ISBN:4091792758 単行本 西原 理恵子 小学館 2005/04 ¥900

サイバラの傑作「上京ものがたり」の続編!
「上京ものがたり」の女の子は、東京に出てくるまで、どんな子供時代を送ってきたのか?友達との交流を軸に、少女の成長を暖かく、そして限りなくシビアに見つめる、西原理恵子の自叙伝的作品第2弾!!


なんというかものすごく静かな語りなんだけれど、すごい揺さぶりだ。うん。

彼女の真骨頂はここだなぁと実感。
しかし私は彼女の体験ルポもののほうが好みなんだけれど
やはり絵が汚いだぁなんだぁいわれてけども、この彼女の位置に誰も追いついていない。

いつだったかダメンズウォーカーのくらたまが西原に「くそぅーいつか追いついてやる!!」というようなニュアンスの発言をしたときに「いい加減、君と私の道は違うってことに気づけよ!どんなに走っても私、前を走っていないからさ」といっていた。
うーむ。西原すげーと心底思ったものだ。
こんなにどっかり自分の人生に腰を下ろしてる人はいないだろう。

こうさ。彼女の作品を見てると「かわいい洋服欲しいの!」とか俗物的で物欲マシーンな自分が心底嫌になるな。
あ、いやだからといってやっぱりいつでも恥ずかしくない自分でいたいので(身も心もね)このまま走っちゃうけど。

○今回この本の出版サイン会にいった方のブログをみたら、ひっくり返ってバタバタするくらい羨ましくなった。
サインだけでなくイラストと一言まで付け加えてもらってる。しかも「金がないのは首がないのと一緒だ」
ちなみに新婚夫婦には「りこん」と描いたらしいです。(笑
克っちゃんのお花も笑います〜。

lilyさんのブログ「一食入魂」
http://yaplog.jp/lily/archive/410

毎日新聞ニュース
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050417k0000m040003000c.html

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索