惑星「犬」。

2005年8月4日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/10/22 ¥1,565

犬が大好きな少年オーウェン。彼はある日、かねてからの念願が叶い、犬を飼えることに。やがて、保健所から引き取られて来た一匹のテリアはハブルと名付けられ、オーウェンの唯一の友達となる。ところがある夜、ふとオーウェンが目を覚ました時、ハブルがどこかへ出かけて行った。不思議に思い後を追うオーウェン。すると、行き着いた先には宇宙船が着陸していた。そして、現在地球上にいる犬たちは今からおよそ数千年前、地球を乗っ取り植民地化するためにやって来たエイリアンだと知るのだが…。


タイトルだけ見ると不条理なバカコメディのようで、ほとんど知識もなく見てみたら、あらこれはウェルメイドなファミリー映画だった。ストーリーは非常に先の読める安心したストーリーなのだが、最近何かに追い詰められたように分厚い本を読んでウンウンうなっていたので映画で息抜き。

元々、どんな先入観なのか、他人に「映画好き」とカミングアウトするとゴダールだとかデビット・リンチだとか映像美を追求した難解なものが好きだと勘違いされる。そういうものをこよなく愛しているように見えるらしい。何故だ!?
しかし私は本当はコメディ好きのアイドル映画好き。
元々映画好きの始まりが、高校時代女子数人で週に一度集まっての映画会と称し80年代青春映画だけを見まくった。
そっから私の映画好きがスタートしてるので、今だってファミリー向けだとかティーンのシンデレラストーリーは追うのです。

今話しても誰も信じてくれない上に、一緒に見た父は忘れっぽく「えーそんなことあったっけか?」と言うのだけれど。
昔まだ小学生だった頃、早朝窓を開けたとき下に広がる風景に目を疑った。
だってね。犬が20匹ほどいるの!
その頃まだうちの近所には野良犬が多かったけれど、あれほど多くの犬が群れているところを見たことがなかった。
しかもいつも道端を歩く雑種の野良犬だけでなく、その群れの中にはボーダーコリーとかテリアとか大型犬から中型犬まで種類も大きさも様々な犬たちが群れて走っていたのだ。

多分ね、彼らはそれぞれご主人様の家を抜け出して集会していたんだと思うのよ。
この映画であの光景を思い出し、そしてそれが間違っていなかったんだと確信。

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