以前読んだ「だらしな日記」は日記と合わせて簡単な書評なども書いてある。
彼女の読んだ膨大な本のリストから自分の好みのものをピックアップするも近所の図書館には2冊という暴挙。

その中でもあった一冊がこれ。
書評の本で面白そうだなぁと思って選んだ本が書評の本。
一体いつになったら実際の「本」を読むのだ?自分よ。
この本はWEB本の雑誌の一コーナーをまとめたもので、例えば「○○が好きなんですが、同じような感じで泣ける本は?」だとか「主人公がタイムスリップで戻って豪遊するようなスカッとする話は?」だとか読者のニーズを紹介した本の相談室なのです。

WEBサイトでも同様なものを現在もやってます。
http://www.webdokusho.com/frame-soudan.html

これが非常に痒いところに手の届く本の紹介のされ方で、ものすごい一品を持ってくる。私も読んで非常に感動したり心の一品になっていたりする本をズバっと紹介する。

この本の冒頭で「日本読書株式会社」という会社の設立の話があった。勿論妄想の域なのですが。
年会費数千円で会員を集め、会社は会員に常に会員のニーズにあった本を提供する。社員はその会員費で本を購入し読み、明日の会員のニーズにあわせるため毎日読書するのだ。

あー素晴らしい、私なら即会員になるよ。
本という媒体は既に能動的なものであるから、情報を集めないと今面白い本がなんなのかまったくわからない。だから誰かに面白い本を教えてもらったりすると非常に嬉しかったりする。
なんならこの会社の社員になって毎日クーラーのかかった部屋で明日の会員のために本を読んでいたい。

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この本で「読みたい本リスト」をたくさん増やした。
本を読む前に家にもってかえるときのドキドキは何者にもかえられないね!!

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