誰も知らない

2005年5月27日 映画
1988年に東京で実際に起きた「子ども置き去り事件」をモチーフにし、母親に置き去りにされた4人の子どもたちが、彼らだけの生活を続ける約1年を描いている。撮影にも1年以上をかけた入魂の一作だ。


結局あまりにも混んでいた為、私は見ることができせんでしたが、
公開当時実際の事件の全貌をここに書いたらすごいのなんのって。
アクセス元の検索ワードが全部巣鴨子供置き去り事件。

これが公開当時私が書いた事件の全容と、詳細サイトを紹介した日記
http://diarynote.jp/d/43633/20040806.html

そして今回検索してまた見つけた事件の新たな真実を含んだサイト
http://ifinder.jugem.cc/?eid=190

うーん・・・現代の火垂るの墓をみてしまった・・・

カンヌで賞をとったこの彼だが、やはりすごく目が綺麗だね。遠くを見つめる目が印象的。
しかしこの作品はドキュメンタリー方式で、大まかな設定だけを決め台詞はきちんと決めず、
ふと口から出てきた言葉の数々を切り取って作った映画。
これは演技というものをは少し違う気もしますが、これから彼は色々な作品に出て化けるだろうからねぇ・・・
しかし目指してる俳優が押尾学ってのは少し考えたほうがいいと思うよ!ヤギラ君!

淡々と時間が流れ、彼等が必死で生活していくさまがBGMもなく映し出されていく。
見てれば見てるほどせつなーーい気持ちになる。
何気なく日常を過ぎる子供たちなのに、もう勘弁してくださいってくらい彼等の苛立ちとか一途さ、純粋さが溢れ出る映画だったなぁ・・・

映画は真実より少しだけ救われてる内容なのかもしれないけれど、本物の彼らが今幸せに暮らしていることを望みます。
大人のエゴをYOUがとてもサラッとこなしてくれた。
多分彼女じゃなければもっともっとただ母親への憎しみを観客に強いる映画になってしまったと思う。
YOUが演じる母親のポール&ジョーのネイルをいじる長女が「女」として印象的だった。

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