野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だったが、炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやることに。でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。
この映画は企画勝ちな映画ですね。
前回同様、高校生が意外なものに取り組んだシリーズということで。
私はこの映画はオリジナルなものだと思ってましたが、シンクロの川越高校同様兵庫県の高砂高校のジャズバンド部を見て監督が思いついたそうな。
な、なんというか二番煎じというか・・・いや自分で芸幅狭めてませんか・・・監督?
出演者全員が実際に楽器を弾き、フジテレビやジャズのイベントにかたっぱしから出場。セーラー服のジャズバンドは非常にかわいく大宣伝にもなりました。
だからこそ!
相互リンクの色々な方もいわれてるように上手になっていく過程やら、仕方なく始めたジャズを好きになっていく過程がストーリーに必要だったんですよ!
だって実際の彼女達を追っていけば演出なくとも素敵な絵がとれたじゃないですか〜
途中大爆笑をさらってた猪のシーンとて、前作ウォーターボーイズのシンクロ失敗シーンと同じ手法だしさー。どうも彼が狙う笑いは私にはさぶいのよ。
それでもジャズのスタンダードをあれだけ堂々と聞かされてしまうと、ホロリと最後に涙が出たりして。
ジャズ好きだった亡き母にこの映画を見せたら非常に喜んだだろうなぁと。
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