DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/02/25 ¥3,990

数々の映画祭で賞を受賞した不思議な魅力があふれるラブファンタジー。恋人にフラれ傷心する健太郎は、ブサイクな隣人の部屋から毎朝美女が出てくることに疑問を持つ。やがて彼は謎の缶詰“美女缶”の存在を知り、思わずそれを盗んでしまう。


以前 「世にも奇妙な物語」版のほうはレビューしました。
http://diarynote.jp/d/43633/20050418.html

やっと映画版のほう見ました。もう本当泣けた。
ストーリーはテレビとまったく同じで結末もわかっていたんだけれどね。
すんごい泣いた。恋愛の切ない感じが胸にキューっとくる。
これ、ものすごいどんでん返しなので「シックスセンス」だとか「ユージュアルサスペクツ」みたいな「やられた!」って感覚欲しい人に是非お勧め。

というかお願いみて、みんなこれ。

テレビより尺が長い分、ユキへの思いが徐々に募っていったのがよくわかったけど疑問も大きくなった。
テレビのほうが見事に騙してもらえる。
でもねー二人の距離がいいのさ。一緒に暮らしてるのに彼女に触れないのよ。
恋心が募って切なくてたまらなくて、でも彼女に触れたくて、
一緒に寝ているとき主人公が後ろから思わずギュッと抱きしめるところがもう身悶えした。

なんだろうねー。ヒロインの吉居亜希子チャンがすごく美しいのだ。
多分に彼女より綺麗な女優さんも演技が上手な人もたくさんいるのだろうけれど、
こう・・・・透き通った綺麗さなのだ。
今まさに缶から生まれちゃったような純粋さで(男性の描く都合のいい純粋という言葉ではなく)無垢な感じがする。
声も綺麗で彼女が不思議がって首をかしげたり、金魚を眺めてるところをみると
「アナタハ ゲンジツセカイ ノ ヒトナノ?」と聞きたくなった。

もーこれを見ている私は、前日ガード下の親父飲み屋でくだを巻き、二日酔いの上、ガラガラ声だっていうのにさ。
あぁぁ。でも最近ラブいものに本当弱い。
絶対に流行の純愛モノなんかに騙されない自信はあるのだが、こういう変化球で投げてくる物語にふと滝のように涙を流してしまう。いい大人なのにみっとない話なのだ。

コメント

nophoto
ナギ
2005年12月29日21:22

現実世界を分かってないんじゃない?

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