ISBN:404873640X 単行本 池上 永一 角川書店 2005/09/23 ¥1,995
先月末から今月頭まであまり本を読めていないのは、これのせいでした。
先月読んだアクアポリスで「こんな薄いんじゃ世界に入り込めない!SF
作品ならば2段組で500Pくらい書いてほしい」なんて書いてしまったので、実際SFもので2段600Pあまりの今作取り組んだらつらかった・・・(涙)
遠くない未来では世界は温暖化に悩み、日本では冬でも20度を下る日はなくなってしまった。
世界でもどんどん温暖化が進み、とうとう世界では炭素税というものを導入される。Co2を多く排出する国は多くのお金を払わなければならない。
たびたびのスコールで東京の排水機能が限界を極め、地上にはもはや通常通り住むことは出来ない。そして日本がとった政策は今ある都市をすて、そちらを酸素を多く排出するジャングルにし、空中に都市を作りそちらに人は移り住む。しかし二極化した近未来の日本は一握りの金持ちしか空中都市(アトラス)に住めず、その他は難民としてゲリラになるか不衛生で生物のバランスの崩れてしまった亜熱帯のジャングルで暮らすしかなくなるのだ。
すごくびっちり詳細に渡って世界観を書かれていて世界温暖化、そいて炭素税を導入という意味では将来的にありえる未来なのだ。(とても頭のよい人が読むと、この世界観や設定の穴が見え隠れしてしまいますが、私ごときの脳みそにはわかりゃしませんでした)しかし世界観をびっちり書くあまりに物語の展開やスピード感にかけて、少し読んでは溜息をついて休んで、また読み始めて休んでの繰り返しでページが進まない!!難しい文章ではないのですが頭の処理能力の遅さといいますか、なんというか・・・。
マルドゥックなどに比べて現在の世界の延長線上に書かれてる割に登場人物がリアリティのない、セーラー服で戦うゲリラ隊長だとか真っ赤なレザースーツで戦うニューハーフとか、十二単を着ている牛車に乗る超能力を持つ謎の少女とか、アニメちっくなのが最初違和感を感じましたが、これだけ盛大に物語を書かれてしまったら楽しまずにはいられなかった。
地球温暖化の影響で東京は熱帯の都市へと変貌した。都心の気温を5℃下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅かだった。地上の反政府ゲリラは森林化を阻止するために立ち上がった。
先月末から今月頭まであまり本を読めていないのは、これのせいでした。
先月読んだアクアポリスで「こんな薄いんじゃ世界に入り込めない!SF
作品ならば2段組で500Pくらい書いてほしい」なんて書いてしまったので、実際SFもので2段600Pあまりの今作取り組んだらつらかった・・・(涙)
遠くない未来では世界は温暖化に悩み、日本では冬でも20度を下る日はなくなってしまった。
世界でもどんどん温暖化が進み、とうとう世界では炭素税というものを導入される。Co2を多く排出する国は多くのお金を払わなければならない。
たびたびのスコールで東京の排水機能が限界を極め、地上にはもはや通常通り住むことは出来ない。そして日本がとった政策は今ある都市をすて、そちらを酸素を多く排出するジャングルにし、空中に都市を作りそちらに人は移り住む。しかし二極化した近未来の日本は一握りの金持ちしか空中都市(アトラス)に住めず、その他は難民としてゲリラになるか不衛生で生物のバランスの崩れてしまった亜熱帯のジャングルで暮らすしかなくなるのだ。
すごくびっちり詳細に渡って世界観を書かれていて世界温暖化、そいて炭素税を導入という意味では将来的にありえる未来なのだ。(とても頭のよい人が読むと、この世界観や設定の穴が見え隠れしてしまいますが、私ごときの脳みそにはわかりゃしませんでした)しかし世界観をびっちり書くあまりに物語の展開やスピード感にかけて、少し読んでは溜息をついて休んで、また読み始めて休んでの繰り返しでページが進まない!!難しい文章ではないのですが頭の処理能力の遅さといいますか、なんというか・・・。
マルドゥックなどに比べて現在の世界の延長線上に書かれてる割に登場人物がリアリティのない、セーラー服で戦うゲリラ隊長だとか真っ赤なレザースーツで戦うニューハーフとか、十二単を着ている牛車に乗る超能力を持つ謎の少女とか、アニメちっくなのが最初違和感を感じましたが、これだけ盛大に物語を書かれてしまったら楽しまずにはいられなかった。
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