モーターサイクル・ダイアリーズ
2006年7月23日 映画
DVD アミューズソフトエンタテインメント 2005/05/27 ¥3,990
映画作品としては平坦でただ若者二人が南米を旅した記録だ。
そこに大きな事件や盛り上がりもなく、ただひたすらに旅をし続けた彼らの記録なのだが、そこの裏に隠された火のように熱い感情が見える映画なのだ。
とくに主人公のガエル・ガルシア・ベルナルの表情が素晴らしくて、多くを語る役ではないし、チェ・ゲバラといえば信奉者も多く、今でも英雄視されてる歴史的人物というのは非常に演じにくいと思う。彼が旅により色々な影響を受け、喘息持ちの体の弱い医学生から闘志を秘めた一人の指導者になるべく人物へになるプロセスがいい顔をしてる。
キアヌには一生この深みは出せないんじゃないか?といった思慮深い顔で本当難しい役だっただろうに、彼へ文句をいうものはいないだろう。(あ、私はそれでもキアヌファンですがね)
私は、チェ・ゲバラという人物を恥ずかしながらほとんど知らない。(今回wikiで少々調べましたが)だからこそ見えた一人の若者からある英雄への変貌を遂げたノンフィクイションロードムービーを楽しくみれたのかもしれない。また政治的意図で彼を偏見の目で見る人はこの映画を違う想いでみるのかもしれない。
キューバの革命家として、南米ではもちろん世界中に信奉者を持つチェ・ゲバラ。本作はブエノスアイレスでの医学生時代の彼・エルネスト(本名)が、友人と1台のバイクで南米を縦断した日々をつづる。彼自身の日記を映画化した、みずみずしい青春ロードムービーだ。アルゼンチンからチリ、ペルーを経てベネズエラへの1万km、6か月の旅で、ふたりはバイクの故障、ほのかなロマンス、そしてハンセン氏病患者たちとの触れ合いを経験する。
映画作品としては平坦でただ若者二人が南米を旅した記録だ。
そこに大きな事件や盛り上がりもなく、ただひたすらに旅をし続けた彼らの記録なのだが、そこの裏に隠された火のように熱い感情が見える映画なのだ。
とくに主人公のガエル・ガルシア・ベルナルの表情が素晴らしくて、多くを語る役ではないし、チェ・ゲバラといえば信奉者も多く、今でも英雄視されてる歴史的人物というのは非常に演じにくいと思う。彼が旅により色々な影響を受け、喘息持ちの体の弱い医学生から闘志を秘めた一人の指導者になるべく人物へになるプロセスがいい顔をしてる。
キアヌには一生この深みは出せないんじゃないか?といった思慮深い顔で本当難しい役だっただろうに、彼へ文句をいうものはいないだろう。(あ、私はそれでもキアヌファンですがね)
私は、チェ・ゲバラという人物を恥ずかしながらほとんど知らない。(今回wikiで少々調べましたが)だからこそ見えた一人の若者からある英雄への変貌を遂げたノンフィクイションロードムービーを楽しくみれたのかもしれない。また政治的意図で彼を偏見の目で見る人はこの映画を違う想いでみるのかもしれない。
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