会場:R(アール)
DJ:須永辰緒
敷島
DJ NISHIYAMA
斉藤嘉久
LIVE :SHIMA AND SHIKOU DUO
ホステス:和華
私が今のように足しげくイベントに通うようになったのは去年に終了したオルガンバーでのモダンジャズ入門で今回のホステス和華ちゃんと出会ったことが大きな要因です。
モダンジャズ入門のコンセプトは「ジャズに興味があるけれど敷居が高くてちょっと」と尻込みしてしまう方の為のイベントでした。
最終回は社長も参加して、それはそれは盛り上がり、お客を含めて名残惜しげにイベントを終わったのです。
そのイベントの続編「モダンジャズ入門2」が辰緒さんが新しくプロデュースしている、六本木Rで復活しました。平日のイベントなので、なかなか参加できませんでしたが今回ライブのSHIMA&SHIKOU DUOを聞きたくて無理やり参加することに。
我が身を削って今回参加したのには色々理由がありまして、
「奇跡の夜ジャズ」といわれた彼等の去年のライブ、島さんの空気を切り裂くトランペットをもう一度聴きたかった。
そしてあの日生まれた空気が、言葉に言い表すことの出来ない不思議な空間で、もう一度あの空気を味わい、くさくさしている私の毎日を、あの時までひっぱり戻して欲しかったのです。
島さんならそれが出来ると思っていたし、要求するだけの自分は本当恰好悪いけれど、彼等に与えられたら、また毎日頑張れるなと思えたのです。
そんな長い前置きで向かいました。六本木R。
初めての場所でしたが、音響もすごくよくてライブを見まごうほどの音。クリアでシャープな音が特徴的でLとRに振り分けた音もきれーいに空間に響くのです。ステージもクラブの隅でついでに・・・なんていうものではなくきちんとした舞台があり、今度からみんなfaiとかじゃなくてここでやりませんか??と言いたくなるくらい。
西山さんの流すソイルですっかり踊らされてしまって踊り子もたくさんになった頃、ライブスタート。
今回はジャズの名曲のカバーにオリジナルを織り交ぜてのセットリストでした。
「チュニジアの夜」から始まったこのライブ!!
あーーーこれ!これだよ。この鳥肌。空気を引き裂く刃物のようなトランペットの音。
それを普段の所作のように静かに奏でるんだ。島さんは。
私も色々な想いを込めつつ、願うように聞いてるので胸に刺さる。あー私にもあの奇跡の夜をもう一度。
答えてくれるかのような名曲「枯葉」。泣くような叫ぶような音が痛い。
涙が一筋流れ落ちた。
あっという間のライブの後、心から渇望していた辰緒さんの流す音。
St.vithus danceでもう嬉しくなった。
気が付いたらもう朝で東京は3月なのに初雪。
ホステス和華ちゃんは髪をばっさり切って、また一回りも二回りも成長していた。
彼女のかっこいい生き方と潔さ、気の使い方にいつも元気をもらいます。
SHIMA&SHIKOU DUOと共に彼女からも色々与えられました。
翌日の仕事は眠くて何も出来なくなるだろうと踏んだけれど、逆にテンションがあがりっぱなしで目がキラッキラでしたよ。
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