県庁の星

2006年6月9日 読書
ISBN:4093861501 単行本 桂 望実 小学館 2005/09 ¥1,365
間違いは認めるな!?予算は使い切れ!?役人根性全開の県庁のエリートが、田舎のスーパーにやって来た。手に汗握る、役人エンターテインメント。


映画化する前に頼んでおいたものが今更届いてしまったので、読まずに返そうとパラリとページをめくったらあっという間に読み終えてしまった。テンポがいいライトな小説です。

織田祐二と柴崎コウでドラマ化されましたが、柴崎コウの役二ノ宮さんは原作では醜く太って性格のきついおばちゃんパート。shall we dance?の渡辺えりこの印象に近いです。
人を呼ぶためとはいえ、柴崎コウに何故したのでしょうね。何でラブを絡めたんでしょうかね・・・迎合しすぎじゃないですか。
この本の面白さは、公務員体質のエリート男がパートのおばちゃんと出会って民間企業のいいところを吸収していくところじゃないですか。

これはありがちなトレンディドラマじゃなくて、亡き伊丹監督ばりの作風に撮っていただきかったです。
あ、映画じゃなくて本の感想でした・・・。
こちらは小さくまとまっていた気もしますが、とても清清しい読了感を得られるものです。

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