ISBN:4344001508 単行本 五十嵐 貴久 幻冬舎 2002/01 ¥1,575
顔の見えない相手と、話をするようになってから何年たつかしら?
いつでもどこでもPCを起動すれば、世界中の誰かが私の話を聞いてくれる。
こんな都合のよいインターネットというシステムに未だ私は中毒中。
インターネットは刃物である。
使いようによっては、こんな便利なツールはないし、こんなに狂気なシステムにかわることはない。
必要以上に恐れるべからず、必要以上に用心を。
今現在ネットで起きている事件のほとんどが顔の見えない相手を信頼しすぎなんじゃないだろうか?
いくら理性を強くもったところで、互いに目を見てなければ相手が人間であることを体で感じ取れない。
だから相手を傷つけてしまう言葉も簡単に出るし、都合のよい下心を押し付けてきたりする。
望月さんの「座敷女」に非常に似たプロットなんだけれど、この怖さ!!
自分自身が一通り見てきたことなのでネットでの出会い云々に関しての主人公のぬるさ!
人に固執する狂気って一番怖い。
その相手が追いかけているのは、「自分の作り上げた偶像の相手」だからね。
ましてやネットで文章だけのやりとりであると互いの温度差が一緒なことはまずないから。
ちょっと本気でネット出会いを探してるとか抜かしちゃったりしている、バカ男子はまずこれを読んで頭を冷やしたほうがいいと思うよ。
人と繋がることが簡単になったからとはいえ、人の心に到達するための近道にはならないのですよ??男性諸君!
本間隆雄は妻子を愛する、42歳のごく平凡なサラリーマン。軽い気持ちで始めたインタネットの出会いサイトである日リカと名乗る女性と知り合う。メールでのやり取りから、徐々に常軌をいっしていくリカの言動に脅えた本間はリカとの連絡を断ったが…・。エスカレートし続けるリカの狂気、もう、彼女から逃れることはできないのか?
顔の見えない相手と、話をするようになってから何年たつかしら?
いつでもどこでもPCを起動すれば、世界中の誰かが私の話を聞いてくれる。
こんな都合のよいインターネットというシステムに未だ私は中毒中。
インターネットは刃物である。
使いようによっては、こんな便利なツールはないし、こんなに狂気なシステムにかわることはない。
必要以上に恐れるべからず、必要以上に用心を。
今現在ネットで起きている事件のほとんどが顔の見えない相手を信頼しすぎなんじゃないだろうか?
いくら理性を強くもったところで、互いに目を見てなければ相手が人間であることを体で感じ取れない。
だから相手を傷つけてしまう言葉も簡単に出るし、都合のよい下心を押し付けてきたりする。
望月さんの「座敷女」に非常に似たプロットなんだけれど、この怖さ!!
自分自身が一通り見てきたことなのでネットでの出会い云々に関しての主人公のぬるさ!
人に固執する狂気って一番怖い。
その相手が追いかけているのは、「自分の作り上げた偶像の相手」だからね。
ましてやネットで文章だけのやりとりであると互いの温度差が一緒なことはまずないから。
ちょっと本気でネット出会いを探してるとか抜かしちゃったりしている、バカ男子はまずこれを読んで頭を冷やしたほうがいいと思うよ。
人と繋がることが簡単になったからとはいえ、人の心に到達するための近道にはならないのですよ??男性諸君!
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