DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2005/04/22 ¥3,129

『ウォーク・トゥ・リメンバー』で鮮烈な印象を残した人気シンガー、マンディ・ムーア主演によるラブロマンス。大統領の娘として育ち、堅苦しい毎日を送る18歳のアナ。そんな毎日に嫌気が差したアナは、両親とのヨーロッパ旅行中に逃げ出してしまう。

ええい。こんなワガママ娘は一度怖い目に会うがいいさ!

ついこないだまで、「ワガママお嬢様の束の間の逃避行」なんて言葉に目をキラキラさせてみていたけれど、現代版ローマの休日ともいえるこの作品の今回の主役はなんと言っても「合衆国大統領の娘」という立場。
どこかの国のお姫様!みたいなファンタジックな設定じゃないだけあって、自由奔放なこの娘にはハラハラした。いや映画なんだけどね。親の気持ちも分かるし、世界中から命を狙われてもおかしくない身分であることがハッキリしているので、「こんのぅううう!ワガママ娘が!!人の気持ちもしらんで!」と軽くブチ切れ。
護衛振り切ってライブいって、全裸で川泳いだりと、このお嬢様は気のむくままにヨーロッパの各国を旅して回る。
護衛を振りきる為に、ふと道端で助けを求めた男性と彼女は旅をするんだけど、実はその男性も身分を隠した彼女の護衛だったり、その男性とスクーターに乗って爆走してしまったりと確信犯的なオマージュが散りばめられています。

それにしても彼女が色々な国の有名都市を股にかけてまで遊びまくらなければいけない理由がストーリー上まったく見当たらず、これってばスタッフがティーンアイドル、マンディ・ムーアと映画撮影という名の下、ヨーロッパを旅行して回りたかったんじゃないか?という疑惑。
相手役、マシュー・グッドが最近あまりハリウッドでみかけなかった黒髪、細い目、細い顎の好みのタイプだったのでちょっと嬉しくなりました。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索