DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2003/04/18 ¥2,625

1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。


流れるような映画とメロディ。
随分前から見る機会を伺っていたんだけれど、これがチャンスとばかり。

ケイト・ハドソンの小悪魔な魅力がずるすぎる。
いつもファーを身に纏い、ヘソだしのトップス。
そして人を射抜くような眼差しが心に残る。
「愛」が何かもわからない僕達のいくつかの季節。

私がロックを愛していた頃、やはり親の束縛や子供でいること、清潔な世界に嫌気がさして彼らと同じように過ごした。
毎日ものすごく真剣で人生や命を軽々しく賭けてみたり、自分を苛めたり愛に狂ってみたり。
一周してから見るから思うこの映画への郷愁のような感情。

そういえばその頃いつも2,3バンドのメンバーでスタジオとライブハウスと居酒屋を毎日ぐるぐる廻っていたんだけれど、
誰の彼女かわからないし、誰の知り合いだったかも今となってはわからないけれど、「ユミさん」っていわれるすごく綺麗な人がいつも一緒にいたんだった。すごく華奢で色が透けるような白い肌に茶色の長い髪が似合ってた。
ユミさんは私より年上で働いてるのかも、学校にいってるのかもよくわからなかったんだけれどいつも一緒にいて、男子全員が憧れていて物静かに隣でお酒を飲んでいた。
彼女は私たちのペニーレインだったのかなぁ・・・

追記:ペニーレインのモデルとなったベベ・ビュエルについてはリンクの秋林さんが詳細に書かれております。
   スティーブン・タイラーとの間にリブ・タイラーを儲けた女性です。
   http://diarynote.jp/d/25683/20050106.html

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