12人のパパ

2006年4月9日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/04/28 ¥995

ケイト・ベーカーは、豊かな家族生活をつづった著書の出版契約を取り付け、プロモーション・ツアーに出かけることに。家に残されたトムは家を切り盛りしながら、フットボールのコーチという新たな重労働を背負い込む。そして、当然のように大混乱が発生、一家は崩壊の危機に見舞われる…。


amazonでは既に紹介文が酷評な上に、ドクタードリトルとの抱き合わせ販売(涙 

1950年製作の「一ダースなら安くなる」をリメイクした ファミリー・コメディ。
私の大好きなスティーブ・マーティンのどたばたコメディです。
最近のスティーブの作品は微妙でコメディ好きの私も首を捻る。

この作品も12人のパパであるスティーブの子育て奮闘記。
面白くないわけではないのだが、いまひとっつパンチにかけるのだ・・・
同監督ショーン・レヴィのピンクパンサーにも期待してるのですが、私の中で暗雲立ちこめた気がします。
予定調和のストーリーはもうこちらも了解しているのに、それでも何かが足りない。

クレジットなしでアシュトン・カッチャーが出演してるのだけど、こいつのアホで嫌なやつっぷりが救いだ。
大家族の一子である娘を彼女にもつニート馬鹿男。家族を捨てたいと思いつつやっぱり捨てきれない長女の彼女。
大家族にありがちな乱暴で悪戯好きな子どもたちの罠によって犬に股間を噛み付かれたり、車を悪戯されたり。
行方不明になった弟を心配して、彼女がハラハラしてるのに「ぼくちゃんのでてるテレビみてよー!ぼくちゃんかっこいいでしょー?」(一部誇大和訳)とソファーの上でゴロゴロときたもんだ!
この人こんなのアホ面だったかしら・・・・(笑  デミ・ムーアはここが母性本能をくすぐった??

よくも悪くもなく、毒もない小さくまとまったファミリーコメディ映画。

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