バタフライ・エフェクト
2006年9月14日 映画 コメント (2)
DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/10/21 ¥4,179
アシュトン・カッチャーといえばデミ・ムーアの年下の恋人として私の頭の中にはインプットされていて、初めて彼が俳優をした作品を見たのが先日のB級リメイク映画「12人のパパ」
そちらのアシュトンは大家族のしっかりもの長女の恋人役で、俳優の卵の駄目男。小さい弟が家出した家族の危機の時、動揺する恋人を宥めようともせず、自分が初めて出演したテレビを前に「ねえーはじめて僕が出たテレビだよーみてよー」とゴロゴロ甘えてみせる。
あら!デミの前でもこんなことやってるんじゃないでしょうね?と彼に対してかなりの偏見。やっときちんとした役者である彼を見ることができました。私生活と役柄を直結に考えるのが私の浅はかな脳ですが、やっと彼を俳優として見直すことができました。
この映画は非常に深い!
喪失してしまった自分の過去をさぐるべき気合でその時代に戻る。
ここらへんはクリストファー・リーブの「ある日どこかで」に近い気もします。
時空を越えた作品というのは必ずファンタジーに仕上がってドキドキするエンタテイメントに仕上げるか、うっとりするラブストーリーに仕上げるのですが何なのでしょうか?この切なさ。
こちらをとればあちらをたたず、ではこちらの道を選んだならば誰かがまた犠牲になる。人生の岐路を振り返って人は何度も考え、そのとき選ばなかった道を思い返して後悔する。
だけれど、そこでその道を選べばまた違うものが犠牲になったり、まったく別の人生のレールがしいていかれることになる。どの道を選んでも得るものも失うものも同等の可能性を秘めているのだ。
マルチエンディングで2つのパターンのエンドを見ましたが最後まで観客に清々しい気分を与えず憂いを残して終わるエンディングでした。
素敵な作品を見るとなかなかどこから切っていいのかよくわからないなぁ・・・・
この映画のタイトル「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」というカオス理論ですが、これって邦題つけたら「風が吹いたら桶屋が儲かる」じゃない?と友人にいったら嫌われました。
<バタフライ・エフェクト>とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。精緻なパズルのように組み上げられたストーリー。ノンストップで繰り広げられるサプライズの連続するクライマックス。5感を挑発し、感情を揺さぶる未体験の興奮。サスペンスに満ち、同時にエモーショナルで感動的な愛の物語。
アシュトン・カッチャーといえばデミ・ムーアの年下の恋人として私の頭の中にはインプットされていて、初めて彼が俳優をした作品を見たのが先日のB級リメイク映画「12人のパパ」
そちらのアシュトンは大家族のしっかりもの長女の恋人役で、俳優の卵の駄目男。小さい弟が家出した家族の危機の時、動揺する恋人を宥めようともせず、自分が初めて出演したテレビを前に「ねえーはじめて僕が出たテレビだよーみてよー」とゴロゴロ甘えてみせる。
あら!デミの前でもこんなことやってるんじゃないでしょうね?と彼に対してかなりの偏見。やっときちんとした役者である彼を見ることができました。私生活と役柄を直結に考えるのが私の浅はかな脳ですが、やっと彼を俳優として見直すことができました。
この映画は非常に深い!
喪失してしまった自分の過去をさぐるべき気合でその時代に戻る。
ここらへんはクリストファー・リーブの「ある日どこかで」に近い気もします。
時空を越えた作品というのは必ずファンタジーに仕上がってドキドキするエンタテイメントに仕上げるか、うっとりするラブストーリーに仕上げるのですが何なのでしょうか?この切なさ。
こちらをとればあちらをたたず、ではこちらの道を選んだならば誰かがまた犠牲になる。人生の岐路を振り返って人は何度も考え、そのとき選ばなかった道を思い返して後悔する。
だけれど、そこでその道を選べばまた違うものが犠牲になったり、まったく別の人生のレールがしいていかれることになる。どの道を選んでも得るものも失うものも同等の可能性を秘めているのだ。
マルチエンディングで2つのパターンのエンドを見ましたが最後まで観客に清々しい気分を与えず憂いを残して終わるエンディングでした。
素敵な作品を見るとなかなかどこから切っていいのかよくわからないなぁ・・・・
この映画のタイトル「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」というカオス理論ですが、これって邦題つけたら「風が吹いたら桶屋が儲かる」じゃない?と友人にいったら嫌われました。
コメント
感想楽しみにお待ちしております。
アシュトン・カッチャーもこれでファンになりました。