スコルピオンの恋まじない
2004年6月21日 映画1940年、ニューヨーク。C.W.ブリッグスは一流保険会社に勤務する腕利き保険調査員。そんな彼を最近悩ませていることがある。それはリストラ担当重役として新たにやってきたベティ=アン・フィッツジェラルドの存在。2人は互いの顔を見るたびに皮肉を言い合うほど仲が悪い。そんなある日、同僚の誕生パーティに出席した2人は、インチキ魔術師の催眠術ショーの実験台にされ、ある呪文を聞くと惹かれ合うようになってしまう。その一方で、パーティの日を境に、謎の宝石泥棒が世間を騒がせる。調査員のブリッグスは犯人捜しに奔走するのだったが…。
「この会社は業績も悪くないし人員整理する必要ないじゃないか?」
「いいえ。この会社には無駄が多いのよ!」
イテテ・・・ああ、映画と関係なく、この台詞がグサリと胸にきた。
ああ、不景気なんて大嫌い。
何の因果かまたウディ映画。
しかし今回は大当たり。
予定調和なストーリーであるけれど、うっとり物語を楽しめる。
トム・ハンクスの「ビッグ」とか思い出したなぁ。
シャーリーズ・セロンを美しさといったら出番はほとんどないものの後光がさしてるような美しさだ。この映画は1940年代の話だけれど、「40年代の最高にいい女」なのよねぇ。彼女はいつの時代も受け入れられる不変的な美しい女性なんだと溜息。
ウディは噂によると最初主役をトム・ハンクスにしようと思っていたらしい。
ああ・・・これをトムが演じたなら、さらに素敵な映画になったことよ。
ウディは味のある役者だけれど、シャーリーズ・セロンに誘惑されたりヘレン・ハントに愛されたりするにはヨボヨボのお爺ちゃんすぎだし。(年齢差40歳くらい?)
この年齢と身長の差を見てしまうと「エントラップメント」のショーンとキャサリンの年の差も気になりませんわ。
★4.5!!
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