GOOD MORNING, VIETNAM  〜ベトナム旅行1日目?
眠れないまま7時半に成田へ。
まだ咳こむものの、熱は下がり旅行には微妙なコンディションですが、出発。
成田に近いことだけが自慢の実家でも相当早起きをせねば辿りつけない時間です。
テンションはマックス。
すでに10キロ以上の黄色いスーツケースにラスタカラーのバンドをはめて、スパッツにカーキのカーゴハーフパンツ、スニーカー、白レースのキャミにカーディガン。そして生成りの涼しいニット帽で家を出発しました。久しぶりの広い成田空港で右も左もわからずにキョロキョロと挙動不振な私を今回の同行者のamiちゃんが捕獲。

さて、誰かにいうと何故ベトナムに行きたかったの?と不思議がられる。

ベトナムは長くフランス統治下にあったので、アジアとヨーロッパの文化の入り乱れたところだ。
古い建物にはフランスの面影が残り、ベトナム当地の料理も日本人の口に合う上、フランス料理も驚くくらいの値段でフルコースを楽しむことができるのだ。
そして、シルクと雑貨が日本の1/10ほどの値段で買える。
刺繍はとても美しく細かいもので、縫製の腕もよくオーダーメイドでわずか1日で洋服を作り上げる。

私は杉浦さやかの「ベトナムでみつけた」でその魅力の虜になり、おおたうにの「チェリーコーク」で日本のファッション雑誌を持っていくと数千円で同じものを1日で作り上げることを知った。100円均一でB級バッチャン焼きのコレクターを始めてから、もうずっとずっと行きたかったのです。

今回安いパックなので中華航空で台北で一度トランジットしてホーチミンへの6時間ほどの時間です。

道中の飛行機、私を虜にしたのはスッチーの制服のスカートの短さと、さらなるチャイナ服風のスリットの切れ込みの深さ!!

もーね。機内食運べば、カパっと。
頭上のキャビネットの扉を閉めればカパっとね!
そのスリットから太ももがチラチラしてえろくて、ワタクシ大興奮。
なになに?なんのサービスこれ。ギルガメですか?野坂なつみですか?と。

すっかり親父モードで台北でワクワクしながらチョコレートを食べて飛行機を待っていると
既に機内のワインで出来上がったオッサン軍団に遭遇。
「two?(ふたりなの?という意味らしい)」
「日本人です。」
と答えると、やぁーもう札束とプラチナカードをポケットからバンバン出し、もしおじさんとホーチミンで遊んでくれるならお金つかっちゃうんだけどなぁと酒臭い息。何度も何度も「俺はおじさんなんだけどね?お金はたくさん持ってるからね。一緒におれたちのホテルに泊まろう」と色々な国の札束を広げだす。

キィーー!賊どもー、この下品な同国の親父から金強奪しちゃってOKよー!

にっこり笑顔で「じゃーお金だけ置いていってください!」と返すものの、さっぱり懲りずに金持ち自慢を繰り返す。
なんでそんなにお金持ってるの?と聞くと
「覚せい剤と人身売買よー。かーっかっかっ!」

ポリース!ポリース!ここに口だけ大きいおっさんいまーす。
国辱なので国外出さないでー。
まったく一緒にエコノミーに乗ったくせになにをいってやがりますか!!

再びスリット祭りを体験して、ホーチミンへ到着。
飛行機がベトナムの空港へと降り立つとガタガタガタガタガタガタ!
うっ・・・滑走路が綺麗に舗装されていないのか、砂利道を走ってるような感覚なのです。
そして降り立つ初めてのベトナム。
ここから旅は始まりました。

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