お先真っ白!

2004年11月19日 読書
ジャッキー・チェンに憧れて20m下の淀川へ決死のダイビング、母は50歳で「腹話術師」デビュー、父は70歳でヒマラヤへ。30ケ国を駆ける「旅人OL」てるこのアホな日常と、それを彩るトホホな人たちを描くエッセイ。



ある日ふと本屋でどうしても気になって彼女のことを知りもしないのに買った本。それが「ガンジス河でバタフライ」だった。

私は人に紹介されたり、どこかで作家やその本の情報を見聞きしないと本を買わない。そこら辺はなんだかガードが無駄に固い。(笑

この本は島田紳助に見出された たかのてるこというOLのインド旅行記で今でも私の読んだ旅行記の中で間違いなくベスト1だ。

二作目。三作目。と続くうちに彼女は旅先で恋をした。
うーむ・・・・自分がそうだからとは認めたくないが「枯れた女作家」好きとしては今まで女だというのにアグレッシブに向こう見ずな旅をして人をガハハと笑わせてた人に目からハートを飛ばされてもなぁ・・と苦虫噛む思いだったのだ。

恋をするようになって以来、確実に彼女の本はつまらなくなってきているし、「ガンジス河〜」をもう超えられないのかもなぁと彼女の本を手に取らなくなってしまった。

しばらくぶりに彼女の本を見かけた。
それがこの本なわけだが、今回は旅行記ではなくて自伝のエッセイ。
あまり期待はしていなかったけれど、ページをめくってみるとこれがなんとも面白い!ガンジス河以来の面白さ!
おおう。たかのてるこ復活か!

読み進めていくうちに彼女は旅先で出来た恋人と別れたらしいことを告白していた。(しかも新しい彼女からの代理での別れの手紙ってどうなのよっ!?)
いやはやわかりやすい人だ。
彼氏が出来ると途端につまんなくなる女子っているんだよなぁ・・・としみじみ。

また彼女の本を欠かさず買おう。
彼女の旅行記は番組にもなっているのだが、いつもゲリラ的に深夜放映するので見れた試しがない。DVDになってくれないかなぁ・・・・

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