DVD バンダイビジュアル 2005/10/28 ¥3,990
えー・・・なんかとにかくこの映画に出てくる大人たちはニュースや世間を見ればどこにでも転がっている人間なんだけれども、すごく汚くて子供のことなんかビタ一文考えちゃいない。大人の欲望や理想論のために犠牲になる子供たち。
本当、今世界の子供たちよ。こんな世の中で汚い大人ばかりでごめんなさい。そう謝りたくなるのだ。あたしも汚い大人の一人だし。
オウム真理教の事件から10年以上たって世間も私も、あの時の事件の大きさを忘れていた。
彼らが本気で国をひっくり返そうと思っていたことやテロ事件、連日連夜の特集番組。
あのとき、私は本当毎日の報道番組の仕事で家に帰れず、そしてディレクターは山梨からずっと帰れなかった。
そんな報道番組を制作していた小さなうちの会社にさえ、ある日会社の入り口に赤いペンキで「麻原は絶対の存在だ!」と大きく殴り書きされていた。
当時、逮捕されなかった信者たちは今どうしているんだろう?
上九一色に同じように子供はいたのだろうか?
赤の他人を大量虐殺してまで、作り上げようとした楽園を見事に崩されてしまった今、彼らは何を信じて生きているんだろう?
少年の名は光一、12歳。母に連れられてカルト教団《ニルヴァーナ》の施設で妹とともに数年を過ごしたが、カルト崩壊後、関西の児童相談所に預けられた。だが祖父は、光一より4つ年下の妹、朝子だけを引き取っていく。母の行方はわからないままだ。光一は偶然助けた少女・由希とともに、引き離された妹と母を取り戻すため、東京にいる祖父の元へと向かう。
えー・・・なんかとにかくこの映画に出てくる大人たちはニュースや世間を見ればどこにでも転がっている人間なんだけれども、すごく汚くて子供のことなんかビタ一文考えちゃいない。大人の欲望や理想論のために犠牲になる子供たち。
本当、今世界の子供たちよ。こんな世の中で汚い大人ばかりでごめんなさい。そう謝りたくなるのだ。あたしも汚い大人の一人だし。
オウム真理教の事件から10年以上たって世間も私も、あの時の事件の大きさを忘れていた。
彼らが本気で国をひっくり返そうと思っていたことやテロ事件、連日連夜の特集番組。
あのとき、私は本当毎日の報道番組の仕事で家に帰れず、そしてディレクターは山梨からずっと帰れなかった。
そんな報道番組を制作していた小さなうちの会社にさえ、ある日会社の入り口に赤いペンキで「麻原は絶対の存在だ!」と大きく殴り書きされていた。
当時、逮捕されなかった信者たちは今どうしているんだろう?
上九一色に同じように子供はいたのだろうか?
赤の他人を大量虐殺してまで、作り上げようとした楽園を見事に崩されてしまった今、彼らは何を信じて生きているんだろう?
コメント