犯罪プロフェッショナルを目指すアキを待ち受ける過酷な試練を描く、長篇痛快ハードピカレスク。『問題小説』掲載を単行本化。2001年文芸春秋刊「ヒートアイランド」の姉妹篇。


去年の一番面白かった本は「ヒートアイランド」
もうねー毛穴がゾワゾワくるくらい面白かった。
あぁ・・・本読んでてよかった!と。この本にめぐり合えたことに、ひたすら感謝しました。

この本は、その続編。
続編は大概面白くなくなるけれど、また面白かったよぅ〜。
ギャングになるための準備とハウツーをアキに教える桃柿。
元々無駄な知識をハウツーを「○○マニュアル」みたいなもので仕入れることが大好きなので
もう読んでてムズムズしてしまう。
これだけ早くページをめくりたい衝動に駆られた小説は久々。

読み終わって必死に考えたことは映画化したときのキャスティング。馬鹿か私!?
某巨大掲示板で同じことを考えてる方々がいて、そのキャスティングでは

柿:浅野忠信
桃:ぐっさん
アキ:TOKIOの長瀬

という意見で皆納得した感じでしたが!
ぐっさんは思わずクスッと笑って納得したけれど、柿は絶対渡部篤郎だよ〜。
浅野さんの冷酷さも悪くないけれどちょっとワイルドすぎ。
渡部さんの身なりがカチッとして一見きちんとしてそうなのに内に秘めたクールさだとか計算高さが見える点がはまさに柿沢だよねぇ。
アキはTOKIOならがむしゃらで熱血なイメージの強い長瀬よりは松岡!
うーん。塚本や玉木なんかもいいなぁ・・・若さゆえのまっすぐさが出てるくせに冷たいところもあってさぁ・・・

・・・と本日も妄想の夜が過ぎていくのでした。

本日の読書BGM:MONSTERサントラ「GRAIN」

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