ISBN:4872575334 単行本 吾妻 ひでお イースト・プレス 2005/03 ¥1,197
ダヴィンチに紹介されてから、気になって仕方なかった本ですが、余りの本屋の平積みっぷりに完敗。
いやぁー面白かった。
吾妻ひでおという漫画家。私は知りませんでした。
彼の経歴、全然知らず「ドロップアウトしてしまった漫画家の半生」を知りたかっただけなんだけれど、
彼が一度目の失踪をしたとき警察に保護される。捜査願いの出ている漫画家と知った警察はひとつ彼に絵を描いてもらうのだ。
彼は女の子の絵を一枚色紙に書いて警察に渡す・・・
あ!ななこSOSだ!
ね、年齢がばれますが、すんごい昔。ストーリーはもはや覚えていないけれど子供の頃確かみたアニメ。ななこだった!
そっかぁー吾妻ひでおは「ななこSOS」の人だったのかぁ。酷く納得。
彼が失踪した理由は色々あるんだけど、その一つは彼が自分の好きな作品をまったく書けなかったことにあるようだ。
売れ線、人気の出るような漫画を無理やり書かされ、原作はほとんど編集者。
一度逃げ出してしまえば戻る勇気もないので、フラフラとホームレスになる。
カラカラ書かれているけれど、すごーーーく破天荒だったんだろうなぁ・・・
吾妻さん自身も「あまりにもそのまま書いてしまうと悲壮すぎるから、明るく書いた」とあった。
誰でも自分の人生から逃げ出してしまいたいことってあるよねぇ・・・
好きでやっていた芝居や、音楽だって私はげっそりしてご飯も喉を通らず、
私はいつも何かの重圧に耐えながらやっていた。
今、普通のOLで毎日御洒落の話やテレビの話ししながら気楽に生きてる。
すげー一般人、楽だと思う。
何かを追いかけながら生きていくのってすごく辛かったよなぁ・・・・
と失踪日記を読みながら、ふと己の生き方をせせら笑いました。
「全部実話です(笑)」──吾妻
突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。
波乱万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!
カバー裏にシークレットおまけインタビューが掲載されています。
ダヴィンチに紹介されてから、気になって仕方なかった本ですが、余りの本屋の平積みっぷりに完敗。
いやぁー面白かった。
吾妻ひでおという漫画家。私は知りませんでした。
彼の経歴、全然知らず「ドロップアウトしてしまった漫画家の半生」を知りたかっただけなんだけれど、
彼が一度目の失踪をしたとき警察に保護される。捜査願いの出ている漫画家と知った警察はひとつ彼に絵を描いてもらうのだ。
彼は女の子の絵を一枚色紙に書いて警察に渡す・・・
あ!ななこSOSだ!
ね、年齢がばれますが、すんごい昔。ストーリーはもはや覚えていないけれど子供の頃確かみたアニメ。ななこだった!
そっかぁー吾妻ひでおは「ななこSOS」の人だったのかぁ。酷く納得。
彼が失踪した理由は色々あるんだけど、その一つは彼が自分の好きな作品をまったく書けなかったことにあるようだ。
売れ線、人気の出るような漫画を無理やり書かされ、原作はほとんど編集者。
一度逃げ出してしまえば戻る勇気もないので、フラフラとホームレスになる。
カラカラ書かれているけれど、すごーーーく破天荒だったんだろうなぁ・・・
吾妻さん自身も「あまりにもそのまま書いてしまうと悲壮すぎるから、明るく書いた」とあった。
誰でも自分の人生から逃げ出してしまいたいことってあるよねぇ・・・
好きでやっていた芝居や、音楽だって私はげっそりしてご飯も喉を通らず、
私はいつも何かの重圧に耐えながらやっていた。
今、普通のOLで毎日御洒落の話やテレビの話ししながら気楽に生きてる。
すげー一般人、楽だと思う。
何かを追いかけながら生きていくのってすごく辛かったよなぁ・・・・
と失踪日記を読みながら、ふと己の生き方をせせら笑いました。
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