食べる女 -スローフード・スローセックス-
2004年10月29日 読書ひとはおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心がやさしくなる。エロティックだけど凛とした、現代女性の幸せのカタチを描いた短編集。
本好きな友人に今の私にお勧めな本は?と尋ねたらこの本を紹介してくれた。
私は本が好きなのだけれど、一人の著者に固執してしまうのでなかなか新たな発掘はしない。だから自分を知っている人に紹介してもらえるのはすごく嬉しいのだ。
この本のテーマは「スローフード、スローセックス」
食と恋愛を楽しんでいる女性達の話だ。
古風な女だとは思ったことがないが少し前まで「男子厨房に入らず」派だった。なんというか「料理を作ること」が女性の沽券な気がして、料理の上手な男性は酷くプライドを傷つけられてしまうと思った。
最近年を食うにつれ、なんだかどうでもよくなってきた。
むしろ本格的に作る男子の料理カモンで、おいしい食事を作ってくれる人なんか素敵で素敵で仕方ない。
この本の話でもレストラン並のおいしい食事を毎晩作ってくれる男子がいた。
あぁ・・・素敵だなぁ・・・
心の隙間だけでなく空腹まで満たしてくれるなんてさ。
読んだ後 おいしいご飯と素敵な男性が欲しくなる一品。
*ビリージャン さま
この本のレビューがとても素敵だったのでリンクさせていただきました。
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