南くんの恋人

2004年7月8日 読書
また「南くんの恋人」をやるそうですね。
これってば以前武田真二と高橋由美子でドラマにしたところから、誤解が生じているんだよなぁ。どうしてこういう青春ファンタジーという形で内田春菊はドラマ化を許したんだろう??

原作はもっとエロくてぐろい。
南君は爽やかじゃなくって眼鏡かけた小太りでアキバヲタちっくななりをしてる。
ある日小さくなってしまった ちよみと南君の愛が始まる。
二人はセックスはできないので試行錯誤を繰り返す。
ある時は変質的に。

ちよみの生理や排泄の始末をする南君。
結末はあっけなくてそれで切ない。
でも人生ってあっけなくて切ないもんなんだよね。

物語の主人公も生きて、食べて、排泄して眠る。
でも普通の物語にそんな光景が描かれることは決してない。
その裏側をこの原作は描いたものであるのにね。
ま、今回も深キョンと二ノ宮君じゃただのファンタジーなんでしょう。

原作が裏側なら、ドラマはそれを巧みに隠した表のお話です。
設定を借りただけの別のお話。

私は内田春菊はエロくてグロい世界が魅力だと思うのでね。

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