DVD 松竹 2006/10/28 ¥3,990
「ER 緊急救命室」シリーズの医師役で人気のノア・ワイリー主演によるアクションアドベンチャー。30代を迎えても大学に居座る勉強オタクで本の虫のフリンは、図書館司書という夢の職場に就職。しかし、赴任早々に図書館秘蔵の骨董品が盗まれ…。


こちらテレビ映画です。
近所のツタヤには意外にいいポジションに置かれてました。
私はめっきり今ERから遠のいていますので、出演者自体も馴染みがない!!
唯一主人公の前任司書役でツイン・ピークスのカイル・マクラクランが出演しておりました。ナツカシー。

さて、このトンデモ脚本。どこからつっこんでいいのやらです。
図書館の地下には王の剣や、パンドラの箱など歴史的な宝物が隠されており、それを奪う盗賊団「蛇の手団?」と秘宝を護る司書である主人公とのインディジョーンズばりの大活劇なのだ。有川浩の「図書館戦争」でも司書は武器を取り軍事活動しておりましたが、こちらの司書も大変。ヒロインはターミネーターのサラ・コナーばりのタフさを持ち合わせており得意技は「57通りの方法で人を殺すこと」だそうです。(笑 主人公フリンもジャングルのど真ん中で木に登り、鳥や山の雪で自分の緯度経度をバチリと当ててみせる。このドラマの中での司書はこういう能力を必要とされる。
いやー最近の司書は本当大変だ!!
いいんです。秘宝が隠されていても、盗賊と戦ってもね、ただこの作品中では何故そういう役割を図書館の司書が担うことになったのかがぜーんぜん描かれていないところが腑に落ちないんです。

テレビムービーとしては高視聴率をマークし、続編も作られたようですが、CGなどの稚拙さがやたら目に付きます。
笑う・・ところなのか微妙なのですが、ヒロインがスローモーションでブロンドの髪をなびかせて官能的な音楽とともに登場するなどベタベタな演出とともにゆるいアクション映画として楽しむのが吉かもしれません。
ま、多分続編が日本で発売された時にはまた文句いいつつ見ると思いますが・・・

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