シリアナ

2006年3月23日 映画
CIAのベテラン諜報員ボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー)は、長年にわたり中東で活動を続けていた。しかし、息子の大学進学を契機に諜報員の職を引退し、残された日々をデスクワークに専念しようと決心する。

「私の映画鑑賞人生で一番屈辱的な日だ!」

久しぶりに映画好き友達のIちゃんと会うことになって、禁断のカウボーイ愛映画「ブロークバックマウンテン」か助演男優賞をジョージがとった「シリアナ」を見にいこうということになった。
「ま、どっちにしろ肛門系の映画ってやつ?あっはっは」とカラカラ笑う、私たち駄目女二人。あぁ・・・。

というわけで、時間と場所の都合のつきやすい「シリアナ」にしたのですが、前もって知識を入れてから望まないと痛い目をみると知っていたにも関わらず楽観視していたために大火傷。(前日までヒラリーダフの映画なんか見てた)
そうだよねえ、私はこういう問題はあまりにも複雑に混み入ってる為に昔から何度も勉強せねばならんと思いつつ、目をそらしてきたのだから。

アメリカの石油利権競争と宗教とテロ、政治的な裏側など中東問題を把握してないと、まったくもって話が難しい映画です。
ハードル高いなぁ。
ただ人を大量虐殺するモンスターのようにいわれているテロリストたちが、どういう経緯で彼等がその道を辿っていくのだけはすごく分かる。その道を選ばざるをえない者の悲しみ。
すごく自分の知識のなさを思い知らされた映画。
これから見る人も終わった後に復習する方も前田有一さんのところが簡潔にまとめておられたので、是非一読を。
http://movie.maeda-y.com/movie/00682.htm

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