DVD ハピネット・ピクチャーズ 1998/11/25 ¥3,990
南フランスのリゾート地をめぐるペテン師とサギ師のサバイバルゲームを描いた傑作コメディ。スティーブ・マーチン、マイケル・ケイン、グレン・ヘッドリーほか出演。

はいはーい。秋林さん、私もマイケル・ケインの執事cafe行きたいでーす!

米英、胡散臭いもの対決。素晴らしい脚本であります。
かたや豪邸に住み、頭の先からつま先まで抜かりなく高級紳士に成りすまし貴婦人から大金を巻き上げるプロ。
もうかたや、その場の口先だけで女性をだまくらかし小金を巻き上げ続けるペテン師。
その二人が互いのテリトリーを廻って対決をすることになったから、さぁ大変。互いに自分の個性を生かした方法で女性を追い詰める様子が本当おかしい。スティーブ・マーチンのヤンキーな演技、彼のわざとらしい動きに笑わせられることもあるけれど、隙のない紳士になりすましたマイケルがスティーブに出し抜かれたときの、唖然とした表情。これがたまらない。

やはりこれは脚本の濃密さが勝因なのです。
確かにこの映画は双璧の二人の動きにも笑わせられますが、やはり緻密な伏線やストーリーが面白いのだ。
やっぱり「エンタの神様」などをみてても、体ひとつの飛び道具みたいな芸人よりも、私はアンジャッシュのようなじっくり計算されている笑いが好みなんですよねー。

で、10年ぶりに何故に、この映画を久しぶりにみたかと申しますと、日本でも市川正親、鹿賀丈史で舞台化されてるこの作品。
私は最初みたときよりマイケル・ケイン演じる詐欺師を日本で出来るのは、何歳になっても甘いダンディなマスクをしたファンファン大佐。あの岡田真澄氏が、あるときは国の闘士、あるときはお忍びの異国の皇子として、貴婦人を騙していくところを見たかったのだ。合掌。

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