ISBN:4087748030 単行本 伊坂 幸太郎 集英社 ¥1,470
ベトナム呆けで本は読めてません。
風邪もこじらしているので、電車ではぐったりしてしまって本を広げると頭が痛くなるようです。
の、中でもやっと回ってきた伊坂さんの新作(既に数ヶ月たってます)は欠かせません。
小惑星が8年後に地球に衝突し人類がすべて滅亡することがわかり、それから5年たった話。
略奪や殺人などに走ったり、色々なデマゴギーに踊らされて迷走する人類。
暴走を繰り返した人たちも5年が立つうちに諦めて失速して、黄昏てくる。
あと3年をどう有意義に過ごすか考えてきはじめて来た頃の人々の話。
去年の三浦しをんの「むかしのはなし」を初め、こういう「世界終焉もの」というのは己の妄想をして泣いちゃって駄目だ。
勿論伊坂ワールドで色々な家族風景を描かれているのもいい話なのですが、(今回いい意味でも悪い意味でも伊坂色が薄く普通っぽい気もします)例えば自分がこの立場に置かれたらどうしようって想像して泣いちゃうのだ。
会いたいなと思うあの人は、そんな時自分のことを鼻くそほども思い出さないだろうとか考えちゃうとホロホロと涙が出る。
あー。涙とまんないっす。もうこういう地球が終わる話はもう読むのやめよう。悲しくなる。
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。
ベトナム呆けで本は読めてません。
風邪もこじらしているので、電車ではぐったりしてしまって本を広げると頭が痛くなるようです。
の、中でもやっと回ってきた伊坂さんの新作(既に数ヶ月たってます)は欠かせません。
小惑星が8年後に地球に衝突し人類がすべて滅亡することがわかり、それから5年たった話。
略奪や殺人などに走ったり、色々なデマゴギーに踊らされて迷走する人類。
暴走を繰り返した人たちも5年が立つうちに諦めて失速して、黄昏てくる。
あと3年をどう有意義に過ごすか考えてきはじめて来た頃の人々の話。
去年の三浦しをんの「むかしのはなし」を初め、こういう「世界終焉もの」というのは己の妄想をして泣いちゃって駄目だ。
勿論伊坂ワールドで色々な家族風景を描かれているのもいい話なのですが、(今回いい意味でも悪い意味でも伊坂色が薄く普通っぽい気もします)例えば自分がこの立場に置かれたらどうしようって想像して泣いちゃうのだ。
会いたいなと思うあの人は、そんな時自分のことを鼻くそほども思い出さないだろうとか考えちゃうとホロホロと涙が出る。
あー。涙とまんないっす。もうこういう地球が終わる話はもう読むのやめよう。悲しくなる。
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