DVD 角川エンタテインメント 2005/06/10 ¥3,990
TV局の敏腕プロデューサーのジョアンナは担当したTV番組のトラブルの責任を負わされ解雇。そして彼女は夫と子供と新しい土地で新生活をと、ステップフォードという街にやってきた。しかし、この街の女性たちは美しく着飾ってはいたものの、いつもお人形のような笑みを浮かべており、ジョアンナはその姿に不気味なものを感じていた。美しく整備された街に住む、美しい人妻たち。でもそこには人間らしい喜怒哀楽はなく、どこか寒々としている。

田島先生のお好みそうな、フェミニズムがバリバリに入った映画だと思ったのは私だけでしょうか?
女が仕事もって自己主張するなんてもっての他で、男のいいなりでいつも笑って毎日家事と旦那へのご奉仕にあけくれる笑顔の奥様たちばかりを求める男たちへのメッセージというか・・・

ここまで女性を二極化しなくてもいいじゃないっすかね?
世の女性たちはキャリアウーマンかカリスマ専業主婦かのどちらかじゃないし、両方とも楽しめればいいと私は思います。(経験してないから自分勝手な意見といわれればそれまでですが)家事も仕事も楽しめればいいじゃないですか?家事3:仕事7とかね。

ニコールにバービー人形のような恰好をさせたいが為にキャスティングされたと思うほど、よくお似合いになる60年代の金髪巻き髪にウエストを絞ったドレス。見惚れてしまうよ。その姿に。
映画としてはあまり評判がよくないのは、皆さんリメイク前の作品を評価なさってるからなのかな?
少なくとも私はこれはこれで脚本もキャストも(グレン・クローズのクレイジーな主婦っぷりも)かなり楽しめました。

コメント

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2006年7月9日22:56

けっこう好きですよ。でも惜しいなあ…という印象を持ってます。<ステップフォード・ワイフ

「奥さまは魔女」もそうでしたが、設定やジャンルを変え、さらにヒネリを加えてリメイクしている点はようやったと思うんです。ただ「ステップフォード・ワイフ」の場合、つじつまが合わないところを、合わないまま放置しているところに問題があったように思えます。

(以下、ネタバレ)

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妻たちをロボットにしたのか、脳にチップを入れて洗脳しただけだったのか…混乱させられるんです。これはちょっと困ったな、と。ブラックで毒々しいオープニング(秀逸でしたね〜!)だったし、実際に展開だってブラックだったのに、ラストになったらいきなり毒牙が抜け、よくあるコメディとして終了しまったのもちょっと残念でした。拍子抜けさせられたとゆーか。たぶん…クライマックスやラストをどうするかでモメにモメたんでしょうね。だからつじつま合わせも放置されたんだろうな…。

キリカ
キリカ
2006年7月10日19:55

あぁ、確かに、火花飛んだり首が取れたりしてるしてる割には脳チップなのかどうだか曖昧でしたねぇ。
なんだか私にとって嬉しいメンツ、ベットミドラーやクリストファー・ウォーケン、グレン・クローズという人たちが嬉しくなっちゃいました。
確かにオチは私も読めましたね〜(苦笑

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