれば、あぁ・・・私の母にそっくりなのです。ユアン演じる父親が。

うちの母は人気者だった。
でもそれは物事を大きくいったり、自分の想像を多少入れ込んでしまったりしながら話を面白おかしくするから。
母の周りにはいつも人がたくさんいて、
うちの実家には毎日いつも大勢の人が遊びにきていた。
家じゃリラックスした恰好したいのにお客ばかりで本当嫌だったのだけれど
母は毎日お客を招いて話をしていた。

この映画の主人公の葛藤が涙が出るほどわかる。
小さいころ信じていた話が親の嘘とわかったとき。
どこからどこまでが真実でどこからが嘘なのかを突き止めたくなる。
そして親を見下してしまうんだよね。
『また嘘ばかりいって・・・・』と冷たい目をしながら。

だから主人公の疎ましい気持ちを見るたびに涙が出た。
この話は私の話だもの。
ある高校にさまよいついた1匹の黒い野良犬。その犬はクロと名づけられ、用務員室に寝泊まりし、夜は用務員と一緒に校内を見回り、時には職員会議にも出席しと、学校の一員として飼われ続けた。そんなクロは、自分のせいで友人だった男性が死んだと思い、自殺しようとした3年生の雪子をも助ける…。


私は集合住宅で育ったというのもあるけれど、母親が生き物が苦手でペットを飼ったことがない。
なので動物との関わり方が飼ってる人のそれとは違うので、なんともこの映画についての観点が変わってくるのでしょう。

ノスタルジックさ。
ゆっくりとした流れと奥手な恋愛。
見ていてそれは気持ちいいし、何もかもが滝のようにゴーゴーと滑り落ちていくような現代の流れをこういうのを見ると感じる。
『「昔」を扱う現代の映画』としての違和感は少しあったけれどね。

伊藤歩という役者はこの時代によく似合う。
彼女の独特な雰囲気はスワロウテイルから大好きなんだ。
少し不思議で、存在感とボーダレスなかんじ。
あ、白とか透明とかに近いのかも。
陳腐な「清純」という言葉に近い白じゃなくってね。

なだらかな丘のような映画だったねぇ。
あ・・・犬には触れてないじゃん・・・私・・・
近未来、中学3年生同士に殺しあいを強いる法律「BR法」を生き延びた七原秋也(藤原竜也)はテロリストとなって大人たちへの復しゅうを開始し、東京を爆破。政府は新法律「BRII」を制定し、中学3年の1クラス生徒42名に、孤島に立て籠もる七原の暗殺を命令する…。


原作も面白くなかったけれど、こらまた映画も面白くない。
あれほどの名画を作りつづけてきた深作もこれが遺作じゃ死に切れないでしょうに。
息子よ。何がしたかったのだ!?

物語に矛盾点が多すぎて、気持ちが入り込めず
「○○をこうしたらいいのに。」だとか「ココは○○だろう?」という疑念ばかりが浮かぶ。
ただ若者が意味もなく盛大に血を撒き散らしながら死ぬところを描きたかったのだろうか?

肝心の役者陣も顔も綺麗で存在感もあるだろうに、飼い殺しというかなんというか。
普通の演技と感情たっぷりの演技。まるでスイッチ入ったかのような2パターンしかなく、
台詞も聞き取れないがなってるものばかり。
あーあ。私はバトルロワイヤルの原作は本当名作だと思うし、大好きな作品。
第一作目の映画はストーリーは尺の関係上だろうが、はしょってる部分が多く好きじゃなかったけれど本当原作に忠実な役者ばかりだったのよねぇ・・・・

これとドラゴンヘッド。同じくらい残念映画の金字塔。はい。

ラブストーリー

2005年1月14日 映画
女子大生ジヘはある日、母ジュヒが大切に保管していた古い手紙と日記を見つける。そこには、母が若い頃愛した人とのやりとりがつづられていた。それを夢中になって読むジヘもまた、切ない恋の最中。時代を隔てた2つの恋の行く末が描写され、やがて結びつく…。


マスコミが作り上げた(と思っている)韓流ブーム。
始めの頃は、会社のランチメンバーの女子も馬鹿にしていたというのに、ゾクゾクとドラマにはまるものあり。

私はどうも、どこかで時間が止まっているような あの微妙なセンスの韓国イケメンがしっくりこないので何とも思っておりませんでした。
が!何故かここで父親が「夏の香り」にずっぽりとはまり込み、実家に帰ると大概AV機器とBSの充実しているリビングのテレビを占拠しているので仕方なくチラチラみてました。

その「夏の香り」のヒロイン。ソン・イェジンちゃんかわいい!!!
黒目がちで清純で少女らしい彼女はガーリーで本当頭から食ってしまいたいくらいかわいい。
チャン・ツィーよりかわいい!

