4TEEN スペシャル・エディション
2006年3月5日 映画 コメント (2)
DVD 角川エンタテインメント 2005/04/08 ¥4,935
これは私の住んでいる東京??
私が知っている東京とは、
3分おきに電車がきて、そしてその電車に駆け込んでみんな満員電車でしかめっ面をしながら毎日を生きてる。
そんなギュウギュウの日常のはけ口は、お酒くらいしかなくて、それでも飲んだらまた混んでいる電車にのって遠く埼玉や千葉の30年ローンで買った家に帰るのだ。
これは直木賞を取った石田衣良の作品をWOWOWがドラマ化したものです。
書かれている台本を代わる代わるに読んでいってるだけの、今のドラマと違ってまるでドキュメンタリーの一部を見ているかのように、彼等の言葉が「台詞」ではなくて、その場の心の流れから口に生みだされているように感じた。
オープニングからすごくゆったりとした流れで はっぴぃえんどの「風をあつめて」が流れる中、彼らが自転車に乗る風景が延々と映し出されていく。
なんかね、それだけで涙。最後まで涙。
その涙のわけが自分で最初よくわからなくて、なんで泣いてるんだ?と色々分析した結果
自分はどう頑張っても男の子にはなれないということ。
そして彼等が過ごした14歳にはもう二度と戻れないこと。
彼等が誓った約束はきっと守られることなく、彼等も私たち同様大人になって何かを失っていくことを知っていること。
これが涙の理由だった。
私も「風をあつめて」を聞きながら月島まで自転車を走らせようと思う。
あそこの古い町並みと新しい街並みの混ざり具合は前から大好きだったんだ。
第129回直木賞受賞作品、石田衣良の「4TEEN」を映像化。4人の14歳の少年が、傷つき、恋をし、大人になっていく様をリアルに描いた青春ドラマ。柄本時生ほか出演。
これは私の住んでいる東京??
私が知っている東京とは、
3分おきに電車がきて、そしてその電車に駆け込んでみんな満員電車でしかめっ面をしながら毎日を生きてる。
そんなギュウギュウの日常のはけ口は、お酒くらいしかなくて、それでも飲んだらまた混んでいる電車にのって遠く埼玉や千葉の30年ローンで買った家に帰るのだ。
これは直木賞を取った石田衣良の作品をWOWOWがドラマ化したものです。
書かれている台本を代わる代わるに読んでいってるだけの、今のドラマと違ってまるでドキュメンタリーの一部を見ているかのように、彼等の言葉が「台詞」ではなくて、その場の心の流れから口に生みだされているように感じた。
オープニングからすごくゆったりとした流れで はっぴぃえんどの「風をあつめて」が流れる中、彼らが自転車に乗る風景が延々と映し出されていく。
なんかね、それだけで涙。最後まで涙。
その涙のわけが自分で最初よくわからなくて、なんで泣いてるんだ?と色々分析した結果
自分はどう頑張っても男の子にはなれないということ。
そして彼等が過ごした14歳にはもう二度と戻れないこと。
彼等が誓った約束はきっと守られることなく、彼等も私たち同様大人になって何かを失っていくことを知っていること。
これが涙の理由だった。
私も「風をあつめて」を聞きながら月島まで自転車を走らせようと思う。
あそこの古い町並みと新しい街並みの混ざり具合は前から大好きだったんだ。
コメント
故郷に帰ってきても、男の子にはなれないし、あのころには戻れず・・・幸せな記憶をよびさます空気だけが懐かしくて、愛おしい。
「北の国から」の純クンは「オレ、東京は卒業したんだ」と言って帰ってきたけれども、
卒業ってなんでしょうね?(田舎者の負けおしみかも)
それに、千葉や埼玉のローン付き住宅が帰る場所の人は、どうしたらいいのだろう。。
月島へのサイクリング、素敵ですね。
「ナラタージュ」を読んで、ますますセンチメンタルなe~でした(^^;)
私も今弱ってるからなのか、本当涙が止まらなかった。
彼らが羨ましくもあり、その14才というときが永遠じゃないことを既に痛いくらい知っているから。
原作は温かい気持ちになりましたが、これはなんかもう・・・うっ(涙
すごくゆったりした話なので、機会があったら是非見てほしいと思います!