平安時代、都に鬼が現れては人の身体の一部を食らう事件が相次ぐ中、阿倍晴明(野村萬斎)は藤原安麻呂(伊武雅刀)の娘・日実子(深田恭子)が毎夜夢遊病のようにさまよい歩くことと、鬼の事件との関係性を調べることに。一方、その頃都では幻角(中井貴一)という男が次々と奇跡を起こし、人々から神のように崇められていた……。
いやほらだってさ、映画自体に期待なんかしてませんが、野村萬斎様ですもの!
第一作目で出演者達が野山を駆け回るシーンがありましたが、そこで気がついたのは
「彼だけ着物が揺れていない!!」
すごくない??
他のみんなが袖や裾を邪魔そうに走ってる様はまさに「現代人が無理してる走り」だったのにも関わらず彼だけ颯爽と。狂言師だからこそ身に染み付いてる華麗な身のこなしにすっかりノックダウンしてしまい、彼が舞うエンドロールだけを何度も何度も撒き戻してみた。
こんな偏った見方をしているのは自分だけかと思いきや、公開時には彼の舞をもう一度見るために女性リピーターが出たらしい。
今回も期待してますわよーー!と意気込んでみたらば、これは陰陽師の映画ではなく深キョンの映画ではないか!!?
今回よいところを全て持っていく彼女は男勝りのお姫様役。
それを模したのだろうが、彼女のスタイルは天草四郎でさー。
なんつうかうーん。
コスプレを見ているようで更に映画が安っぽくなった気が・・
どうも普段テレビドラマで見るバリバリの若手タレントを時代劇で見ると、嘘っぽく見えてしまうんだよなぁ。客は入るのだろうけど・・・
多分前回 野村萬斎の舞が好評だったので、今回も無理やり見せ場にねじこんだ感じがあり、クライマックスでいきなり舞を披露してくれたのは嬉しいのですが女形ですか・・・正直萌えポイントに当らず・・・
同カテゴライズで昔みた薬師丸の「里見八犬伝」と、成長がまったく見られない映画にがっくり・・・
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