イェジンちゃん目当てでこの映画を鑑賞しました。
何となく岩井俊二の「ラブレター」と「四月物語」を2で割ったというか、ことあるシーン思いだすというか。
いつもコリアムービーを見て思う80年代のドラマや少女漫画を読んでいるような雰囲気で
いつもながらつっこみつつ見ていたんですけど、最後はもうほんのり心があったかくなってね。

誰だっけ?「涙の女王」って呼ばれてるのは?
絶対に絶対に負け。イェジンちゃんの涙、最強。
多分 観客もそう思うだろうと監督が踏んでいるのか、映画でもうイェジンちゃん泣きっぱなし。
どのシーンみても黒目をさらに真っ黒にさせて目にたくさん涙浮かべてるの。
アイフルのチワワなみ。
あぁ、もう守ってあげたくなっちゃう。(男目線)

しかしいつも韓国映画はこういう「実は二人は!!」っていうオチだね。

キル・ビル Vol.1

2004年11月23日 映画
結婚式の当日、元恋人ビルが率いる殺し屋集団の襲撃を受け、参列者を皆殺しにされ、自らも昏睡状態に陥ったヒロイン(名前は明かされない)。昏睡から目覚めた彼女は、殺し屋一味への復讐を誓って、病院を抜け出す…。


うぅう。勇気振り絞ったよなぁ・・・自分。
キルビルは公開前にトレイラーで見たときから、その世界観と映像に惹かれて絶対見にいこうと決めていた。

が!しかし 私の弱点は血!
血が大量に出るってだけで腰が引けて見れなくなる。
ホラーやスプラッタなんてもってのほか、最近のリアルな戦争映画さえ見れない。

いち早く見た友人に「血すげー出るよー多分 君には無理」といわれ、すっかり腰が引けたままここまで来てしまいました。
でもさーやはり見ないわけにもいかんでしょう・・・栗山千明大好きだし。

この映画は面白いという人と面白くない人が周囲では賛否両論だった。
世界にはまれてしまえば最高なのだろうが、細かいところは置いておいてただひたすらの復讐劇にうんざりという意見が多かった。私は後者なんじゃないかなぁと思っていたのですよ。うまくはまれなかったら悲しいなあと。

しかし見始めてしまえば細かい設定シカト上等!みたいなスピード感で最高に面白かった。
いくら平和ボケしてる日本だからといって日本刀持って飛行機とか乗れねーよっ!とか突っ込みつつ。(笑
出てくるキャラ全部、魅力的なのよー。
血!血!血!でクラクラきたけれどラストサムライが写実的に日本を描こうとしたのと正反対であえて「欧米人の考えてる日本」をデフォルメしたような世界。

いやはや面白かった。面白かった。
尻込みしていて損したよっ!

ピーターパン

2004年11月16日 映画
少女ウェンディーが弟たちと一緒の子ども部屋を出なければならない夜がやってきた。大人になりたくないと悲しむ彼女の前にピーターパンが現れ、彼らを子どもたちの夢の国、ネバーランドへと連れていく。


エロッ!!
エロいわよ。ピーター!
口の片側を少しあげて微笑む、その笑顔は小悪魔なピーターパンの顔じゃなくて女泣かせの男の笑顔だ!ダメンズの私がいうんだ間違いないぞ!
「何故大人に?子供のままでいいじゃんっ!」
というピーター本人が一番「大人の快楽」を一足お先に知ってそうじゃないっ?

ピーターパンをモチーフにした芝居に昔出たことがあるために思い入れは並大抵じゃない。
私が演じたのは何故かインディアンの酋長の娘「タイガーリリー」だったのでピーターパンが何かしらの作品になるたびに脇役のリリーを血眼になって探すのだ。だけどね。かわいくないのよ。どれもさー(怒
実際今回のリリーはどうだったかってーと、インディオのフェイスペインティングした子が出てきまして・・・orz (いや原作に非常に忠実なんだけどもさ)

この映画は原作よりの脚本になっており、今回のピーターには思い出したエピソードがたくさんあってワクワクした。
子供向けのアクションより大人と子供の境目で登場人物たちが揺れ動く様を描いてくれたから。

原作ファンでもがっかりしない映像には仕上がってると思う。
人魚の描き方が私は特に気に入ってる。
意表をついた表現の仕方で元来の他の童話や映画で描かれた美しい人魚じゃないんだよ。これがっ!

しかし子供やファンタジー好きな客も無理やりつけようとしたのがミエミエで、SFXや映像にも頑張って凝ってしまったり中途半端なアクションシーンを加えてしまったのがいまひとっつ「面白かった〜」と手を叩けない原因かもしれない。

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