ISBN:4087747409 単行本 三崎 亜記 集英社 2004/12 ¥1,470
この本を読んで最初から最後まで思ったことは「違和感」
この現代に戦争。しかもお隣の町と。自分の知らないところでたくさん人が死んで何かが動いていく。
回覧板や冊子で紹介されたとしても、感じない。何も感じない。
この作品テーマはよくわからないけれど、最後まで私も主人公同様違和感だけを感じた。
日本という国が平和ボケしているせいなのかな?
今、国外で色々なことが緊迫している。だけれど私たちにとってはブラウン管の中での出来事だ。
9.11のときも大勢の人が「ブラウン管かスクリーンをみているようだ」と答えた。
実際自分が危険に直面したとき、なんとなく視界が霞んでぼんやりした。
イタリアに行ったとき機関銃を持った軍が空港にいた。
あの機関銃を引けば私はここで終わりなんだ。もう何もかもサヨナラなんだ。
と自分で恐怖感を煽ろうとしたけれど、何も感じなかった。だって目の前に変なフィルターがかかって見えるんだもの。
むしろ本気で戦争をやっている彼等が滑稽に見える。
そんなブラックでシニカルな本だったな・・・
ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。だが変わらぬ日常に、僕は戦時下の実感が持てないまま。それでも“見えない”戦争は着実に進んでいた。
この本を読んで最初から最後まで思ったことは「違和感」
この現代に戦争。しかもお隣の町と。自分の知らないところでたくさん人が死んで何かが動いていく。
回覧板や冊子で紹介されたとしても、感じない。何も感じない。
この作品テーマはよくわからないけれど、最後まで私も主人公同様違和感だけを感じた。
日本という国が平和ボケしているせいなのかな?
今、国外で色々なことが緊迫している。だけれど私たちにとってはブラウン管の中での出来事だ。
9.11のときも大勢の人が「ブラウン管かスクリーンをみているようだ」と答えた。
実際自分が危険に直面したとき、なんとなく視界が霞んでぼんやりした。
イタリアに行ったとき機関銃を持った軍が空港にいた。
あの機関銃を引けば私はここで終わりなんだ。もう何もかもサヨナラなんだ。
と自分で恐怖感を煽ろうとしたけれど、何も感じなかった。だって目の前に変なフィルターがかかって見えるんだもの。
むしろ本気で戦争をやっている彼等が滑稽に見える。
そんなブラックでシニカルな本だったな・・・
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